ウイ・メイド・イット星

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Background
 ラリィ・ニーヴンの一連の小説からなる未来史「ノウン・スペース・シリーズ」に登場する人類の植民惑星のひとつ「ウイ・メイド・イット星」を模式的に描いたパノラマです。初期状態で背後に見える太陽は、こいぬ座のアルファ星プロキオン(赤経7:39:10赤緯+05°13.9'距離11光年)で、その周りの軌道に4つ描かれているのがウィ・メイド・イット星です。一番近くのウイ・メイド・イット星に接近しつつあるのが、人間に代わって惑星を探査し、居住可能かどうかを電波で知らせるラムロボット(バサード式ラムロケットを備えた無人探査船)です。このロボットにより居住可能と判定されると、冬眠状態の植民者を乗せたスローボート(ラムロボットより低速の核融合ロケット)が太陽系を出発します。
 このラムロボットが曲者ありで、着陸した狭い範囲・時期の気候だけで居住適性を判断してしまいます。このため、ノウン・スペースの植民惑星はそろいもそろって個性派ぞろいです。
 ウィ・メイド・イット星は自転軸が公転面に対して大きく傾いているため気候の季節変化が極めて大きく、自転軸が太陽方向と直角になる春と秋(手前と太陽の向こう側のモデル)には惑星全体にまんべんなく太陽光があたり穏やかですが、自転軸が太陽の方向を向く夏と冬(太陽の両脇のモデル)には、南北いずれか一方の半球全体が白夜(または暗黒)になるため、温度差によりすさまじい嵐が吹き荒れます。ラムロボットが着陸したのは穏やかな春の時期だったため、植民者たちは強風を避けるため地下式住宅を建設する羽目になりました。 ※もっとも、多少とも水が地表にあれば、実際は季節変動はずいぶん緩和されるのではないかと思うのですが・・。
 ノウン・スペース・シリーズに属する短編集「中性子星」で活躍するベーオウルフ・シェイファーは、このウイ・メイド・イット星の出身です。ウイ・メイド・イット星出身者はクラッシュランダー(不時着人)とあだ名され(地球人はフラットランダー=「平地人」)、低重力のためひょろ長い体形をしています。

Production Note
 全てのオブジェクトはBryceプリミティブオブジェクトで作成しました。自転方向をあらわす矢印はピクチャによる2Dテクスチャで、それ以外は全て手続き型テクスチャです。
 ウイ・メイド・イット星表面は「白黒」のテクスチャで海陸を表現し、雲は「天気図」のテクスチャをマスクとして2種類の雲のマテリアルを合成してあります。
 光源は太陽に点光源を仕込む代わりに4方向の平行光源を惑星に向けて配置してあります。惑星と太陽のモデル間の距離が近すぎて、点光源だと惑星の影の範囲が大きくなってしまうためです。

2001/12/08 公開

DATA
[All objects]
Not Scale


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