結晶対称性+群論関連+自作PCと個人用バンド計算専用マシン[Top]

本ページのアドレスは、./materiae.htmlとありますが、これは元々[./materia.html]の英語版として用意したものだっ たのですが、./materia.html自身が英語版になってしまったので放置されてい ました。無駄を省くためこれを流用することにしました。
PCの自作、改良、改造は各自の自己責任で行なって下さい。筆者及び物質・ 材料研究機構(及び旧無機材研)は一切責任を負えません。
目次 [Top]
参考:同じ対称性で扱える 結晶構造の代表的なもの
各対称性に対応する代表的 な物質【詳細】
群論に関する【覚書】
これまでのPC使用経験
初めての本格的自作PC
マザーボード交換
バンド計算をするには
もう2台目の自作PC
3台目(自作PC)
バックアップについて
マザーボード交換2

参考:同じ対称性で扱える結晶構造の代表的なもの[目次]

各対称性に対応する代表的な物質【詳細】[目次]

群論に関する【覚書】[目次]

群とは、 以上の条件(公理)を満たすもの。

(参考)巡回群 ⇔ 可換群

磁気群(⇔二重空間群?)、灰色群

2価表現←スピン←360度(2π)回転で、-1

共役な関係(元)、類、不変部分群

最大の部分群(Maxiaml subgroup)は一つとは限らない。

ある群の要素数(元の数)/その部分群の要素数(元の数)=整数

共役な関係の集合=類

積表:2×2は一つだけ。3×3も一つだけ。4×4は2つ。

同型、準同型、等価な表現、相似変換、直和、直積

積表の形(結果)が同じ→同型

積:対称操作×対称操作=行列×行列←通常、可換ではない。可換な場合= 可換群(例:巡回群)

キャラクター(指標)、キャラクター表

↑キャラクター表(指標表)は重要。

既約表現、可約表現、回転群、点群、空間群、生成元

ある群の元(要素)の数がN個の場合。N:位数
生成元→生成元の積から、そのある群の全ての対称操作を生成出来る。

既約表現=行列(表現)のブロック化において、これ以上再ブロック化出来 ない表現

↑逆にブロック化可能な表現=可約な表現
↑ブロック化することを簡約と言う。

関連:対称操作→行列で表現→ブロック化(=簡約)→可約か既約かを調べ る。

類の個数=既約表現の個数
既約表現の次元数の二乗の和=群の位数
既約表現の次元 ⇔ バンドの縮退数と関係
可換群 → 既約表現は1次元のみ
直交性

どのような場合で、既約であるか可約であるかが重要か?。
例1:非交差の規則←k点上で”交 差”する各バンドが同じ既約表現であるか否かで、交差(←関連:偶然縮退) か反発かに分かれる。

一つのバンド(準位←スピンは考えない)に一つの既約表現が対応する(或 いは、一つの既約表現を持つ、一つの既約表現で表される)。
↑その既約表現が2次元以上なら、その次元数分のバンドが縮退している。
↑従って、一次元の既約表現において、異なる既約表現を持つバンド同士が 縮退することは、偶然以外にはない。←特別な場合として空格子点におけるバ ンド(→空格子点近似)がある。格子上 の自由電子を扱うのでその対称性は(←実質、∞?)、実際の格子系の持つ対 称性(空間群)とは異なる。

例2:上記から、あるk点上のバンドの持つ既約表現が何であるかを、当該 する波動関数の持つ対称性の検証をしないで、そのバンド(準位)の縮退数か ら特定出来る場合がある。

(参考)
R. L. Benbow, Phys. Rev. B22, 3775(1980)←有用な論文。HCP格子 における、双極子遷移(Dipole transition)に関しての、選択則(遷移許容、 禁止)に関して有用な表がある。
関連:W. Eberhardt and F. J. Himpsel, Phys. Rev. B21, 5572(1980)←FCC格子、BCC格子における、双極子遷移(Dipole transition)に 関しての、選択則(遷移許容、禁止)に関して有用な表がある。

