再生

Rebirth


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Story
 原始惑星オルフェウスの衝突は、オルフェウス自身を粉々にしたばかりか、原始地球のマントルの一部を剥ぎ取り、宇宙空間へと投げ上げた。宇宙で凝結したダストの一部はふたたび地球に落下し、噴火と稲妻の饗宴に加わったが、ロシュ半径の外側まで到達したものは、衝突を繰り返しながら成長を始めた。やがて岩塊どうしの大きさに差がついてくると、大きなものは大きな重力でより多くの物質をかき集めて成長するようになった。
 衝突から1ヶ月、半径2万キロのリングの中では、単一の巨大な岩塊が勝利を収めようとしていた。原始地球に降り注ぐ隕石の数は次第に減少していたが、オルフェウスが衝突した半球に刻まれた巨大な衝突痕が赤々と輝いているのが軌道上からも観察できるのだった。

Background
 巨大衝突による月誕生の様子を描いたパノラマです。初期状態では画面左寄りに原始地球が見え、右に視点を振ると形成途上の月が見えます。カメラは月に近いところにあって、地球と月の視直径がほぼ同じに見えます。原始地球を取り巻いているのがダストとガスのリングで、いまや最大の岩隗となった月に物質を供給し続けています。
 今回のパノラマを作るにあたって最初に思い浮かんだのが、闇夜に光る多重リングクレーターという絵で、したがって実際に誕生直後の月と原始地球がどう見えるかをあまり考慮しない観念的な絵になっています。とくにNewtonのイラストレーションにあるように原始地球が金星なみの雲に覆われていたとすると、地表の様子など宇宙から見えるはずもありません。ただ、地表のかなりの部分が溶融していたとしても、さすがに太陽光の元では光って見えず、そのため昼側と夜側で違う表情が見られるのではないかと思っています。

Production Note
 ダストとガスのリングは、引き伸ばした球体をドーナツ状にならべたものに、それぞれ立体マテリアルによる岩石とガスのマテリアルを与えてあります。ドーナツを用いなかったのは、ドーナツにファジーなマテリアルを与えると、一部が消失して見えてしまうためです。
 地球と月の夜側のマグマの輝きは、プリセットの火山のテクスチャを多少加工して表現しています。
 地球と月、そしてリングだけだとどうも黄色っぽいくすんだ画面になってしまったので、背景の星や星雲をカラフルにしてバランスを取るようにしました(ちょっとやりすぎか?)。

2001/05/20 公開

DATA
[planets]
1B = 128km


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