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#481213  万年七曜表

▲3枚の円盤を組み合わせた構造の万年カレンダーです。

 ある年の1月1日が日曜から始まるとすると,1月は31日=4週間+3日なので,2月1日は月曜から3日進んで水曜から始まります。2月は28日=4週間ちょうどなので3月1日は2月と同じく水曜から・・・というふうに繰り返していくと,

というように,12の月を分類することができます。
 さらに1年は365日=52週間+1なので,ある年の1月1日が日曜から始まるとすると次の年は1日進んで月曜から始まります。ただし,うるう年の場合は2日進みます。

 以上の法則性に基づき目盛りがつけられています。


↑上記画像は1999年の4月に合わせたところです。(赤丸で囲んだ数字参照)4/1は木曜でした。
(パソコンのカレンダーなどで確認してみてください)
 画像の目盛りを見ると1965年も1999年と同じカレンダーであった事がわかります。同様に1830・1897・2032・2066・・・の各年も共通です。と,いうことはカレンダーは34年分持っていれば使いまわしで新しく買わなくても良いわけです。

・・・

↑2000年の2月に合わせました。2000年はうるう年ですが,うるう年の1・2月は印に月を合わせますが,きちんと2/1は火曜になっています。




 国立天文台編 平成2年理科年表(平成2年に特に意味はない・たまたま手元にあっただけ)によれば,1太陽年=365.2422日となっています。この小数部分の端数を処理するために閏年(うるうどし)を設けるのですが,現在のグレゴリオ歴では次のように定められているそうです。
●グレゴリオ歴における閏年(うるうどし)の原理
『閏年を4年に1回挿入する。しかし,その閏年を400年に3回抜く。具体的には西暦の値を4で割って,割り切れる年を閏年とする。但し西暦が100で割り切れる年は,さらに400で割って,割り切れる年を閏年,割り切れない年を平年にする。』
 2000年は4で割り切れるから閏年なのかというと,100でも割り切れるので実は平年・ではなく,400で割り切れるので結局『閏年』だったというわけです。ちなみにここ1000年くらいの100でも割り切れる年の状況を見ると,
1500 3.75
1600 4  ◎
1700 4.25
1800 4.5
1900 4.75
2000 5  ◎
2100 5.25
2200 5.5
2300 5.75
2400 6  ◎
というわけで,今度は2400年が該当ですね。

 このグレゴリオ歴は1582年から使われたようですが,それまでは325年のニケア公会議で決まったユリウス歴が使われていました。このユリウス歴は単純に4年に1回の閏年を入れるだけだったので1年=365.25日,128年で1日のズレとなり1582年当時で10日もずれが生じていました。
 現在のグレゴリオ歴でははるかにズレは少ないとはいえ,1年が365.2425日となるのでなお1年あたり0.0003日のズレが生じます。ということは1÷0.0003=3333.33・・・なので,あと3000年くらいするとY4.9K問題などといって世界中また大騒ぎになるのかもしれません。


※いろいろな暦に関して参考になるHPです。→ suchowan's Home Page 
(2000.02.06 Nishi)