2003 X'mas特別企画

	
2003 X'mas特別企画として不定期連載(!)したものをまとめてみました。 いつ連載したのかは、司書室長も忘れておりますが(笑)12/1-24の間に アップしたものの筈です。 書くと言っておきながら、結局アップしそびれた番外編もオマケとして つけておきました。 よろしければ、ご笑覧くださいまし。
★ 最近のX'mas特別企画 その1 「恋人がサンタクロース」 ★ KUN 「ねー、本当にやるの?」 司書室長 「やるやる、今年はクリスマス企画をちゃんとやる」 KUN  「ぜったい三日坊主だと思うけどな」 司書室長 「というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、 本、歌などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUN です。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、一回目は、ご存じ 松任谷由美の『恋人がサンタクロース』」 KUN  「えらくメジャーじゃない?この図書館ぽくないよ?」 司書室長 「いいの。今日、お店のBGMに流れてたからじゃないわよ、荒井由美 はちゃんと好きだったのよう」 KUN  「古すぎー、ってか、ユーミンそのものがバブルの象徴、ってかんじ」 司書室長 「でも、『中央フリーウェイ』とか、『ノーサイド』とか、今でも うるうるしちゃうー」 KUN  「はいはいはい。で、『恋人がサンタクロース』も好きなのね」 司書室長 「ううん、別にー。ってか、このあたりの作品から後は、あまりユーミン を知らないのよね」 KUN  「そなの?じゃ、思い入れとかないの?」 司書室長 「いやある、ってか、できた。 つい最近、とある文章でみかけたのよねー」 KUN  「なに、もったいぶってんの?」 司書室長 「クリスマスに彼氏とおしゃれなお店でデートする、、ってな文化は、 この曲が原因らしいのよっ!!!」 KUN  「・・・ん?それって、もしかして・・・うらみつらみ、とかって・・・やつ?」 司書室長 「そうよそうよ!この曲さえなければ、一部の人々がつらい思いをしなくて すんだ筈なのよ!(ぜいぜいぜい)」 KUN  「まあまあ、落ち着いてよう」 司書室長 「早く帰らなくていいのー、とか上司にいじめられつつ、イブの夜に仕事が 終わらずに残業するつらさをわかってるのか、ユーミンはぁあぁぁ!!」 KUN  「なんか、この企画・・・第1回目から踏みはずしちゃってる気が するんだけど・・・」 司書室長 「(ぜいぜいぜい)」 KUN  「なにはともあれ、いつまで続くかわからないクリスマス企画・・・ よかったらまた読んでやってくださいねー」 司書室長 「(壁に向かって)ユーミンとスキー場のバカヤローぉぉぉぉぉ 」
★ 最近のX'mas特別企画 その2 「半神」 ★ KUN  「ねー、本当にやるの?」 司書室長 「やるやる、今年はクリスマス企画をちゃんとやる」 KUN  「ぜったい三日坊主だと思うけどな」 司書室長 「というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、 本、歌などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。 よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、2回目は、ワタクシの大好きな『半神』をとりあげましょう」 KUN  「待ってました!いかにも、うちの図書館らしいよね、、、って、 クリスマスのシーンなんてあったっけ?」 司書室長 「あ、萩尾望都さんのコミックのほうじゃなくて、野田秀樹の芝居のほうね」 KUN  「えー、ぼくは原作のコミックのほうが好きなんだけどー。たった 16ページで泣かせるの」 司書室長 「いや、私もコミック版は大好きだけど、お題はクリスマスだからねえ。」 KUN  「芝居版では、シュラとマリアのお誕生日が、クリスマスって設定 なんだっけ」 司書室長 「そうそう、せめてクリスマスでよかったね、という・・・」 KUN  「よくはないんだけど、、、せつないよねえ」 司書室長 「内容を知らない方のために説明すると、シュラとマリアはシャム双生児の 少女で、シュラは賢くて醜く、マリアは美しくて知恵遅れ。でも、 分離手術をしないと二人とも生き残れない」 KUN  「どちらかひとりしか生き残れない・・・。残酷な設定だよね」 司書室長 「基本設定はコミック版と同じ。芝居版は、それに化け物からの誘惑やら ラセン方程式やら膨らませることによって、ラストが活きてくる」        KUN  「脚本は望都さん担当ってなってるけど、かなり野田さんっぽいよね」 司書室長 「ハートのエースのトランプを取り合うところが、痛かったなあ」 KUN  「心臓、だよね。あと、レイブラッドベリの『霧笛』の朗読シーンから はじまるんだっけ」 司書室長 「そうそう、あれは野田さんが入れたらしいけど、霧笛好きにはたまらないー」 KUN  「ぼくは、なんで霧笛?って思ったけどなあ。いまいち重ならないよう」 司書室長 「いいのっ!望都さんワールドが表現されてれば!」 KUN  「たしか、セリフを完全に暗記してから、観に行ったんでしょ?」 司書室長 「そうそう。演出変えてたとこや、アドリブをぜんぶメモった覚えが。       それでも生で観たのは感動したなー(しみじみ)。あ、円城寺あやさんの 遊眠社版のほうね」 KUN  「深津絵里バージョンはイマイチ?」 司書室長 「だって、シュラがかわいすぎるんだもん。深津ちゃんに、どうして あたしは醜いの?って言われても・・」 KUN  「深津絵里のほうが、原作のイメージには近いと思うんだけど」 司書室長 「シュラはシュラでも、萩尾望都版『百億の昼と千億の夜』の あしゅらおう なら許す!」 KUN  「って、そうきましたかー。ぜんぜん、クリスマスと関係ない話になっちゃったけど」 司書室長 「いや、キリストつながりってことで」 KUN  「それって、めちゃくちゃ悪役じゃん!」 司書室長 「ちゃんちゃん♪」