(メモ)
反転対称(Inversion)がある場合、双極子遷移(←ungerade、x,y,z、例:赤 外分光)と四重極遷移(←gerade、 x2,y2,z2,xy,yz,zx、例:ラマン分光)は 同時に起こり得ない。
↑分子(孤立系)の場合は、これが常に成り立つ?。
↑一方、バルク系では、ブリュアンゾーン(BZ)内のk点の持つ対称性は、そ の系が持つ対称性と異なる(部分群)ことがある。特に、対称性のない一般点 では遷移に関して実質上なんでもありな状況となる。それは、当該するk点で の波動関数Ψkが、そのk点の持つ対称性(既約表現)に なっているからである。従って、反転対称のある物質(バルク)でも、反転対 称のないk点上では、赤外とラマン両方の遷移が可能ということになる。←こ れは正しいか?。現実に、一般点上での直接的遷移が可能かつ実験で観測可能 かという問題点もある。通常、直接遷移などは、対称性の高いk点上で観測さ れる(起こる)。

直積(Direct product)とその関連項目(双極子遷移など)に関しては、[Point Group Symmetry](University of Newcastleにあるページ)が有用。

(メモ2)双極子遷移(直接遷移)の許容、禁止は、当該するk点の持つ対称 性と、VBM(Valence band maximum)、CBM(Conducxtion band minimum)のバンド の縮退の仕方で(ある程度)判定が可能な場合がある。
【関連文献】K. Kobayashi, K. Watanabe and T. Taniguchi, "First-principles study of various h-BN phases", Journal of the Physical Society of Japan, Vol. 76, No. 10 (2007) 104707 における、P点(K-H線上)での遷移許容の議論参照。

既約表現:irreducible representation
既約表現→基底、射影演算子(による方法)

↓点群の既約表現(マリケン記号〔マリケン表記〕による表示)
一次元:A(C4に対し不変), B(C4 に対し可変)
二次元:E(注:恒等操作のことではない)
三次元:T(F)
空間反転(inversion)→Ag、 Auなどと表記。
C2またはσv→A1、 A2などと表記。
σh→A'、A"などと表記。
他に、ベーテ記号(ベーテ表記)による表示方法あり。

32個の結晶点群→230の空間群

★以下、数字などの左横上にあるバー(bar)"¯"(例:¯1)で代用 (←ブラウザのバージョン、種類、設定条件によって表示出来ない場合あり)。

32個の点群で、

極性を持つ点群←焦電性(自発分極):10個
1,m,2,2mm,4,4mm,3,3m,6,6mm

↑強誘電体になる可能性あり。

極性を持たない点群:11個
222,¯4,422,¯42m,32,¯6,622,¯6m2,23,432,¯43m

以上の(10+11=)21個の点群は、中心対称を持たない(=反転対称 でない)。432以外は、ピエゾ効果(←外部応力による誘電分極)を示す可能 性がある。

以下、中心対称(反転対称)を持つ点群:11個
¯1,2/m,mmm,4/m,4/mmm,¯3,¯3m,6/m,6/mmm,m3,m¯3m

230の空間群→73がシンモルフィック(共型)、157がノンシンモル フィック(非共型)。←いわゆるセル内の並進(映進)が無いのがシンモルフィッ ク。一方、ダイヤモンド構造やルチル構造は並進が存在する(←非共型)。

軸映進:a/2,b/2,c/2,(a+b+c)/3
対角映進:(a+b)/2,(b+c)/2,(c+a)/2、立方(or 正方)晶では、(a+b+c)/2
ダイアモンド映進:(a±b)/4,(b±c)/4,(c±a)/4 or (a±b±c)/4)

結晶点群⇔結晶系と関係

並進操作、回転操作、反転(Inversion)操作、反転中心、鏡映操作、映進操 作(glide操作:軸映進、対角映進、ダイアモンド映進)、鏡映面、鏡面対称、 回転+反転→回反

らせん(螺旋)回転操作:11個
21,31,32,41,42,43,61,62,63,64,65

結晶にある対称操作を施す。→見た目何も変わらない時、その結晶はその対 称操作に関する対称性を持っている。

回転で5回軸は考えない。→準結晶(?)

