ブルー・ビーナス(イシュタル大陸上空)

Blue Venus : Above Ishtar Terra



*** It's still not PANORAMA! ***
Nomenclature (上の画像に登場する地域の地名)

Background
 テラフォーミングされた、いつかの金星です。カメラは北極点を見下ろす高緯度地帯にあります。
 眼下に見えるのは金星の二つの大陸の一つ、イシュタル大陸で、地球のオーストラリア大陸ほどの大きさがあります。ほとんどの地域が北緯60度を超え、地球なら北極圏に相当する緯度に位置しますが、氷床が見あたらないのは、きっとこの時代の金星が中生代の地球のように温暖なためでしょう。(^^;)
 画面中央付近の冠雪している部分は、金星で最も標高が高いマックスウェル山地で、高さは1万メートルを超えます。最高峰とは言え、火星のオリンポス山のような独立峰ではありませんが、アメリカ地質調査所が作成した地図には、この山地に「スカディ山」という記載があるので、これが最高地点なのかも知れません。
 ちなみに、金星の経度0度の線は、マックスウェル山地西端部を通って、南半球のアルファ地域へのびています。
 イシュタル大陸は、赤道直下のアフロディテ大陸とかなり様相が異なってます。標高は全体にイシュタル高地の方が高く、またラクシュミ高原(地図参照)を取り巻く山地やマックスウェル山地など、地球の褶曲山脈を彷彿とさせる地形が連なり、大規模なコロナもあまり見られません。もしかすると、より地球の大陸にちかい構造を持っているのかも知れません。

Production Note
 海陸分布、標高の凹凸などの作り方は「アトラ地域上空」と同様です。

2003/02/16 公開


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