【星空と遊ぼう】



★ ALMAの部屋 ★
アルマ
国立天文台「ALMA」からのお知らせ


ALMA(アルマ)とは、世界(日米欧)共同で、南米チリ・アンデス山中に建設を計画している電波望遠鏡の名称です。
電波望遠鏡は、見えない暗黒の宇宙を観測します。
2010年の完成予定ですが、建設計画推進のために、多くの方たちのご協力が必要です。
ヨロシクお願いします。m( _ _ )m

詳しく知りたい方は、国立天文台公式HPの中のALMAのページを開いてください。


▼更新=2005.1.6.▼


国立天文台のALMA(アルマ)計画に関心をお持ちの皆さま

新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、早速ですが、国立天文台が進めているALMA計画の近況報告と、
これから行われる一般向け講演会等についての案内をお送りします。
※最新情報についてはALMAのホームページ
 http://www.nro.nao.ac.jp/alma/ をご覧下さい。

【近況報告】

 今年の新春号はチリよりお送りしています。南半球にあるチリでは今は
ちょうど夏、2月の夏休みシーズンに向けて現地はそわそわし始めています。

 昨年11月にお送りした2004年秋号ではお知らせしそこねましたが、昨年
11月下旬にサンチャゴで開催されたAPECに併せて行われた日本・チリ首脳
会談において、小泉首相がリカルド・ラゴス大統領と会談しました。この
席上でラゴス大統領は、日智(チリは漢字では「智利」と表記します)二国
間の文化・学術交流に関し、ALMA計画への日本の参加を歓迎し、小泉首相
もALMA計画に対するチリの協力に感謝の意を表明しました。
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/apec_04/homon_chile.html

【一般向け講演会・施設公開・展示等】

◎科学ライブショー・ユニバース「暗黒宇宙から生まれた生命」
 日時:2005年 1月22日(土) 14:30-15:10、15:30-16:10
 場所:科学技術館
 備考:http://universe.chimons.org/jsf/

◎天文講演会「アンデスの巨大電波望遠鏡ALMAでさぐる暗黒の宇宙」
 日時:2005年 2月13日(日)14:00-
 場所:西はりま天文公園
 備考:http://www.nhao.go.jp/nhao/

◎プラネタリウム一般投影「南天の星空」
 日時:2005年 3月 1日(火)-2005年 5月29日(日)
 場所:大阪市立科学館
 備考:http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/

※講演会・演示などの出前を行います。ご相談ください。

==========================================
Seiichi Sakamoto  e-mail:seiichi@nro.nao.ac.jp



▼更新=2004.11.26.▼


【近況報告】

 文部科学省からALMA計画の推進に関して来年度分として30億3900万円が
要求されました。これにはALMAの開発を行うための高度環境試験棟の第二
期工事分も含まれています。これに対して今年も例年と同様に総合科学技
術会議による評価が行われ、ALMA計画の評価はS-A-B-CのうちのAランク(重
要な施策等であり、着実に実施すべきもの)として位置づけられています。
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu40/siryo1-5.pdf

 日本のプロジェクト推進体制が整備されつつあり、開発も着々と進めら
れています。アンテナに関しては調達の準備が進められており、受信機に
ついては、ミリ波帯ではその心臓部ともいえるミキサ部分についてほぼ仕
様を満足する結果が得られ、サブミリ波帯でも評価用受信機が完成し各種
の測定が進められています。相関器については9月30日に3年間の製造契約
が締結され、国内のメーカにおいて製造が開始されています。

 国際的にも大きな動きがありました。9月14日にALMA共同建設協定書の署
名が完了して日本が正式に参加したことにより、ALMA計画の最高レベルの
意思決定機関であるALMA評議会にも日本の代表を送ることができるように
なり、11月初旬にはチリの山麓施設においてその会議が開催されました。
また、11月1日にはチリのサンチャゴにあるオフィスビルの18階に合同ALMA
事務所が開設され、開所式が行われました。まだ内装工事が進められてい
る途中ではありますが、すでにプロジェクトディレクタやプロジェクトマ
ネージャはここに拠点をおいて活動を開始しています。当然のことながら
日本からのチームのための部屋も用意されており、部屋の窓からは眼下の
サンチャゴのオフィス街の喧騒とともに、遠くアンデスの山並みも望むこ
とができます。

