シェフィールド上空5000m

5,000m above Sheffield


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Background
 キム・スタンリー・ロビンスンの「レッド・マーズ(RED MARS:創元SF文庫707 02,707 03)」で軌道エレベーターが設置される都市「シェフィールド」の上空500mからみたパノラマです。シェフィールドはタルシス三山の中央をしめるパボニス山の山頂外輪山南縁にあります。緯度が赤道直下でしかも火星屈指の高地とあって、軌道エレベーター(=エレベーター付き静止衛星)の係留点に選ばれています。(肝心の都市は描画していないので、建設予定地ということにしておきます。(^^;))
 初期状態でカメラは真北を向いており、タルシス三山の北側の火山、アスクレウス火山が見えます。手前に見えるのは、パオニス火山自身の山頂カルデラです。東の地平線にギザギザした部分がありますが、これはマリネリス峡谷の西端部をなす崩壊地形「ノクティス・ラビリンサス(夜の迷宮)」の峡谷群です。南側には、やはりタルシス三山のひとつアルシア山が見えます。そして、遙か西には太陽系最大の火山オリンポスの偉容を望むことができます。オリンポスのやや南側(左より)に見える山はビブリス・パテラと呼ばれる小型の火山です。オリンポスとあまり違わない大きさに見えますが、これは距離がオリンポスまでの半分もないためで、実際の山体はパボニスのカルデラに収まってしまう程度です。
 ところで、シェフィールドは、軌道エレベーターを題材にした小説「星ぼしに架ける橋(ハヤカワSF文庫:絶版)の作者です。また、作中の軌道エレベーターの上空側アンカーとなる小惑星は「クラーク」と名付けられており、これもアーサー・C・クラークが同様の小説「楽園の泉(ハヤカワSF文庫)」を書いたことにちなんでいます。」(

Production Note
 初めてカシミール3Dで作成したパノラマです。キュービックパノラマを作る際の設定は、描画サイズは正方形、画角はレンズの詳細設定で90度に設定すればOKです。また、太陽の位置が視線に追従しないよう設定しておく必要があります。
 使用したデータは、NASAの火星探査機マーズ・グローバルサーバイヤーのレーザー高度計観測値に基づく、USGSの1/32数値標高地図を使用しています。

2003/05/11 公開


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