ロシュ・ワールド

The Roche World


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Background
 ロバート・L・フォワードの小説「ロシュ・ワールド(The Flight of the Dragonfly:ハヤカワSF文庫627:絶版)」を元にしたパノラマです。カメラは超近接二重惑星「ロシュ・ワールド」の中間点上空4,000kmにあります。頭上に輝くのはロシュ・ワールドの主星で太陽から5.9光年に実在するバーナード星、背後にある巨大な物体は、直径300kmの帆を備えた光子帆船「プロメテウス」です。
 ロシュ・ワールドは直径3,000kmあまりの二つの惑星が衝突ギリギリの距離で互いに公転しあう二重星です。その形は潮汐力により本来の球形ではなく卵のような形に引き伸ばされ、大気を共有しています。一方が他方よりわずかに小さいため、水は一方に集まり、他方は火星のような砂漠になっています。海に覆われたほうは「オー・ローブ」、砂漠のほうは「ロシュ・ローブ」と名づけられました。
 プロメテウスは、超軽量で超大型の帆に光を受け、その圧力(光圧)により推進力を得る宇宙船です。太陽系から出発するときの加速とバーナード星系に到着するときの減速には、水星の衛星軌道上の巨大レーザーにより推進力を得、到着後はバーナード星の光を巧みに利用して各惑星を探査します。調査隊と観測機器を載せた本体部分は長さ66m、直径20mの円筒形で、胴体中間部は着陸船などで占められてます。

Production Note
 ロシュ・ワールドはmyShade2でモデリングしました。惑星本体くらいはBryceプリセットの卵型を使っても良かったのですが、大気の形状との調整が面倒だったので、一緒に作ってしまいました。
 プロメテウス号はすべてBryceプリミティブオブジェクトで作成し、手続き型テクスチャを与えてあります。帆の部分は1B=1mのスケールで30,000Bのドーナツなので、実は直径30kmしかありません。1B=10mに縮小すれば300kmの帆を作れたのですが、30kmでも宇宙船本体にカメラを近づけるとほとんど無限遠に見えるので、割り切ってそのまま使いました。
 画面が全体に赤みがかっているのは、バーナード星が太陽より小型低温(直径は太陽の0.12倍、表面温度3330K)で赤い色をしているのを反映したものです。

2001/10/28 公開

DATA
[The Roche World]
1B = 1.0 km
[Starship"Prometheus"]
1B = 1.0 m


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