 ALMAへの正式参加を期に、ALMAが目指す天文学研究について広くお伝え
するために、第5回のALMA公開講演会は例年よりもかなり大きめの会場とし、
下記のように12月5日に都心で開催することにしました。まだ席には余裕が
ありますので、お誘い併せのうえ参加登録をお願いします。また、この講
演会に合わせて12月初旬に日本評論社から「私たちは暗黒宇宙から生まれ
た−宇宙137億年を解き明かすALMAプロジェクト」」が刊行されます。
http://sslserver.sbs-serv.net/nippyo/korekara/bookinfo.asp?No=2471
この書籍は会場で特別価格にて販売されます。宇宙誕生から生命誕生に至
るテーマを日本を代表する執筆者陣が分担して概観したほか、小柴昌俊先
生による特別寄稿も含まれていますのでご期待ください。

 ALMAの完成とそれを用いた研究の早期実現に向けて、引き続き皆様のご
支援をお願いいたします。

■以下略■


▼更新=2003.8.27.▼


 本日の読売新聞朝刊によりますと、文部科学省としてはALMA計画に
参加することを正式に決め、約250億円の分担を予定しているとのこと
です。(国立天文台としては今朝の時点で文部科学省からの連絡は受け
ておりません。) 文部科学省から建設予算の要求が出されれば、今後
は財務省との協議を進めることとなります。日本の正式参加に向けて
今後とも皆様のより一層のご支援をお願いいたします。

 なお、記事には「『第2の地球』探査プロジェクト」とありますが、
ALMAは太陽系外惑星を直接探査するものではなく、惑星系形成の現場
となる「原始惑星系円盤」というガスや塵の円盤の観測を通じて惑星系
の形成過程や多様性の起源を探ろうとするものです。そのほかにも、
130億年前に起きたと考えられている銀河の形成過程や、宇宙における
さまざまな分子などの観測が研究の柱となっています。また、アンテナ
の台数も64台とありますが、日本担当分を含め全部で80台の計画です。

■以下略■


▼更新=2003.8.7.▼


【近況報告】

 平成16年度からの建設予算の獲得に向けて、ALMAの日本担当分の
概算要求書を6月末に文部科学省へ提出しました。日本の得意とする
技術を駆使してサブミリ波性能を中心として大きな貢献ができるもの
と確信しています。
 昨年度から2年計画で進めている「大型ミリ波サブミリ波干渉計に
関する研究開発」は順調に進んでおり、アメリカ国立電波天文台のVLA
観測所構内に搬入された日本の試作アンテナは組み上げが完了し、アメ
リカ、ヨーロッパ各1台の試作アンテナと並んで性能評価が進められて
います。また、昨年度に国立天文台の三鷹キャンパス内に新築された
高度環境試験棟には、サブミリ波デバイスなどの開発・評価試験のため
の環境が整いつつあります。
 来る11月6日にはチリの建設場所での起工式が予定されており、いよ
いよ北アメリカ・ヨーロッパ担当部分の本格的な建設が始まります。
日本の正式参加に向けて皆様のより一層のご支援をお願いいたします。

■以下略■


▼更新=2002.5.17.▼


【近況報告】

 日本側の状況としては、ALMAの準備として昨年度から2年計画で進めて
いる「大型ミリ波サブミリ波干渉計に関する研究開発」の2年目として
アンテナを中心とした技術開発を行っており、日米欧の試作アンテナが
アメリカ・ニューメキシコ州のアンテナ評価試験用サイトに出そろい、
これから合同評価試験が行われる予定です。今後、文部科学省等との協議
を進め、超高精度アンテナや受信機バンドの追加などを中心とした平成16
年度からの建設予算獲得を目指すことになります。
 すでに建設予算を獲得済みの米欧でも準備が着々と進められており、
合同ALMA事務所のディレクタとしてTarenghi氏が4月1日付けで着任した
ほか、秋頃にはいよいよチリで建設が開始される予定です。

■以下略■


▼更新=2003.2.2.▼


【近況報告】

 日本側の状況としては、ALMAの準備として今年度から2年計画で進めて
いる「大型ミリ波サブミリ波干渉計に関する研究開発」の、2年目にあたる
平成15年度予算案が内示され、減額も小幅にとどまりました。これは
主としてアンテナの開発評価に充てられる予定ですが、その他の技術開発も
並行して行い、国立天文台としては新年早々から文部科学省等との協議を
進め、平成16年度からの建設予算獲得を目指すことになります。

