天王星の五大衛星と日本列島

Five majour Uranian moons and Islands of Japan



*** It's still not PANORAMA! ***

Background
 「太陽系の衛星たち」をつくったときに、天王星五大衛星の小ささが際立っていて面白かったので、今度はもう少し小さいスケールで比べてみることにしました。衛星は、左から天王星に近い順に、ミランダ(赤道半径235km)、アリエル(580km)、ウンブリエル(585km)、チタニア(790km)、オベロン(760km)です。後方の地球の一部は、日本の国土と周辺国が含まれています。
 これら五大衛星はボイジャーによる探査の前から知られており、天王星という惑星の巨大さも手伝ってか、どうしても巨大なイメージを抱いてしまうのですが、「太陽系の衛星たち」で一目瞭然なように、衛星としてはむしろ小さい部類です。日本と比べてみると、いかに小さな世界か、改めて実感します。ボイジャーが撮影したミランダの画像を始めてみたとき、こんなきちんと球形になっている星にこんな深い凹凸があるのかとビックリしましたが、海王星の不定形の衛星プロテウスの「半径」が約210キロと言われているので、要するにミランダは氷主体の星が球形を保てるギリギリの大きさということに過ぎないのかもしれません。

Production Note
 天王星の衛星のテクスチャは、「太陽系の衛星たち」でつかったのと同様で、ウンブリエル以外は探査機が撮影した写真をそのまま貼り付けてます。
 天王星は公転面に対して自転軸がほぼ横倒しになっており、ボイジャー2号が通過した際には、南極方向を太陽に向けていました。別冊日経サイエンス「ボイジャー最後の旅」の言葉を借りれば、ボイジャーは、衛星群が同心円状に公転する天王星系を、まるでダーツの的を射抜くように駆け抜けていったのです。このため、衛星群の軌道を次々に横切りながら観測できた木星や土星と異なり、天王星では、全ての衛星に一辺に最接近するため、あまり観測時間がとれず、しかも各衛星の南半球しか撮影できませんでした。
 ・・・ということで、ここにつかっている衛星のテクスチャも、すべて南半球のものです。全球の地理が明らかになる日が待ち遠しいですね。
 地球のテクスチャは、NASAの「NASA Earth Observatory(→当サイトのリンク集参照)」の「Blue Marble」で公開されてる赤道での解像度約5kmの高解像度テクスチャを使っています。

2004/02/21 公開


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