★ 最近のX'mas特別企画 その3 「真夏の国」 喜多尚江 白泉社コミック ★ KUN  「ねー、本当にやるの?」 司書室長 「やるやる、今年はクリスマス企画をちゃんとやる」 KUN  「ぜったい三日坊主だと思うけどな」 司書室長 「というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、 本、歌などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。 よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、3回目は、コミックネタが続きますが『真夏の国』をとりあげようかと。」 KUN  「クリスマスなのに真夏の国(笑)。あれって、ずっと真夏の世界なのかな?       千世ちゃんが厚着をするシーンがあったよねえ」 司書室長 「でも、麦わら帽子にスリップドレスのイメージが強いからなー」 KUN  「永遠に続いている夏休みのようなイメージがするんだよね、って 戦争の話ではあるんだけど」 司書室長 「ご存じの方は少ないと思いますので簡単に説明しますと、喜多尚江さんは 白泉社系で少女漫画をお書きになっている方。ファンタジー設定の学園モノとか、 和ものファンタジー作品が多いのですが、『真夏の国』はめずらしくSFな作品です」 KUN  「そういえば、ほかにSFって思いつかないね」 司書室長 「世界を滅亡させる最終兵器DEMIGOD。これを作動させる鍵が、兵器を作った 科学者の娘、千世の『声』。おかげで、軍やらレジスタンスが、口が利けない千世を つけ狙う。千世のことを大好きな少年、厚士が彼女を守ろうとするのだけど・・・ というお話です」 KUN  「千世ちゃん、かわいいよねえ。しゃべらないから、ちょっと神秘的」 司書室長 「で、千世のことが好きで好きでたまらない、子犬のような厚士くんがまたかわいいんだ」 KUN  「軍やレジスタンスに追われている、って設定だけど、わりとのほほんっとした おはなしだよね」 司書室長 「千世を泳がせておこう、って展開ではあるけど」 KUN 「千世ちゃんの保護者のおじさんも、あんまり緊迫感ないしー」 司書室長 「そこは、喜多尚江さんの作品だから。でも、微妙な人間関係がいいのよう」 KUN 「良子さんやら香雨さんやら、かっこいい女性もいっぱい出てくるしねー。      で、肝心のクリスマスネタって・・・もしかして、美行君のおはなし?」 司書室長 「そうそう。あのエピソード、すごく好きなのー。厚士君の友達(実はスパイ)で、 孤児で女嫌いの美行君が、ずっと探していた母親と会うシーン」 KUN  「野田版『半神』に引き続き、美行君もクリスマスが誕生日って設定なんだね」 司書室長 「ネタばれになるから、詳しく書けないけど・・・いい大人にはクリスマスプレゼントを くださーい!」 KUN 「彼は、いい大人だからもらえたんだよ・・・(ぼそっ)」 司書室長 「え?それって、ワタクシが悪い大人って、意味???」 KUN 「そ、、そんな意味では、、、えっとお、、、」 司書室長 「わかりました、KUNには、プレゼントはあげません(きっぱり)」 KUN 「えーんそんなー」 司書室長 「せっかくいろいろ考えていたのに、残念だったねえ。じゃ、そういうことで。(すたすたすた)」 KUN 「・・・うーん、やっぱり、口は『災い』の元?!」
★ 最近のX'mas特別企画 その4 「彗星はいつも一人」 ★ 「彗星はいつも一人」 演劇集団キャラメルボックス (サンシャイン劇場 2003.12.5) KUN  「今回は観劇記録なのね」 司書室長 「想定外だったんだけど、いちおうネタになるしってことで。       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、4回目は、キャラメルボックスの『彗星はいつも一人』ってことで」 KUN  「キャラメルボックスっていえば、おこちゃま向け劇団ってイメージがどうも強いよね」 司書室長 「根強いファンが多いけど、キャラメルしか観ないファンが多そうなイメージがあるのよ」 KUN  「とかいいつつ、司書室長もキャラメルボックスから芝居を見始めたクチでしょー?」 司書室長 「野田秀樹だけは観てたんだけどね。ずぶずぶとのめりこんだのはキャラメルのせい」 KUN  「昔のキャラメル作品って、夢の遊眠社(野田秀樹)の影響が強いよね。あと、SFと」 司書室長 「SFとの関連はまた今度書こうと思ってるので、今回は彗星とレインディアの感想で」 KUN  「はあい。で、キャラメルボックス恒例クリスマスツアー作品、正直言ってどうだった?」 司書室長 「うーん、イマイチなんだよなあ。『レインディアエクスプレス』という好きだった 作品の改稿版なんだけど」 KUN  「ぼくねえ、なんで彗星なのかぴんときてないんだよ。まるで76年後にやってくる みたいじゃない?」 司書室長 「あと、不死の男と死の病を抱えた男が出ていながら、親に素直になれない子供の話に 落ち着いてしまうのが、ねえ」 KUN  「最近のキャラメルって、そういう話ばかりだよねー。素直になれないキャラが 心情を告白してメデタシメデタシ」 司書室長 「きついなあ。そういう少年の話とかも好きなんだけど」 KUN  「せっかくファンタジー要素を持ち込んでも、活きてこないんだもん。特に最近のは」 司書室長 「ナオおばあちゃんの話は、レインディアのときも大好きだったんだけど」 KUN  「カジシンさんチックな設定で、みえみえだけどね。どうして、本人だと思ったのか、謎だしー」 司書室長 「そういうとこには目をつぶるのが、キャラメルを味わう秘訣なのー!」 KUN  「はいはい」 司書室長 「かならずハッピーエンドで嬉しいし、初心者(特に、女の子)に薦めやすい芝居では あるけれど、ストーリーのムリヤリな感じに違和感ごろごろ、てなとこでしょうか」 KUN  「もちろん、成井さんは、かっちりとわかりやすいお芝居を作れる方だとわかってる からこその文句なんだけどねー」