 これに関連して、計画の実現の是非や予算規模や参加時期の検討などの
ために、さまざまな評価作業等が行われています:
 まず、日本の参加計画の具体案を審議するために4月から行われてきた
科学技術・学術審議会基本問題分科会の天文学研究ワーキンググループが
昨年12月13日に終了し、評価報告書のとりまとめが進められれています。
非常に高い評価を得ているようで、上部の基本問題分科会へ1月15日に報告
される予定です。
 また、日本学術会議大型計画分科会でも大型研究装置の例としてALMA
計画を取り上げて調査と評価が行われる予定です。
 一方、昨年11月25日には日本天文学会から、ALMA計画の早期実現に向けた
要望書が文部科学大臣宛てに提出されました。

 米欧でも建設予算獲得後に準備が着々と進められており、合同ALMA事務所
(首脳部)がアメリカ・バージニア州のシャーロッツビルに開所しているほか、
米欧担当分の技術開発が進められています。

■以下略■


▼更新=2002.10.12.▼


新聞やテレビで大々的に報道されておりますとおり、東京大学名誉教授の
小柴昌俊先生が今年度のノーベル物理学賞を受賞されました。同じ基礎科学
研究に携わる者として喜びに堪えません。また、これがきっかけとなって
「すぐには役に立たない」基礎科学研究の意義についての理解が進むことを
期待しております。
 また、小柴先生のニュースに隠れて日本では大きくは報道されていません
が、同時受賞となったRiccardo Giacconi氏は、ハッブル宇宙望遠鏡を擁す
る宇宙望遠鏡科学研究所の初代所長を経たのち、ESO (European Southern
Observatory=ヨーロッパ南天天文台) の台長としてヨーロッパのLSA計画
とアメリカのMMA計画のALMA計画への統合に尽力し、現在はAUI (Associated
Universities Inc.=米国北東部大学連合) のプレジデントという立場で
ALMA計画の北米側代表の一人として計画の推進に当たっておられます。
同じくALMA計画に携わる者として、推進メンバーの中核の一人がこのような
栄えある賞を受賞したことをたいへん嬉しく思います。
 外国の科学雑誌で日本のお家芸と評価されたニュートリノ物理学、高エネ
ルギー天文学、電波天文学のうち、ニュートリノ物理学と高エネルギー天文
学の2つが今年の物理学賞の対象となったことに深い感慨を覚えます。また、
受賞理由となった研究が、数十年を経たいま、さらに大きく発展を遂げよう
としていることも特筆に価するでしょう。ALMA計画は、ブラックホールの発
見をはじめとして原始銀河の発見や原始惑星系円盤の発見など科学史に残る
成果を生んだ野辺山の電波望遠鏡群の自然な発展形です。そして、野辺山と
ALMAの関係は、ニュートリノ物理学におけるカミオカンデとスーパーカミオ
カンデ、あるいは高エネルギー天文学における「ウフル」や「はくちょう」
とASTRO-EIIの関係に似ています。スーパーカミオカンデとASTRO-EIIが
着々と進行し、さらなる成果が期待されるなか、日本のお家芸の一つである
電波天文学分野において日本の科学的成果を発展させるためには、ALMA計画
へ日本が早期に主導的な立場で参加することが必要です。皆様におかれまし
てもALMA計画への日本の早期参加に向けて引き続きご協力くださいますよう
よろしくお願いいたします。

 さて、前置きがたいへん長くなりましたが、国立天文台が進めているALMA
計画の近況報告と、これから行われる一般向け講演会等についてのご案内を
お送りします。
※適宜更新する予定ですので、最新情報についてはALMAのホームページ
 http://www.nro.nao.ac.jp/alma/ をご覧下さい。

