聖桜船

Templar Cherry ship "Sacrachill"



*** It's still not PANORAMA! ***

Story
 惑星ハイペリオンに春を告げる華霊修道士会の巡礼が、全長1kmにおよぶ聖桜船「サクラチル」号に乗って今年もやってきました。

Background
 元々のネタは、ダン・シモンズの小説「ハイペリオン」に登場する森霊修道士会の聖樹船(=Tree Ship)「イグドラシル(Yggdrasil)」号です。惑星ゴッズ・グローヴに自生する巨大な樹木に生命維持装置や推進機関を取り付けて丸ごと宇宙船にしたもので、物語の中で、巡礼たちをハイペリオンに送り届ける役目を担います。
 人物はスケール感を出すために置いたものですが、作中のハイペリオンには月が無いので、接近した小惑星を探査または軌道変更するための調査員ということにしてあります。
 Bryce5にはせっかく樹木生成機能がついているので、ぜひイグドラシルを視覚化してみたいと思っていたのですが、4月開催のMOMO展に応募する作品として作り始めたため、季節ものパロディになってしまいました・・。(^_^;)

Production Note
 聖桜船はBryce5の樹木生成機能で幹、葉のつき方ともに「林檎」を用いており、葉っぱオブジェクトには「雲」をピンクっぽく変更したテクスチャで着色してあります。本当は、アルファチャンネルに斑点テクスチャを適用して花びらっぽい形に打ち抜いてあるのですが、マテリアルラボではちゃんと表示されるのに、レンダ結果にはなぜか反映されません。Y.Shimizu.comには桜並木の作例があったので、このへんは研究の余地がありそうです。
 人物は「フォボス」以来使いまわしているモデルで、myShade3でモデリングし、Bryceプロシージャルテクスチャで着色・陰影付けしています。着陸船はDoGAのパーツにmyShade3で着陸脚、アンテナを追加したものです。
 逆光フレアは、「アレス」で用いたものの流用で、聖桜船背後の光条(レイ)はBryceのプロシージャルテクスチャ、手前に漏れる光はBryceプリセットの太陽を別途レンダリングしたものをピクチャとして加算処理しています(このピクチャは、実在惑星の絵を描く際に、Bryceデフォルトの太陽では視直径が大きすぎてカッコ悪いので、代替用に用いているものです)。逆光フレアは通常画像として作成する分には後処理で描き加えてもいいのですが、パノラマとして作る場合は画像のつなぎ目をまたぐと非常に面倒(と言うより事実上対応不可能)なので、シーンオブジェクトと同時に描画させるようにしています。

2002/04/07 公開(モモ展バージョン)

DATA
[Templar Cherry Ship"Sacrachill"]
Not Scale


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