宇宙塔

TOWER


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Background
アーサー・C・クラーク「楽園の泉」で描かれる「宇宙塔」を題材にした作品です。赤道上3万6000キロ上空の静止衛星 「アショーカ宇宙ステーション」と地表を結ぶ、いわゆる「軌道エレベーター」で、いままさに地上から1基のゴンドラが到着しようとしています。パノラマでは、この他に上方と下方に2基のゴンドラが見えます。エレベーターは地上と静止軌道との往復だけでなく、静止軌道からより遠方への射出装置としても使用されます。
 塔を支えるのは、無重力下でしか量産できず、数ミクロンの太さで数トンの張力に耐えるダイヤモンド結晶繊維(むろん架空の材料)で、一辺40mの正方形断面の塔の表面をゴンドラが往復して乗客を運びます。片道5時間の行程です。
 アショーカ宇宙ステーションの形状寸法は作中では詳述されていませんが、近距離宇宙船の発着基地としても利用されること、宇宙船航行の通信・管制基地としての役割を持っていることなどから、乗降用施設とアンテナ群を備えた形状にしてみました。また作中では語られていませんが、塔表面には太陽電池を敷き詰めています。ステーションを6角柱状にしたのは、将来東西にチューブを伸ばして隣接する「孔子」「イムホテップ」など静止軌道ステーション群と接続し、軌道リングを作る余地を残すためです。エピローグでは、遠い将来の軌道リングの様子を垣間見ることができます。
 作中で、この宇宙塔はインド洋に浮かぶアショーカ宇宙ステーションから「タプロバニー(スリランカを赤道上に移した架空の島)」に向かって建設されます。「塔」は基本的に静止衛星なので、その重心を静止軌道上に保つため、エレベーターは地表へのばすと同時に反対の上空に向かっても建設され、カウンターウェイトとなります。また遙か下方地上2万5000キロには地上用と宇宙用ゴンドラ乗り換えと発電施設をかねた中間駅がありますが、遠すぎて見えません。

Production Note
物語の舞台は22世紀であるため、地球の夜側には都市の明かりを入れてあります(わかりますか?)。地球の表面、夜側の明かり、雲のパターンなどは、リンク集でも紹介しているLiving Earth inc.のフリーサンプル画像を多少加工して用いており、結構リアルに仕上がりました。
 月は、実際の比率だと描画時につぶれてしまうため、実際の2倍程度の視直径に誇張してあります。塔の上方に半月型が見えるでしょうか?

2000/08/28 公開
2001/03/25 ディティールアップして再公開

DATA
[Tower]
1B = 1.0m
[Earth , Moon]
1B = 1.0km
[Earth Texture]
Based on "Living Earth inc." sample images


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