★ 最近のX'mas特別企画 その5 「魔法飛行」 加納朋子 創元推理文庫 ★ KUN  「よかったあ、その3とか4でやめたら、本当に三日坊主だったもんね」 司書室長 「ちゃんとクリスマス企画はやるってばあ」 KUN  「でも、ネタ切れがこわいんでしょ、知ってるもん」 司書室長 「なんとかするわよ!いざとなったら、キャラメルボックス作品リスト という裏技があるしー(笑)       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、5回目は、加納朋子さんの『魔法飛行』ってことで」 KUN  「うわあ。真打ちをこんなに早くだしちゃっていいのー?」 司書室長 「だって、コミックや芝居ばっかり続くのもねえ」 KUN  「うーん、そうだねー。このあともコミックネタ多そうだし・・・」 司書室長 「というわけで、加納朋子さんのデビュー作『ななつのこ』の続編である『魔法飛行』は 構成が見事。推理短編集といっても、すべての短編を通して語られる謎、というか      インターバルに差し挟まれる謎が、最後の短編で解き明かされるその巧さ!」 KUN  「でも、『ななつのこ』の猫の和尚さんの謎も、解いてみると、すごかったんだよね?」 司書室長 「そうそう、某掲示板で話題になった『ななつのこ』の謎を解いたら、あまりに       よく考えられた構成で脱帽したことが。すごい、加納さんって!」 KUN  「とりあえず『魔法飛行』に話題を戻すよー。で、クリスマス、っていうと 駒子ちゃんのコート、だよね?」 司書室長 「そうなのよう。赤いコートを見かけると、あ、駒子ちゃんの、って思っちゃうのよね」 KUN  「えとえと、主人公の短大生の駒子ちゃんが赤いコートを買うエピソードがあるのね。 で、ラストシーンで       そのコートを着て走るシーンがクリスマスの雪の夜・・・だっけ?」 司書室長 「ワタクシの記憶が確かならば」 KUN  「揮発性メモリだからあんまりあてにならないんだけど、、、で、赤いコートといえば、 駒子ちゃん、と」 司書室長 「駒子ちゃんって、北村薫さんの【円紫さんとわたし】シリーズの主人公、女子大学生の ”わたし”に比較されがちだけど、今思うと、駒子ちゃんってすごく素直で無防備な かんじがする。”わたし”のような賢しげなかんじがしないのね。良い悪いはおいといて」 KUN  「リアルタイムに学生時代に読んだときは、”わたし”にすごく親近感が 湧いたんじゃなかったっけ?」 司書室長 「そうねえ。加納朋子は社会人になってから読んだから比較はできないけど」 KUN  「まあ、青春時代ってのは、あとからほのぼの思うモノ、なんでしょ?」 司書室長 「駒子ちゃんのような素敵な出会いがありさえすればねえ・・・うっうっうっ」 KUN  「あ・・・もしかして、また地雷を踏んじゃったのかなあ、僕・・・」
★ 最近のX'mas特別企画 その6 「レディ・ジョーカー」  高村薫 ★ KUN  「そろそろ、ネタ切れの心配より、使い切れないことを心配したほうがよいのかな?」 司書室長 「まだまだ甘いわよう」 KUN  「でも、おともだちのみーちゃんが、いろいろ教えてくれたんでしょ?」 司書室長 「そうなんだけど、読んでないのよ。せめてアシモフ、せめてミスマープル・・ 番外編で紹介するかも。       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、6回目は、ミステリつながりで『レディ・ジョーカー』ってことで」 KUN  「クリスマスって、やっぱりあのセリフのコト?」 司書室長 「もちろん!でも、これから読むひとの楽しみを奪ってはいけないので、 詳細には触れません(笑)」 KUN  「合田刑事シリーズ、3作目だよね」 司書室長 「うん。独立して読めるけどね。1作目の『マークスの山』と、この『レディ・ジョーカー』には、 はまりまくったなあ」 KUN  「2作目の『照柿』って・・・その手の女性には受けが悪い気がする」 司書室長 「うっさいわねえ。男の友情ってやつに、アコガレるお年頃なのよ。ほっといて!」 KUN  「てな邪道な読み方をする読者は、ほっといて。 この『レディ・ジョーカー』は、 ビール会社の社長が誘拐される事件を中心に進むのですが、いろんな人たちからの視点 で書かれており、それらが次第に絡み合ってくるところがすごいですー!」 司書室長 「(気を取り直し)上手いのよねえ、企業恐喝の手口とかやられたー!と思ったものね」 KUN  「警察の視点とか、新聞記者の視点とか、いろんな読み方ができるしねー」 司書室長 「個人的には、合田刑事のヴァイオリンの練習シーンが気になって気になって・・・」 KUN  「夜中に公園で練習するとこ?」 司書室長 「そんなにいい楽器を、真冬の夜に外で弾くなんて、、、」 KUN  「楽器が痛みそう」 司書室長 「私が執着しすぎるのかもしれないけど、楽器の扱いって気になるのよね」 KUN  「けっこう、こだわるよねー」 司書室長 「とあるコミックで、バイオリニストの死体の横にストラディバリが転がっていて、 ダイイングメッセージが床に、ってシーン。そりゃ嘘だー!って思ったもん」 KUN  「ダイイングメッセージを書くヒマがあったら・・・」 司書室長 「横にあるケースに戻すだろ、をい!」 KUN  「なんか、脱線しまくりなんだけど、、、戻すのあきらめていい?」 司書室長 「あ。加納の兄ちゃんの話するの、忘れてた・・・」 KUN  「そういや、加納つながりでも、あったんだね」
★ 最近のX'mas特別企画 その7 「マジカル・ダイナマイト・ツアー」 吉田弥生 白泉社   ★ KUN  「毎度アクセスして頂きまして、誠に有り難う御座います、ってオトナ語っぽい?」 司書室長 「まだまだ甘いわね」 KUN  「むずかしいねえ、オトナ語って」 司書室長 「最近はメールだから、楽よお。FAXの前書きなんて、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます、       なんて書いてたわよお、、あと、時候の挨拶とか。今頃だと、霜寒の候・・・とか?        というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「でー、7回目はぁ、コミックで『マジカル・ダイナマイト・ツアー』ってことでー」 KUN  「クリスマスのシーンなんてあったっけ?」 司書室長 「タイムマシン サンダーバード7号 クリスマス仕様っ!!」 KUN  「そ、、、それだけ?」 司書室長 「なんか文句あるぅ?あ、シャノンがサンタの格好をしていたわよお?」 KUN  「はあ。まあ、そういう日もあるよね。忘年会で酔っぱらってきたみたいしー」 司書室長 「だってぇ、Kくんが日本酒2杯も飲ませるんだもん~~ビールもワインも飲んだ後なのにぃ」 KUN  「はいはいはい。しょうがないので、僕から紹介しますね。      『マジカル・ダイナマイト・ツアー』は、とーっても頼れるガイドのシャノンが 案内するタイムトリップ専門の奇跡の旅行代理店。ただし、タイムマシン サンダーバード7号は最大出力180PS/6600rpmの2人乗りの一輪車 (ただし一人は一方におんぶのこと)!」 司書室長 「(水を飲んで少々落ち着いた様子) まあ、しょうもないギャグマンガではあるんだけど、 なかなか上手いのよお。SFとして、評価されているのは聞いたことないんだけど」 KUN  「タイムパラドックス、ってか、歴史改変によって、どのように現代に影響があったか、 てな話だよね」 司書室長 「ツアー客がガイドを無視して、歴史に干渉しちゃうのよね。サンダーバード7号  クリスマス仕様の回だとベートーベンに自分用の曲を書かせようと目論んでいる青年が 1824年のウィーンに行って、、、」 KUN  「まあ、たいていツアー客は自分勝手で無茶苦茶やるんだけど」 司書室長 「もう、むちゃくちゃ!その結果が・・・あれ?史実通りじゃん!というところが、ニクイのです」 KUN  「パラドックスは起こってない、と」 司書室長 「うまいと思うんだけどなあ。SFと思われてないのがなんか悔しい」 KUN  「でも、麗子像、とかねえ、SFとは思いたくないなあ」 司書室長 「いいのよ、私が好きならそれでー。ありがとう、シャノン!ありがとう、吉田先生!」 KUN  「かなり酔っぱらってるみたい、ほっとこっと」
