接近

Approach


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Story
宇宙船「うそつき野郎号」でパペッティアの惑星船団を出発したルイス・ウー一行は、問題の恒星の南側で通常空間にドロップアウトした。船は大型の核融合ジェットを全力噴射するとともに、無反動スラスター駆動の円盤も後方に張り出し、減速しながら後ずさりに恒星系に侵入を開始した。その減速はほとんど200Gに達したが、船内重力機構の働きは完璧で、ルイスたちのキャビンは快適な1Gに保たれていた。
 接近するにつれて、その恒星にまとわりつくハローの細部が姿をあらわした。それは、地球軌道ほどの水色のリボンでできた完璧なリングだった。太陽系で言えば水星軌道にあたる部分に、もうひとつリングがあり、どうやらこれらが落とす影により、リングの内面に昼夜を作り出す仕組みのようだ。圧倒的なテクノロジーにより建造された人工構造物であった。
 ルイスたちは、小型の恒星のような炎の柱を先に立てて接近しながら、あらゆる周波数帯での呼びかけや警告を待ち受けた。しかし、何時間たっても応答は無い。リングワールドの住民は、通信技術を失ってしまったのか?それとも、何か別のものが待ち受けているのだろうか?

Background
これまで、リングワールド地表近くの景観を描くのに懸命で、そういえば全景を一度も描いていなかったのに気付いて作成したパノラマです。初期状態で宇宙船「うそつき野郎号」が見え、上方に視野を動かすとリングワールドの全景が見渡せます。カメラは太陽の南極方向約1億マイル、距離だけから言えばリングワールドの半径に相当する近さにあるので、全体をフレームに収めるには、少しズームバックする必要があります。
 小説「リングワールド」を読んだことが無い人には、これまでのパノラマの「アーチ(リングワールド自身を内面から眺めた姿)」を見ても、どこがすごいのかさっぱりわからなかったことでしょう。リングワールドの圧倒的なイメージの源泉はなんと言ってもその巨大さ・・・首をめぐらせて見ないと全貌が見えない・・・にあるのですが、それには、遠方から見ると確かにリングに見えることを知っている必要があるかもしれません。

Production Note
 使用したオブジェクトも少なく、1時間ほどでできてしまいました。
 うそつき野郎号は、これまで別のパノラマでも用いてきたゼネラルプロダクツ2号船殻に翼をつけたものです。作中では「1枚のデルタ翼にぴたりとおさまっ」ており、大小計4機の核融合ジェット(うち小2機は前向き)、無反動スラスター駆動、翼端に観測用機器を納めた球体がついているとのことですが、翼のデザインに色気を出して、前進翼でしかも船体が懸垂するような形にしてみました。
 リングワールドは別のモデルでも使用しているものをそのまま使っています。リングワールド、シャドウスクウェアともに各2個の円筒のみからできているシンプルなモデルです。

2001/03/22 公開

DATA
[Ringworld]
1B = 10,000mi
[Lying Bastard]
1B = 10 ft


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