【近況報告】

 去る7月9日にはESOが2003年度からの建設開始を承認し、ALMAの建設は
ひとまず米欧2者が先行する形で今年中にも開始される状況となりました。
日本としては、北米・欧州にやや遅れての参加となることに伴い、国立天文
台を中心に、アンテナ・受信機・相関器等の分担を中心とする参加計画の
検討を進めているところです。
 9月17-18日にドイツで開催された拡大ALMA調整会議 (EACC) では、日本
から海部台長ほか計8名、米欧からR. Giacconi氏ほか計14名、合同ALMA
オフィスから計3名が参加し、主に日本の参加計画について議論されました。
米欧の委員からは国立天文台の参加計画を歓迎する旨の表明があり、今後さ
らに詳細な参加案を提示するように要請がありました。また、今後の日本参
加について検討・議論する枠組みとして交渉チームが組織されることになり
ました。
 一方、日本の参加計画の具体案を審議するために科学技術・学術審議会の
天文学研究ワーキンググループが開催されており、年内をめどに評価報告書
がとりまとめられる予定です。
 また、10月9日まで行われていた日本天文学会の秋季年会では、ALMA計画
の早期実現に向けた要望書を文部科学大臣宛てに送ることが決まりました。

■以下略■


▼更新=2002.7.25.▼


【近況報告】

 ALMA計画を取り巻く国際的な状況は急展開を見せています。昨年11月に
建設予算が承認されたアメリカ合衆国に続き、去る7月9日にはヨーロッパ
南天天文台(ESO)が2003年度からの建設開始を承認し、ALMAの建設はいよ
いよ今年中にも開始される状況となりました。その中で、今年度から2年
計画で「大型ミリ波サブミリ波干渉計に関する研究開発」を実施し、これ
が終了する2004年度からのALMAの建設予算獲得をめざす日本としては、
北米・欧州にやや遅れての参加となることに伴い、国立天文台を中心に
参加計画の組み直しを進めているところです。日本が一刻も早く建設に
着手できるよう、引き続きご支援をお願いいたします。

■以下略■


▼更新=2002.3.8.▼


講演会「宇宙はどこまで見えるか 〜アルマがひらく天文学〜」

 アルマ(ALMA:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)計画は、北アメリカ、
ヨーロッパ、そして日本の国際協力により、南米チリのアンデス高地に建設し
ようとしている巨大な電波望遠鏡です。その科学的性能や使い方を相談するア
ルマ科学諮問委員会のために来日される一流の科学者をお招きして、天文学の
最前線と、アルマ計画、そしてアルマが私たちに見せてくれる宇宙の姿につい
てわかりやすくお話しいただく講演会(日本語通訳付)を開きます。春分の日
の午後のひととき、宇宙の不思議に触れてみてはいかがでしょうか。

■以下略■


▼更新=2002.1.3.▼

当HP上でも、2001年の夏から、「ALMA建設計画推進のための署名にご協力を
お願いします」というコーナーを設けてきました。
 その署名活動の報告(メール)が、国立天文台から届きましたので、お知らせします。
ご協力、ありがとうございました m( _ _ )m ペコン


◎45000の署名有難うございました!
―ALMA実現に向けて大きな第一歩―

 7月から始めたALMA (アルマ) 計画推進の署名活動には
45000名を越える方々からのご賛同をいただき、素晴らしい
応援メッセージも多数添えていただきました。予想を大きく
上回る署名に、関係者一同大変勇気づけられております。
署名とメッセージは文部科学省担当課を通じて文部科学大臣
にお届けしました。多数の署名をいただいたことは予算要求
成功の大きな原動力となったと確信しております。暖かいご
支援をいただいた方々に、心から感謝申し上げます。

 日米欧が協力して、光では見えない暗黒の宇宙を調べ、こ
れまでにない高い観測精度で銀河や惑星系の誕生に迫るALMA
計画は、2010年完成を目指して大きな第一歩を踏み出すこと
となりました。米国では、同時多発テロの困難にもかかわら
ず、11月26日に大統領がNSF (米国国立科学財団) の予算案
に署名し、2002年からのALMA建設が承認されました。また、
欧州では、イギリスのESO (欧州南天天文台) 加盟が決定し、
2002年からの建設スタートが確実となりました。一方、日本
は厳しい財政状況下ではありましたが、平成14年度予算内示
でALMA関係の研究開発経費が認められました。正式な建設
スタートは今後の予算要求を待たねばなりませんが、まずは
ALMAの心臓部分となる重要な装置開発がスタートします。

 今後もALMA計画の成功に向けて、最大限の努力をはらう
覚悟でおります。引き続きご支援をお願い申し上げます。

            国立天文台
            台長 海部宣男
            ALMA計画準備室長 石黒正人



【HOME】【HOME】に戻る