★ 最近のX'mas特別企画 その8 「正月どうすんの?」 カクスコ   ★ KUN  「酔っぱらい続きだね」 司書室長 「そうなのよう。しかも、結婚したての後輩のおめでとう会だったから、おなかいっぱい」 KUN  「別の意味でね」 司書室長 「彼女はめでたさも三重くらいなんだろうなあ、この冬は・・・       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「でー、8回目は、祝!育二さん朝ドラ出演!ということでカクスコ『正月どうすんの?』 ってことで」 KUN  「NHK朝ドラ『てるてる家族』に、元カクスコの中村育二さんが出演してたのね」 司書室長 「東京から来たエライひと。夏子ちゃんの歌を聴いて上手いね、とエラそうに言っていたのが 2002年に解散してしまったカクスコという劇団の構成・演出・出演をしていた 中村育二さん、なのです」 KUN  「芝居にはまったきっかけがキャラメルボックスなら、ドツボにはまった原因は カクスコだもんねー」 司書室長 「人気絶頂で、さくっと解散しちゃったからなー。バカな男たちのかっこよさ、くううぅぅ」 KUN  「で、クリスマスといえば、、、こぞりまくるんでしょ?」 司書室長 「そうそう。こぞりまくらなくっちゃ(笑) ってのは、芝居の中で井之上さんという 役者さんがいいかげんなクリスマスソングを歌うシーンがあるんだけど、コレがもう抱腹絶倒」 KUN  「もーろーびとーこぞーりーてーもろびーとこぞーりてー もろびっとこぞりーて ♪  だったっけ?」 司書室長 「だいたいそんなかんじのような気がするけど、井之上さんの声で聴かないと面白くないよー」 KUN  「あと、ジングルベルは、もっと激しいよね。角が刺さるし、腹に刺さるし、目に刺さるし・・・」 司書室長 「って、観てない人にはなんにも面白さが、伝わらないよう」 KUN  「そこがお芝居の難しさだよねえ」 司書室長 「ああいう、いそうでいないバカな男たちに惚れるのよね、作品としての完成度も高くて     なおかつオオマジにバカなことをやれる男たちのかっこよさ!」 KUN  「床がうきゅうきゅ鳴る、ってことをあそこまで楽しめるってのは、すごく贅沢だよね」 司書室長 「そうそう。やっぱり、”面白がる能力”が足りない人が多いと思うのよ。       駄作SFを楽しむとか、トンデモ本を楽しむとか・・・SF大会の暗黒星雲賞とかもそうね」 KUN  「うーん、しょーもねー、ってものを、怒るんじゃなくて楽しめるココロの余裕があるか、かな?」 司書室長 「来年こそは、カクスコチックなココロの余裕を大切にしたいねえ」 KUN  「きれいにまとまった、かな?」 ★ ちなみにこちらが「年中無休!」のDVD発売の紹介ページです。 http://www.so-net.ne.jp/theater/cgi-bin/disp_item_detail.cgi?item=sq00303
★ 最近のX'mas特別企画 その9 「ア・ラ・カルト」 演出・白井晃 音楽監督・中西俊博   ★ 「ア・ラ・カルト」 高泉淳子、白井晃、陰山泰+羽場裕一 音楽監督・中西俊博(青山円形劇場 2003.12.14)   司書室長 「どうも、この連載企画のせいで、ワタクシのキャラが違ってしまったような気がするんだけど」 KUN  「そうかなあ」 司書室長 「どうもKUNがボケのはずが、最近ツッコまれてばかりな気がして・・・」 KUN  「そんなことないよ、気のせい気のせい。さ、昨日サボったぶん、続けようよー」 司書室長 「なんだかなあー(ぶつぶつ)      というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「でー、9回目は、これがなければクリスマスがはじまらない『ア・ラ・カルト』ってことで」 KUN  「今年は15周年だったんだよね?」 司書室長 「そうそう。毎年クリスマスイブの夜にレストランにやってくる様々な人々のエピソードが アラカルトのようにぎゅっと詰まっているこのお芝居、なんと今年は15年目とのこと!」 KUN  「司書室長は、98年から見始めたから、今年で6回目?」 司書室長 「そうそう、だからタカハシとノリコさんの遠距離恋愛時代とか知らないのよねー」 KUN  「補足すると、タカハシとノリコさんてのは、ア・ラ・カルトの常連キャラで、毎年 クリスマスイブの夜にこのレストランでドタバタを繰り広げるんですが、今年はとうとう 新婚2年目に突入!」 司書室長 「考えてみれば、一年に一回続きが見れる芝居って、すごいわよねえ」 KUN  「もちろん、これまでの経緯を知らなくても楽しめます。ちなみに、ノリコさん役が白井晃、 タカハシ役が高泉淳子」 司書室長 「白井さんも高泉さんも、老若男女とっかえひっかえ器用にこなすよねえ。ほんとにスゴイ」 KUN  「陰山さんも、硬軟取り混ぜ・・・セルジオぶっとびすぎ!」 司書室長 「そして今回のvisitorは羽場祐一さん。遊民社『半神』以来。渋くてかっこよくて ステキになりました。高泉淳子さんとの掛け合いは、とろけそうになりましたわ~♪」 KUN  「ほーんと、あの手のストーリーに弱いよねえ」 司書室長 「とにかく、楽しくて笑って笑って笑って泣けて、おいしくってステキな時間を味わえます。        決してチケット代は安くはないけれど、上質なエンタテイメントの見本!ってかんじ」 KUN  「中西俊博さんの生ヴァイオリンがまたステキだよねえ。茶目っ気たっぷりで」 司書室長 「一番人恋しいクリスマスって季節に、こういう作品ってのが上手いよねえ」 KUN  「うんうん、、、、そういえば、ソワレのときってワインサービスがあるんだよね。 今年は何杯飲んだの?」 司書室長 「(どきっ) え、、ええっと、2杯しか飲んでないわよう」 KUN  「普通、そういう場合、2杯”しか” とは言わないような気がするんだけど・・・」
