遭遇

Encounter with RAMA


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Story
 惑星探査機「シータ」による小惑星31/439「ラーマ」の接近観測は、ランデブーどころか通過時間の最短記録になりそうだった。両者はたがいに時速20万キロですれ違うことになっていたからだ。最接近の5分前には全ての観測機器が起動され、カメラを搭載した子機が放出された。
 まもなく地球に届いたラーマの画像に、世界は驚愕した。そこに写っていたのは、クレーターに覆われた岩隗ではなく、幾何学的に完璧な円筒だったのだ。さらに探査機の飛跡から算出されたラーマの質量は、それが中空であることを示唆していた。
 ラーマは異星から飛来した人工物体であることが明白となった。人類と異星文明とのファーストコンタクトの瞬間であった。

Background
 アーサー・C・クラークの小説「宇宙のランデブー(Rendezvous with Rama : ハヤカワ文庫SF629)」を題材にしたパノラマです。カメラはラーマの近いほうの平面のふちから10キロあまりにあります。
 初期状態で正面下方に見える円筒状の物体がラーマで、直径20キロ、長さ50キロです。側面の中ほどには、大昔の隕石の衝突痕(幅約1キロ)が見えます。ラーマは長軸を中心に4分半の周期で自転しており、両端の平面はそれぞれ「北極」「南極」と呼ばれます。このパノラマでは北極の平面が見えています。小説では北極平面の中心付近に直径100mのドッキング口と直径10mのトーチカ状構造物3基があるとしており、このパノラマでも実際に配置していますが、小さすぎて画面では確認できません。
 左後方に見える、大きなパラボラアンテナを備えた物体が惑星探査機シータで、周囲にはシータから放出されたカメラポッドがいくつか飛んでいます。シータはもともと火星から海王星にむかう高速探査機との記述があるため、後部には現地で減速するためのブースターロケットをつけて描いてみました。シータ探査機本体は、2004年に土星に到着予定のアメリカの惑星探査機カッシーニを、カメラポッドは1991年から1998年までに全天の高エネルギー天体を観測したコンプトン・ガンマ線天文観測衛星(CGRO)の形状を参考にしています。

 My Favoritesでも紹介しているUnknown Spaceでは、ラーマを題材としたオリジナルCGが公開されています。ラーマと同様円筒形の宇宙船に作者のT.MORI氏自身が駆るUnknownMan号が遭遇するという筋書きです。Close encounterEntranceそしてOrganic machineの3作品です。このシリーズでは、様々なSF作品の名場面が独自アレンジによりMORIさんの未来史に再構築されており、とにかくカッコいいのです。この先どこまで広がっていくか楽しみです。

Production Note
 ラーマ、シータはBryce3Dのプリミティブオブジェクトで作成しました。カメラポッドはmyShade2で作成した本体と、DoGA-L1のパーツを組み合わせて作成してあります。

2001/10/8 公開

DATA
[RAMA]
1B = 10m


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