点群の表記法:Schönflies(シェーンフリース)の記号、 Hermann-Maugui(HM、国際)記号の2つが代表的なもの。

P,F,I,C,R

P:プリミティブ格子
R:Pは三方晶ではR←菱面体の場合、(三方晶での)六方晶ではP
F:面心格子
I:体心格子
C:底心格子(他にA底心、B底心の場合あり)

14個のブラベー格子:三斜格子、単純単斜格子、底心(側心)単斜格子、 単純斜方(直方)格子、底心斜方格子、体心斜方格子、面心斜方格子、単純正 方格子、体心正方格子、単純立方格子(SC)、面心立方格子(FCC)、体心立方格 子(BCC)、六方格子、三方格子(菱面体格子)

★↑面心正方格子は、体心正方格子と等価なので上には書かれていない。同 様に底心正方格子は、単純正方格子と等価。

結晶格子 (結晶系):斜方晶(直方晶:P,I,F,C) 、正方晶(P,I)、立方晶 (等軸晶:P.I,F)、 三方晶(菱面体晶:R,P) 、六方晶(P)、単斜晶(P,B or P,C)、三斜晶(P)

斜方晶(直方晶、222,mm2,mmm) 、正方晶 (4,¯4,4/m,422,4mm,¯42m,4/mmm)、立方晶(等軸晶、 23,m3,432,¯43m,m3m)、 三方晶(菱面体晶、3,¯3,32,3m,¯3m) 、六方晶(6,¯6,6/m,622,6mm,¯6m2,6/mmm)、単斜晶(2,m,2/m)、三斜 晶(1,¯1)

(シェーンフリース記号→国際記号)
斜方晶(直方晶、222,mm2,mmm→ D2,C2v,D2h) 、 正方晶(4,¯4,4/m,422,4mm,¯42m,4/mmm→ C4,S4,C4h,D4,C4v,D2d,D4h)、 立方晶(等軸晶、23,m3,432,¯43m,m3m→ T,Th,O,Td,Oh)、 三方晶(菱面体晶、3,¯3,32,3m,¯3m→ C3,S6,D3,C3v,D3d) 、六方晶(6,¯6,6/m,622,6mm,¯6m2,6/mmm→ C6,C3h,C6h,D6,C6v,D3h,D6h)、 単斜晶(2,m,2/m→ C2,C1h,C2h)、三 斜晶(1,¯1→C1,S2)

C1h = Cs, S6 = C3i

回転軸:斜方晶(2回×3←互いに直交)、正方晶(4回×1)、立方晶 (3回×4)、三方晶(3回×1)、六方晶(6回×1)、単斜晶(2回×1)、 三斜晶(なし)

(バンド計算における群論、対称性の重要性)
ブリュアン・ゾーン、k点(kの星、 一般点)、非交差の規則(←群論が深 く関わる)
バンド構造の描画は、本当は群論 の知識がないと正しく描けない。単純に下のバンドから繋げていくのは、多く の場合さして問題にならないが、場合により注意が必要。
k点において対称性の高い点の名称(ΓとかMAR とか)の由来:今のところ慣例としての呼び名であるということしか 筆者には分からない。
ブロッホの定理←並進対称性

ブリュアンゾーン内のk点:各k点は、それぞれ対称性を持つ(k点毎にそ れに対応した群〔対称性〕を持つ)。
最も対称性の高いk点=その系の持つ対称性(対称操作に対して不変)(例: Γ点)
最も対称性の低いk点=一般点。恒等操作のみに対して不変。
kの星=系の群の位数(元の数→対称操作の数)/そのk点の群の位数

バンド間の電子の遷移(特に直接遷移の場合)も対称性が深く関わる。←選 択則

構造相転移=対称性の変化

外部からの摂動(←圧力[+ストレス、微小変形]、外場[電場、磁場等]、 温度、光など)→対称性の変化(通常は対称性を下げる。→部分群)

格子振動(=フォノン):格子(原子)の振動は、p軌道(Px,Py,Pz)の持つ 対称性で記述出来る。←分子の振動(点群)、固体での振動(空間群)

以上はまだ暫定版です。各括弧内の物質は筆者が知る(或いは計算したこと がある)代表的なものを挙げています。組成が同じでも、構造(対称性)が異 なるものが存在する場合があります。間違い、誤り等があった場合、お知らせ 下さい(kobayashi.kazuaki-@-nims.go.jp:- @-は変なメイル対策)。