★ 最近のX'mas特別企画 その10 「或る夜の物語」 星新一   ★  『或る夜の物語』 星新一 新潮文庫 「未来いそっぷ」所収 司書室長 「KUNに会いたいってメールが来てたわよ」 KUN  「ほんとー?嬉しいなー (しっぽぱたぱた)」 司書室長 「って、ほんとに会うつもりじゃないでしょうねえ?」 KUN  「え?だめなのー?」 司書室長 「どうやって現実世界と行き来するつもりか、考えてみた?」 KUN  「えっと、あの、その・・・」 司書室長 「あのねえ。ま、週末までとっくりと考えておくよーに。       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「でー、10回目は、星新一さんの『或る夜の物語』ってことで」 KUN  「これ、一昨日読んでて、偶然みっけたんだよね?」 司書室長 「しっ。黙っててよう!」 KUN  「もう言っちゃったもん。しかも、これショートショートなのに、カフェで 読みながらぼろぼろ泣いてたんだよねえ」 司書室長 「ううう、そこまでばらさなくてもぉ」 KUN  「いまさら言うまでもありませんが、星新一さんと言えばショートショートの名手。 亡くなるまでに1000編以上のショートショートをお書きになったそうです」 司書室長 「私が最初に読んだSF作家は、星さんなのよねえ。中学1年のときに図書室の 星新一全集を読破したから」 KUN  「今読んでもぜんぜん古くないけど、相当毒が強いよねえ」 司書室長 「そうそう、品のいい語り口に、端正な文体。そして、皮肉な結末。コレを 中学1年で読んだのね、私」 KUN  「司書室長って基本的に脳天気だけど(ポカッ)、ときどきすごくブラックだよね。影響ある?」 司書室長 「絶対あると思うなあ、高校の時にはまった平井和正と同じくらい、影響されてる気がする」 KUN  「そりゃまた極端な」 司書室長 「でも、星さんの作品もときにはリリカルなのがあるのよね。たとえばこの 『或る夜の物語』のように」 KUN  「クリスマスイブの夜にサンタさんにお願い事を言おうとする話なんだけど・・・」 司書室長 「こういう話に弱いのよ~(ぽろぽろ)」 KUN  「そういや、平井和正で一番好きな短編っていう『親殺し』も、叙情的な作品だよね。 昔からリリカルSF好き?」 司書室長 「そうかも。中学の時、星全集のなかで一番好きだったのが、人魚の話(タイトル失念)だったし」 KUN  「それはそれで納得するけど・・・」 司書室長 「でもでも、刷りこまれたブラックな血は消えないのよう」 KUN  「初期筒井に走らなかっただけ、ましだと思うよ」 司書室長 「慰めになってなーい!」 ★ わかるひとだけわかる、ホシヅル(from2ちゃんねる)・・・うまく表示できるかな? ┏━━━━━━┓ ┃  /⌒\ ┃ ┃∈ ◎  ヽ ┃ ┃  ヽ.__)┃ ┃   / /.. ┃ ┗━━━━━━┛
★ 最近のX'mas特別企画 その11 「あしながおじさん」 ジーン・ウェブスター   ★ KUN  「また飲み会?」 司書室長 「今日は歓送会だもん」 KUN  「資料できてないのに、飲みに行っちゃったんでしょ」 司書室長 「ううう。明日がくるのがこわいよう・・・        ま、気を取り直して、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、11回目は、『あしながおじさん』ってことで」 KUN  「愛読書といえば、あしながおじさん、だったんだよね?」 司書室長 「これこそ三つ子の魂、なんとやら。子供の頃、何度繰り返して読んだことか・・・       いまさら説明するまでもありませんが、孤児のジュディが匿名のあしながおじさんの 援助により大学へ行く話です。My first 推理小説でもあり、恋愛小説でもあります、、、」 KUN  「司書室長の本には、謎が解かれるあの科白に色つきで二重線がひいてあるの」 司書室長 「小学2年の頃の私は、かなりのロマンティストだったみたいよ?」 KUN  「で、クリスマスといえば、絹の靴下!」 司書室長 「そうそう。主人公のジュディが、あしながおじさんからクリスマスに金貨を5枚もらうの。      彼女はそれを使って架空の家族からいろいろもらったことにするのね。        その中の一つとして、金持ちの友人・ジュリアの絹の靴下がうらやましくて、 クリスマスプレゼントとして姉からもらったことにするのだけど・・・」 KUN  「ジュリアのベッドの上に腰掛けて、足を組みたいのね」 司書室長 「なんかジュディのそういうとこ、プライドとコンプレックスとウィットの混ざり具合が 好きだったのかなあ」 KUN  「絹の靴下。今考えても、すごく贅沢だよねー」 司書室長 「絹の手袋は売ってるけど、絹の靴下は見たことないかも」 KUN  「あと、くたくたの手編みのネクタイ!」 司書室長 「それはあしながおじさんにあげるほうね」 KUN  「ネクタイ編むのかーと、なんか違和感。ニットのもあるけどねー」 司書室長 「まあ、謎の食べ物とか本とか、いっぱいあったなあ。糖蜜キャンディにプールいっぱいの レモンゼリー。大人になったら、絶対サミュエルピープスを読もうと思っていたのに、 読んでないなあ(しみじみ)」 KUN  「でも、続・あしながおじさん(親愛なる敵さん)を読んじゃうと、あしながおじさんが 興ざめだよね」 司書室長 「うん。だって、サリーってば素敵すぎるんだもん。”敵”さんに、らぶらぶ~」 KUN  「司書室長が川原泉っぽいシチュエーションに弱いのって、もしかして このあたりの刷り込みのせい???」
