メイフラワー2世号

MayFlower II


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Story
全長6マイルを超える植民船「メイフラワー2世号」は、太陽系から4.3光年離れたケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)をめぐる惑星ケイロン上空1万5000マイルで、その20年に及ぶ旅を終えた。40年前の植民船クワン・インは、いまは宇宙基地として利用され、先端部の居住区画に擬似重力を得るためバトンのように回転している。初代ケイロン人は、クワン・インに積み込まれた遺伝情報から文字通り想像されたが、彼らと接触をもった地球人はまだ誰もいない。メイフラワーからの初めての訪問団と護衛の兵士たちは、シャトルに分乗してケイロン人たちの待つクワン・インへと向かった。

Background
ジェイムズ・P・ホーガンの小説「断絶への航海(Voyage from Yesterday ハヤカワ文庫SF)」でのケイロン人との最初の出会いの場面をもとにしたパノラマです。初期状態で正面に見えるのが惑星ケイロンで地球よりやや大きい直径9000マイル、手前に見える宇宙船がクワン・イン(漢字で書くと「観音」)です。ケイロンの右上には、二つの衛星ロムルスとレムス、さらに右にはケイロンの「太陽」アルファ・ケンタウリAが見えます。左後方にはメイフラワー2世号が、その上方にはアルファ・ケンタウリBと赤い小ぶりなプロキシマ・ケンタウリ(アルファ・ケンタウリは3連星です)が輝いています。
 メイフラワー号は全長6マイル、直径1.5マイルのラムロケット船(星間水素原子を電磁的にすい集めることにより燃料を得て推進する宇宙船)で、先端部近くに直径6マイルの居住用リングがついており、回転により内部に擬似重力を作り出しています。居住リングは16のモジュールに分かれており、船が加速・減速中には接合部で回転して船内重力の向きを調整します。先端のラムスクープ・コーン(星間水素を集める電磁場を形成する漏斗型の構造物)のすぐ後にある複雑な形状はメイフラワーの兵器が集約された「戦闘モジュール」で、本船から分離して戦闘艦として使用することができます。
 小説では、メイフラワーはケイロン上空2万5千マイルの周回軌道に乗った後、1万マイル下を巡るクワン・インに向かうのですが、それだとパノラマにしたとき2隻の船を同時に描けないので、ここではメイフラワーがクワン・インと近い軌道に乗ったことにしています。クワン・インはメイフラワーと異なり熱核ロケットで、有害な放射線を発する機関部と居住区を遠ざけるため亜鈴型をしています。
 シャトルの形状や大きさについては作中で特に描写はありませんが、ここでは旅客機なみの150m程度の大型船とし、メイフラワー号との比較の尺度としています。もっとも、派手にジェットを吹いて飛行しているのは意図的な誇張です。居住リングに影を落とすシャトルが見えるでしょうか?

Production Note
構図を決めるとき気付いたのですが、惑星探査機のフライバイアニメーションの見すぎか、これまで惑星というと左半分が照らされた半月状ばかり描いてきたようです。惑星をフライバイする探査機は必ず惑星の公転後方を通るため、北を上にして描くと常に左側が照らされた絵になるのです。今回はフライバイとはまったく関係がないので、思い切って右から照らされた天体配置にして見ました(この程度で思い切るのも情けない気がしますが・・)。
 シャトルはBryce3DのCD-ROMに収録されているpshuttle.dxfをそのまま使っています。形が大雑把なので、それっぽい雰囲気を出すのに苦戦してます。もっとプリミティブな形状にしても良かったのですが、シャトルの編隊飛行というシチュエーションの魅力に、またしても負けてしまいました・・。

2001/03/11 公開

DATA
[MayFlower II and Spaceships]
1B = 0.1Mi
[Planets]
1B = 1Mi


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