(参考ウェブページ)
米国海軍(The Naval Research Laboratory)によ る結晶構造データベース[Crystal Lattice Structures Database](←↓12/27、2012、いつか復旧する模様)

(参考文献)
"THE MATHEMATICAL THEORY OF SYMMETRY IN SOLIDS", C. J. Bradley and A. P. Cracknell, CLARENDON PRESS, Oxford 1972
「応用群論 ‐群表現と物理学‐」、犬井鉄郎、田辺行人、小野寺嘉孝著、 裳華房
「(物性物理/物理化学のための)群論入門」、小野寺嘉孝著、裳華房
「空間群のプログラム‐TSPACE」、柳瀬 章著、裳華房
「物性物理学のための群論入門」、G. Burns著、中村輝太郎、澤田昭勝共訳、 培風館
「物質の対称性と群論」、今野豊彦著、共立出版
「物性科学事典」、東京大学物性研究所編、東京書籍
「物質科学のための表現論入門 - 複雑構造・秩序・機能 - (その1)」、 岸根順一郎、固体物理、Vol. 44, No. 9 (2009) 553

(有用サイト)
[1]Bilbao Crystallographic Server
対称性、群論(空間群)に関しての有用な情報があります。
関連文献:M. I. Aroyo, et al., Z. Kristallogr. 221, 15 (2006).
[2]Point Group Theory
Exeter大学(→ニューカッスル大学にアドレス変更)にあるページ。点群に関 して有用情報あり。
[3]Three-Dimensional Space Groups
ウィスコンシン大学にある3次元の空間群に関してのページ(S. Dutch先生 による)。
[4]k点のメッシュに関しての[ページ]: Naval Research LaboratoryのM. J. Mehl先生によるページ(3/13、20 13、いつか復旧する模様)
[5] 結晶構造解析のための[空 間群](東北大金研、HERMESのページ)
[6] 結晶学関連データ(ワイコフ位置等)のある[ページ](神戸 大学、瀬戸先生による)

これまでのPC使用経験[目次]

以上の他に、研究所で仕事(研究)上購入したものもあるのですが、それら は省略。

初めての本格的自作PC[目次 ]

(注)以下の内容は、[雑感P]とほぼ同じ内容です。

お正月中に、一台自作PCを作りました。これまで、キットものや、ベアボー ンキットや、マザーボード取り換えなどは行なってきましたが、ケースから何 から全ての各パーツ(部品)をばらで用意してマシンを組み上げるのは初めて でした。自作マシンの仕様は、

です。いろいろ曲折はありましたが、何とか動いています。

(一番の失敗)
HDDは着脱式を使用し、複数OS(Windows系、Linux系、その他)を切替 えられるようにと考えたのですが、当初、PCケースにマザーボード(CPU +メモリー)、CD-ROM、HDD(着脱式)等を設置後、電源を入れてもHDDが 認識できないでいました。
いろいろ試している内に、着脱式用装置の説明書を良く読むと、HDDをセッ トした後キーロックしないと通電しないことが分かりました。電源が入ってな ければHDDが動くはずもなく、マザーボード側で認識できるはずもなかった 訳です。

ベンチマーク結果
HDBENCH(ソフト製作者に感謝、ver 3.00)によると、All:12614、 CPU:21078(整数)、21943(浮動小数点数)という結果が得られています。
HDBENCH ver 3.10による結果、All:11663、CPU:21080(整数)、CPU:15980 (浮動小数点数)。 (注意)
Allの値は、CPU以外のメモリー、グラフィックカード、HDD等(ここ では表示略)も含めた総合性能です。従って、CPU性能が劣っていても、 Allの値は良いという場合があります。
以上のデータを見ると、Celeron 500MHz(Socket 370)の方が、Pentium III 500MHzより速いという結果になっています(本当かどうか調査検討中、1/ 14、2000)。
調査の結果、やはりHDBENCHプログラムのバージョンが異なることが判明し ました。Celeron 500MHz(自作PC)は、HDBENCHのver 3.00の結果ですが、 他はver 3.10での結果でした。今後、全て同一のバージョンでの結果にする予 定です。