★ 最近のX'mas特別企画 その12 「メアリーポピンズ」 P.L.トラヴァース    ★ 司書室長 「どうしよう!」 KUN  「なになに?」 司書室長 「計算間違えたかも。用意しておいたネタが余ってしまいそう」 KUN  「それって、更新さぼったからでしょー。そういうの、じごうじとく、っていうんだよー」 司書室長 「予想外だったなあ。ネタ不足で、結構探し回ったのに・・・ ま、一行も 書いてないからいいけど。       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、12回目は、前回があしながおじさんときたら、次はやっぱり『メアリーポピンズ』 ってことで」 KUN  「もうひとつの愛読書だったんだよね?」 司書室長 「好きだったわー。岩波少年文庫の4冊って、当時は表紙が赤青緑黄だったのよね。 ぼろぼろなの。『風にのってきたメアリーポピンズ』 『帰ってきたメアリーポピンズ』 『とびらをあけるメアリーポピンズ』『公園のメアリーポピンズ』 ・・・  3回バンクスさんの家にやってくるの。公園~ はその間のお話」 KUN  「 『メアリーポピンズAからZ 』は司書室長の中ではなかったことになってるんだよね」 司書室長 「だって、名前がちがってるんだもん。林容吉さん訳じゃないとイメージが。 お料理教室はありだけど」 KUN  「いまさらの説明ですが、メアリーポピンズは、冬になると風に乗ってやってくる ナニー(子守)。バンクスさん家のジェインとマイケル、ジョンとバーバラの双子の 面倒を見てるんですが、彼女のまわりにはとっても不思議なことがいっぱい!」 司書室長 「映画版のジュリーアンドリュースは、元気すぎるよねー。原作のメアリーポピンズは、 おしゃれだけど虚栄心が強くって、いっつもすましてるイメージ」 KUN  「でも、恋人であるマッチ売りのバートの前では、なんかすっごくやさしいの」 司書室長 「そうそう。オトナになってからしみじみしちゃったのは、あの虚栄心の強い メアリーポピンズの彼氏はマッチ売りと路上に絵を描いて日銭を稼いでるバートなのよね。 あ、原作は煙突掃除屋じゃないのよー」 KUN  「だいたいお金持ちは滑稽な描かれ方をしてるよね。アンドリューとウィロビーの話とか」        司書室長 「でもでも、バンクスさんちはあんまりお金がなさそうな書かれ方をしてるけど、 使用人を4人もやとっているんだから、典型的中流階級な日本人家庭に育った ワタクシとしては、十分金持ちじゃん!と子供の頃、不思議に思った覚えが」 KUN  「うーん、そうかもお。とりあえず、クリスマスな話に行かない?」 司書室長 「そうねえ。クリスマスといえば、マイヤがクリスマスプレゼントを買いにいく話よねえ」 KUN  「あれって、ハロッズ?」 司書室長 「たぶん、そうじゃないかなあ。一番大きな百貨店みたいだから」 KUN  「マイアが姉妹たちのクリスマスプレゼントを選ぶのをジェインたちが手伝うのね」 司書室長 「マイアはプレアデス姉妹の次女で、みんなお星様の名前。で、最後に夜空に のぼっていくとこで終わる」 KUN  「で、自分の分のプレゼントを買わなかったマイアに、最後にメアリーポピンズが 自分の大事な大事な手袋をあげるとこが、いいんだよねー」 司書室長 「つんとすましたメアリポピンズが、ふっとやさしくするとこがステキ。 ちょっとぶっきらぼうに、ね」 KUN  「うんうん。でもね。こうして書くと、メアリーポピンズって、児童文学の 主人公っぽくないよねー」 司書室長 「そもそも、1作目の第2話が、メアリーポピンズのデートの話なんだもん。 普通ぽくないとこがまたステキなのよ。子供たちも、メアリーポピンズのコトを ちゃんとわかってるし。いいなー、そういう関係。そういや、どうして私のとこには メアリーポピンズが来ないのかしらって、子供の頃思ってたのよねえ」 KUN  「そりゃ、お給金が・・・げほげほ」
★ 最近のX'mas特別企画 その13 「猫弾きのオルオラネ 完全版」 夢枕獏 ハヤカワ文庫JA ★ KUN  「最初に謝っておきます。ごめんなさいー。更新をまたもやさぼっちゃいました。       なんか、司書室長がショックなことがダブルでやってきたとかいう話で、 ふて寝してたんですよう」 司書室長 「ううう。なんもいいわけが思いつきません。あ、ぷかりんりんに頼まれたから、 ってのは使えるかな?」 KUN  「ひとさまのせいに、しないのー!!」 司書室長 「というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、13回目は、夢枕獏さんの『猫弾きのオルオラネ』をとりあげようとおもいます」 KUN  「司書室長が、SFを意識して読んだはじめての話だっけ?」 司書室長 「そうそう。中学の図書室にあった『実験小説傑作選』集英社文庫 というアンソロジーの      冒頭に納められていたのが表題作の『ねこひきのオルオラネ』・・・だったはず」 KUN   「最初はひらがなのタイトルだったんだよね。そのころって、夢枕作品は読んでいたの?」 司書室長 「いや、作家名も知らなかったんじゃないかなあ。とにかく、タイポグラフィ、なんて言葉も       当時はもちろん知らなかったんだけど、文字が踊っているのに、目が点になって」 KUN  「未読の方のために説明すると、この作品は、オルオラネじいさんが猫を弾いている音が       タイポグラフィ(活字の大きさやフォントによるデザイン)で表現されてるのね」 司書室長 「あとから、コバルト文庫版『ねこひきのオルオラネ』を読んだら、アー!コレだコレ!と 驚いてしまって」 KUN  「嬉しい再会だねー」 司書室長 「夢枕さんはドカッバキッグゲッ!てな血湧き肉踊る系小説のイメージが強いけど、これらの      古き良きコバルト系のほんわかしたファンタジー小説もいいのよねえ。 『風太郎の絵』の系列とか」 KUN  「今のコバルトしか知らない人は、獏さんがコバルトっていうとキョトンとしそうだよね」 司書室長 「ついでにいうと、『実験小説傑作選』てのは、筒井康隆編だったのね。もう一編 強烈に覚えているのがヨコジュンさんの『メグロの決死圏』!コレもオトナになって 再会して、コレよコレ!とうれしくなったわ」 KUN  「あっ、と言うオチだよね(笑)」 司書室長 「ながらく探してるんだけど、古本屋でみつからないのよ、この本。コバルト文庫の夢枕作品は       コンプリートしたんだけどなー」 KUN  「そろそろクリスマスの話にいかない?」 司書室長 「クリスマスというと『年末ほろ酔い探偵団』!”ホームのゴミ箱を漁る仲間”が、 ひょんなことからクリスマスソングが流れるイブの夜に、缶ビールを飲みながら新宿 の雑踏を歩く話なんだけど」 KUN  「それじゃあ、伝わらないよう・・・」 司書室長 「とにかく、猫弾きのオルオラネ爺さんの奏でる酒好きな3匹の猫たちがかわいいの!! マレットとイルイネドとショフレン、っていう名前なんだけど、爺さんのコートの ポケットに納まって喉を鳴らしてる様子にもうめろめろ~♪」 KUN  「お酒が好きで好きでたまらないんだろうねー」 司書室長 「オルオラネ爺さんと3匹の猫たちに会えるなら、クリスマスイブの夜に新宿の雑踏で 缶ビール片手に歩いてみようかしらん~、なんて気分になれる、そんなステキな ファンタジーです」 KUN  「TOPSの裏手あたりに、いたりしないかなー?」
