外壁にて

On the top of the Ringworld


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Story
 地上1000マイル。リングワールドの大気は、この一対の外壁によって保たれている。パペッティア人の<至後者>の着陸船で外壁上面に着陸したルイス・ウーとクジン人のハミイーは、滑りやすい足下に気を配りながら、眼下の様子を調べ始めた。
 頭上には、本来真上に見えるはずの太陽が、かなりずれた位置に見える。安定を失ったリングワールドは太陽に向かって移動しつつあり、1年半足らずで太陽表面に接触すると見積もられている。もっとも、その前にシャドウスクウェアに接触して、地表の全ての生命は死に絶えるだろう。
 世界の安定を回復する手がかりが、この地上で見つかるのだろうか?

Background
 「リングワールド」の続編でラリィ・ニーヴンの小説「リングワールドふたたび(The Ringworld Engineers ハヤカワ文庫SF767)」をもとにしたパノラマです。初期状態で「アーチ(リングワールド自身をその地表近くから見た姿)」の根元が見えますが、振り返って反対側のアーチと見比べてもらうと、シャドウスクウェアがつくる昼夜の縞模様の間隔がずいぶん違っているのがわかると思います。これは、リングワールド自身が太陽-シャドウスクウェア系から大きくずれてしまっているためで、その回復を図るための探求は作中で語られます。
 カメラはリングワールドの外壁より内側にあるため、眼下は高さ1000マイルの絶壁となっています。実は、この外壁の描写は前作「リングワールド」と続編「リングワールドふたたび」では少々異なっています。前作では地表面から連続してそそりたつ高さ1000マイルの山脈なのに対し、続編のほうでは、「補修センター(本編参照)」の探索経緯などを見ると、どうも大気圏外のかなりの高さは1枚の壁になっているようです。大気の這い上がりによる損失を考えれば後者のほうが有利に思えますが、描写としては前者のほうが面白いかもしれません。ここでは外壁の内面はほぼ垂直な岩壁として描いており、また外壁に近づくにつれて標高が高くなるように描いています。

Production Note
 リングワールド本体のモデルではスケールが大きすぎ、外壁のディティールまで配置することはできません。そこで、外壁頂部の位置にカメラを置いていったん360度パノラマをレンダリングし、それを背景として外壁と人物、着陸船のみのモデルをつくってレンダリングしました。
 ところで、作中の描写にしたがって、「アーチを35度ほど上がった位置」に「大海洋(Great Ocean)」を配置してみたのですが、パノラマ自体の解像度の低さと、雲に埋もれていることなどから、さっぱり視認することができません。
 外壁近くの標高の高まりは、リングワールドモデルの中で地表面と同じ「地球」のテクスチャを与えた円筒を積層することで表現しています。
 着陸船は作中では「不規則な円錐形」とありますが、ここでは翼をつけた形にし、DoGA-L1でモデリングしました。宇宙服はmyShade2でモデリングしたもので、作中ではもっとやわらかな作業ツナギっぽい感じなのですが、「ノーマルスーツ」みたいになってしまっています。

2000/08/06 公開
2000/05/01 ディティールアップして再公開

DATA
[Ringworld]
1B = 3,218km(2,000mi)
[Wall,Men,Lander]
1B = 1m


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