(バンド計算との関連)
いまだWindowsマシンでしかないので、バンド計算との関連は今のところほ とんどありません。一応これはセカンドマシン(2番手PC)としての地位な ので、Linux等を導入するかはまだ検討中です(HDDは着脱式なので、 Windows98用、Windows2000用、Linux用等別々にHDDを用意してとっかえひっ かえOSを切替えながら使うことは可能)。

(Windows2000導入)
(3/13、2000)自作PC(一号機)にWindows2000を導入しました。 グラフィックカードや音源、モデムカードなど(上記参照)のドライバは、 Windows2000導入時にインストールされたもので特に問題なく稼働することを 確認(調査続行中)。尚、Windows2000にはCDしか付いていなく(フロッピー はない)CDから起動してインストールしました。

(一号機不調)
(12/11、2000)自作PC(一号機)は、これまで何度も落ちていた のですが、昨日もHDD上のファイルが壊れてしまいました。電話回線経由で 接続していると、ある時からブラウザ上の文字(日本語)の一部が化けるよう になっていると思っていたら、にっちもさっちもいかなくなってしまいました (特段、怪しい操作や、怪しいサイトを閲覧していた訳ではない)。再起動す ると、セーフモードでも起動できず、DOSプロムプトモードでのみ起動可能で した、scandiskで調べてみると雨あられのような修正が行なわれ。scandisk後、 dirでHDD上のファイルを見てみると、大量の修正ファイルができていまし た。
これはもう駄目だと判断、そのままディスクをまるまるフォーマットして、 OS(Windows98)を再インストールしました。落ちるのが夜だったので、バッ クアップから(RX-25Hの2.5インチHDD上)の復旧は、来週以降となりま した。
尚、HDD上のファイルが壊れた原因は今のところ不明です。


(ちょっと一休み)最近購入した[HDD]について


マザーボード交換[目次]

筆者は、1997年頃(?)メルコのBaby-AT仕様のケース(DOS/Vコ ンポーネント、マザーボード付き:セミキットのようなもの)を購入。 Pentium 200MHz(MMXでない)、メモリー128MB(SIMM)で、一個マ シンを作りました。しかし、何分にもPentium 200MHzでは昨今のソフトウェア は快適に動くとは言えず、何とかしなければと考えていました。

現状ではマザーボードをそのままにして、CPUのみの高速化では無理と考 え、マザーボードの交換を考えました。問題は、このケースの仕様がBaby-AT で、いつの間にか巷ではATX仕様が主流になってしまい、Baby-AT仕様のマザー ボードはあまり見かけなくなってしまったことです。数が少なくなると、自分 の希望に沿ったものがなかなか見つからず、どうしたものかと思案していまし た(筆者は出不精なのであまり遠出はしない〔つまり秋葉原にはあまり行かな い〕)。

そうこうしている内に、幸い年末に何度か秋葉原に行ける機会があり、 Baby-AT(フルAT)のマザーボードを購入することに成功しました。購入した のは、GIGA-BYTEのGA-6BA(Slot1)で、これにPentium III 500E(FSB100MHz、 Socket370)+ SL-02A++[SOLTEK]、メモリー256MB(DIMM) を合わせて用意しました。
結果として、これまで使っていたSIMMメモリは引き継ぎませんでした (と言うかできなかった)。CD-R/RW(リコー製のバルク品)は引き継ぎまし た。HDDは上記の15.3GBのものを使用。O Sもそのまま引き継ぎました。

(1/31、2000)バンド計算用マシンとしての稼働(OS:TurboLinux、 フォートランコンパイラ:富士通Fortran&C Package)を開始しつつあり ます。


バンド計算をするには[目次 ]

OSはLinux(TurboLinuxを予定)。マシンはDual CPUマシンによるSMP 環境でバンド計算したいのですが、すぐにはOpenMPが動きそうにない(RWCPの Omni Compiler Projectという手 はあるが)ので、取り敢えず、Single CPUマシンを想定マシンとします。