★ 最近のX'mas特別企画 その14 「キャンドルは燃えているか」 演劇集団キャラメルボックス ★ KUN  「もう門松が飾られていたよー」 司書室長 「あらら、気が早い~。クリスマスイルミネーション真っ盛りだというのに」 KUN  「司書室長のおともだちが、省エネって言葉は絶滅したのか、と嘆いてたよね」 司書室長 「そういや、そうねえ。電力会社はホクホクなクリスマスなのかも・・? というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、14回目は、予告したままになっていたキャラメル『キャンドルは燃えているか』 をとりあげます」 KUN  「っていうか、キャラメルボックスとSFとの関連を語りたい、っていうんでしょ?」 司書室長 「元ネタリストを作ろうと思ったら、キャラメルのページにしっかりみつけてしまったわ」       http://www.caramelbox.com/faq/answer/b/001.html    KUN  「別にSFだけってわけじゃないけど、SFに限ればものすごくマニアックなセレクトだよねー」 司書室長 「ワタクシ、読んでないものばっかりですわよー。ディック傑作集『パーキーパットの日々』は 読んでいたけど、この『キャンドルは燃えているか』がモチーフにした『報酬』(※補足1)は 全然覚えてなかったし・・・」 KUN  「コレ、観る前に読み返したんでしょ?どうだった?」 司書室長 「うーん。なるほど、こういう利用のしかたをするんだー、巧いなー、って思ったわね」 KUN  「いちおう(無理矢理?)クリスマスのお話になっていたんだよね」 司書室長 「嗚呼、ミラノさん・・・(泣)」 KUN  「そうだったねえー(涙)。 そういや、司書室長がはじめて観たのがジョン・ヴァーリィの        『ブルーシャンペン』を参考にした『ヒトミ』。コレでハマったんだよねえ」 司書室長 「そう!『ブルーシャンペン』のハッピーエンドバージョン!こういうイジリカタに ハマったのよねえ」 KUN  「でも、『ヒトミ』と2本立てだった『スケッチブック・ボイジャー』を最初に 観ていたら・・・」 司書室長 「敵は海賊っ!(ばぁん) しかも、ノーストリリア・・・。ううう、生で観たかったよお」 KUN  「司書室長の好きな作品を二つ同時に元ネタにするなんて、すごすぎるよねえ」 司書室長 「『ブラッグ・フラッグ・ブルース』は、『歌う船』と『敵は海賊』という組み合わせ。 しかも、役名が・・・」 KUN  「劇場内で笑いこけていたの、司書室長とおともだちだけだったらしいじゃない?」 司書室長 「恥ずかしかったわよう。(脚本の)真柴さん、ねらい過ぎ(笑)」 KUN  「ブラッドベリで『歌おう!感電するほどの喜びを』でのも偏ってるよねえ」 司書室長 「ごめん、読んだ筈なのに内容を覚えてないの。「タイム・トラベラー」も読んでるのに・・・」 KUN  「『広くてすてきな宇宙じゃないか』というタイトルも、実はSFマガジンに掲載された 海外短編のタイトルなんだってね、マニアックすぎるよお」 司書室長 「鶴田謙二じゃなかったんだねー」 KUN  「なんだか、(演出の)成井さん、真柴さんのマニアックさを強調しただけになっちゃったけど」 司書室長 「でも、キャラメルボックスの芝居自体は、さいきん”ムリヤリファンタジー”なんだよねえ」 KUN  「うーん、やっぱりSFして欲しいねえ」 ※補足1: P.K.ディック『報酬』を原作とするジョンウー監督による映画『ペイメント』が2004年に公開されます。 それにともない、ハヤカワ文庫SFより『ペイメント』というタイトルで短編集が2004年1月に刊行とのこと。 どこで鳩が飛ぶか、予想しながらお読みください :-) ※補足2: 演劇集団キャラメルボックスでは、2004年に『ブラッグ・フラッグ・ブルース』および『ヒトミ』を 再演予定だそうです。詳しくは、演劇集団キャラメルボックスのHPをチェックしてくださいまし。 http://www.caramelbox.com/
★ 最近のX'mas特別企画 その15 「風に立つライオン」 さだまさし ★ KUN  「デパ地下に行ったんだって?」 司書室長 「すごい人だったわよう。ケーキもお料理もクリスマス一色。シャンパーニュも ずらっと並んでたし」 KUN  「でも、買ってきたのはカヴァなの?」 司書室長 「だってヴーヴクリコ好きだけど、高いんだもん。すごく安かったけど、セグラビューダス、 美味しいー!       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、15回目は、迷ったんだけど『風に立つライオン』をとりあげます」 KUN  「司書室長は昔、さだまさしにハマってたんだよねー。最近は聞いてないの?」 司書室長 「うーん、つらくなったらまたハマるかもしれないけど、今は聞かなくても大丈夫、 みたいなとこがあるのよね」 KUN  「ふうん。でも、曲よりも、トークにハマってたんでしょ?」 司書室長 「そ、、、それはそうなんだけど、、やはりセイヤングが無くなったのが痛いわね。 そもそも、ラジオを聞かなくなっちゃったしねえ。録音してまで聞く根気もないし」 KUN  「さださんって、曲とトークのギャップが激しいよねー。ライブのMCは漫談みたいだし。      そいや、さださんの曲って一般的には、暗~いイメージがあるけど、司書室長の好きな曲って、       アップテンポの曲が多くない?」 司書室長 「私は”シャウト系”と勝手に分類してるけど、『マグリットの石』とか『修二会』 のような激しい曲が結構好き。と言うと、さだまさし=精霊流し のイメージの人からは キョトンとされるわね」 KUN  「でも、好きなのは歌詞なんでしょ?」 司書室長 「『まほろば』(アルバム「夢供養」より)の歌詞を読んだときのショックは結構きたわね。 物語がそこにあるの。       芥川の「蜘蛛の糸」を引いてるんだけど        --- 二人を支えるくもの糸 ゆらゆらとたえかねてたわむ白糸         --- 君を捨てるか 僕が消えるか いっそ二人で落ちようか      特に、この歌詞に、グラっときたわ。 まあ、オールタイムベストはやっぱり 『主人公』なんだけど」 KUN  「聴いてください、としか言いようがないんで、コメントに困っちゃうんだけどー。 で、ライオンの話」 司書室長 「『風に立つライオン』は、アフリカに行ったお医者さんがかつての恋人に送った 結婚祝いのお手紙なのね。で、そのお医者さんが ”こんなところにもサンタクロースはやってきます 去年は僕でした” って書いてあるの」 KUN  「とっても重いテーマの歌だよねえ」 司書室長 「まっさんのまじめさ、真剣さが出てる歌ね。実在のモデルの先生がいらっしゃるだけに、 真実味がね」 KUN  「平和とか、幸せとか、照れずにクチに出せる、偉いヒトだよねー」 司書室長 「SF者(?)としては、理想と現実にクールになっちゃうんだけど」 KUN  「さださんは、行動もともなってるもん」 司書室長 「うーん、この曲は好きだけど、利己的でありたい自分との葛藤になっちゃって、結構複雑なのよう」 KUN  「あ、、痛いとこ突いちゃった?」 司書室長 「ううう(涙)。気を取り直して、クリスマスにふさわしく(?)『天然色の化石』 (「夢回帰線II」)より引用       ---  God Bless You ! あなたが永遠に幸せでありますように 」 KUN  「God Bless You !」
★ 最近のX'mas特別企画 その16 「まりーちゃんのくりすます」文・絵 フランソワーズ 岩波書店 ★ KUN  「いちおう今日で連載終了、明日は番外編の予定だけど?」 司書室長 「クリスマスだわねえ、うん・・・」 KUN  「どうして、その24、じゃなくて、その16までしか行かなかったのか、とか、 考えないのー?」 司書室長 「まあ、そういう運命だったのよ、うん。年末だし、忙しかったしね(飲み会で)       というわけで、クリスマス企画として、クリスマスにまつわる芝居、本、歌 などなどとりあげます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「で、16回目は、絵本で締めくくり、ってことで『まりーちゃんのくりすます』 をとりあげます」 KUN  「わあい。ぱたぽん、ぱたぽん。羊のぱたぽんがかわいいんだよねえ」 司書室長 「でも、彼女、子持ちよ?」 KUN  「がーん・・・(うるうる)」 司書室長 「まりーちゃんと仲良しの羊のぱたぽんのお話です。サンタからどんなクリスマス プレゼントがもらえるかなーと楽しみなまりーちゃんと、靴を持ってないから プレゼントがもらえないと悲しがるぱたぽん・・・」 KUN  「色がきれいなんだよね。で、ぱたぽんの絵が、かわいいの・・・ たとえ、子持ちでも・・・(うるうる)」 司書室長 「子供の頃、『まりーちゃんとひつじ』という、もう一冊の絵本を持っていて、 好きだったのよねー、ぱたぽん」 KUN  「それって・・・ぱたぽんが子羊を産む話だっけ・・・(うるうる)」 司書室長 「そうそう。ぱたぽんがいっぱい子羊を産んだらいいなあ、ってまりーちゃんが空想する話」 KUN  「どっちも、まりーちゃんはあんまりかわいくないけど、ぱたぽんの かわいさにやられちゃうんだよねー(うるうる)」 司書室長 「まりーちゃんは普通の女の子だと思うけどな。でもなんかケナゲなのよねえ、ぱたぽんが」 KUN  「いじらしいんだよね」 司書室長 「だから、ぱたぽんがよろこんでいると、うれしくなっちゃう」 KUN  「クリスマス!クリスマス!クリスマス!」
★ 最近のX'mas特別企画 番外編 ★ KUN  「クリスマス、とうの昔に終わっちゃったねえ。なのに、いまさら番外編を追加するのー?」 司書室長 「ううう。なぜか更新できなかったのよお」 KUN  「はいはい。言い訳はいろいろあるのね」 司書室長 「とりあえず、挙げたモノ書き損ねたモノについてなど、番外編として書かせていただきます」 KUN  「司書室長の相棒を勤めますのは、司書補見習い、肩乗り竜のKUNです。よろしくですー」                     +++ 司書室長 「ええと、ネタ探ししてて気づいたのは、どうしてもコミックが多かったのよね」 KUN  「連載の関係で、クリスマスネタが入ってるモノが多いんだよね」 司書室長 「津田雅美の『天使の棲む部屋』(白泉社コミック)を取り上げ損ねたのはちょっと悔しいかも」 KUN  「カレカノのずっと前から、津田さんがお気に入りだったんだよねー」 司書室長 「あまりサイトではコミックネタは書いたことないのよね。なのに、なぜか 『マジカルダイナマイトツアー』のようなマニアックなモノを今回取り上げてしまったのがちょっと・・・」 KUN  「タイムマシンはSFだよー(笑)」 司書室長 「ということにしておきましょう(笑) あとは、ミステリ。我孫子武丸 「人形はこたつで推理する」(講談社文庫) と西澤保彦「仔羊たちの聖夜」(角川書店)は とっておいたのに、書きそびれたのー。失敗」 KUN  「ミステリは結構ありそうだよね。フロストとかポアロとか、ことごとく未読だけど。 SFは少なかった?」 司書室長 「思いついたのは星新一とオルオラネだけね。芝居にひっかけてSFについては 書かせてもらったけど」 KUN  「宇宙空間ではクリスマスが祝えないのかなあ?」 司書室長 「お友達のみーちゃんからアシモフの『ガニメデのクリスマス』を教えてもらったんだけど、 残念ながら未読」 KUN  「そういうや、アシモフのアンソロジーで『クリスマス12のミステリー』ての、 探してたんじゃなかった?」 司書室長 「昔読んだのに、覚えてないのよう」 KUN  「そういうの、多そうだよね」 司書室長 「クリスマスプレゼントだと思ってたのに、本をひっくり返したら誕生日プレゼントだった、 ってパターンが意外に多くて泣きそうだったわー」 KUN  「そもそも司書室長って、読んだ内容を覚えてないでしょー」 司書室長 「(ぎくっ) そ、そんなことないわよ。あしながおじさんとか、メアリーポピンズは 資料なしで書いてるし」 KUN  「それは子供の頃読んだからでしょ?最近読んだ本であらすじが言えるの、ある?」 司書室長 「(ぐさっ) う、、たしかに芝居や小説の内容を説明するの、苦手かも」 KUN  「とりあえず、こういう企画をするときには、ある程度決めておいてから 始めた方がよいと思うよー」 司書室長 「なんかねー、今回の企画でKUNとしゃべってると、私のキャラが変わってきちゃった 気がするのよね」 KUN  「そお?ま、こんなもんじゃないかなー。ネコかぶってるのがバレただけじゃないかと、、 あわわ、なにする・・・べjyだkせd」 司書室長 「このような思いつき突発企画におつきあいくださいまして、まことにありがとうございました。 また次の企画がありました際には、何卒宜しくお願いいたします。」 KUN  「むぐむぐ (しっぽぱたぱた)」

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