尚、既にバンド計算プログラムrevpe_d.fの実行に関しては、つくってみようバンド計算プログラムを参照。

(1/26、2000)バンド計算用マシンとして、前 述のマザーボード交換マシンを採用することに決定しま した。仕様の詳細は以下のようになりました。
バンド計算用マシン仕様(2/1、2000現在)
CPU:Pentium III(500MHz)、メモリー:256MB、HDD容量:1 0.2GB、OS:TurboLinux ver 4.2、コンパイラ:富士通Fortran&C Package
(ちょっと失敗)
既にこれには15.3GBのHDDが着脱式の形 で接続されていたのですが、これと別に上記10.2GBのものを着脱可能な 形で用意、設置を試みたのですが、ちょっと失敗しました。最近のBIOSは凄く て、メニューにIDEのHDDの自動認識、表示をする項目があります。自動 認識させた結果、シリンダー数19885、ヘッダー16、セクター63とい う結果が出てきました。筆者は、それだけを行ない当該HDDへのTurboLinux をインストールを試みました。インストールそのものは滞りなく終了したので すが、Linuxが起動しませんでした。BIOSメニューを再び立ち上げ、よくよく 調べてみると、HDD(Primary Master IDE)の設定が15.3GBのままで した。
正しいシリンダー数等で設定し直し、ちゃんと変更結果をセーブ(保存)し た後、再度OSのインストールを行ない、今度はうまくいきました。

(1/31、2000)先日、個人で(つまり私費で)注文しておいた富士 通のFortran&C Packageが届きました。職場でも研究費でこのパッケージ は購入しており、パッケージでの説明によると、同時使用でない限りは複数の マシンへのインストールも可能とはあったのですが、問題は研究費(公金)で 購入したものを自宅のマシンにインストールして何ら問題無しとは言い難いた め、個人で購入することにしました。
富士通Fortran&C Packageが届いたことにより、TurboLinux + 富士通 Fortran&C Packageという計算環境が整える体制が出来上がったと言えま す。

(2/1、2000)TurboLinux + 富士通Fortran&C Packageで計算環境 を構築、テストジョブを走らせることに成功。テスト用計算はAlの仮想的な 構造(BCC)における力の[検証]計 算。交換相関項に関しては、GGAを導入した条件下で検証を行ないました。 計算そのものは正しく稼働することを確認。

(2/3、2000)本バンド計算専用PCの研究(含む計算)環境を整備 する。TeXソースやいくつかの計算プログラム(含むバンド計算プログラム) をCD-R経由で転送。現在、自宅では家庭内LANは設置していません(以前はし ていました。ハブやイーサーケーブルもあるのですが、設定が面倒だったり、 ケーブルがごちゃごちゃしたりで、その割には実効が上がらないのでやめてし まいました【またやる可能性はある】)。

(3/2、2000)環境の整備は現在も続いています。ある程度の規模の バンド計算は可能なので、テスト、予備的な計算を行なっています。特に2台 のPCを同時に立ち上げ、一方はTurboLinux + 富士通Fortran&C Package 環境でバンド計算、もう一方のマシンでは、Windows98環境上で(携帯)電話 回線経由での接続(ことの発端)という ようなことを行なっています。面倒なので二つのマシンは繋がっていません。 データのやりとりは主にフロッピー(場合によりCD-R)です。


具体的に行なったPC上でのバンド計算[目次]

(3/15、2000)以下に示してみます。 PCの連続稼働
(4/28、2000)自宅、実家でのバンド計算には大きな問題がありま す。それはPCの長時間連続稼働ができないからです。不可能と言う訳ではな いのですが、心配症の筆者には、自分の不在中に何か事故があったらと考える と、在宅中のみ稼働させるということになります。平日なら、帰宅後から就寝 までの数時間PCを稼働させ、実家は普通休みの日にいるので、休み中の2、 3日間の連続稼働しかできません。また、PC(特に自作PC)は、空冷ファ ン等の音も五月蝿く、就寝中の稼働は行なえない状態(ご近所迷惑にもなる) です。

数時間で行なえるバンド計算は、最近いかにPC(というかPC上のCPU) が速くなったとは言え、相当簡単な系のものとなります。一晩以上(半日くら いか)もあると、それなりに意味のある系(と言ってもバルクで、ユニットセ ル内に1、2個だが:ただ扱う系の条件にも依る)での計算を完結させること も可能ではありますが、休み中、金曜の夜から、月曜の朝まで計算させても、 せいぜい3、4つの系の計算しかできません。

(例1:黄金週間中でのPCによるバンド計算)
(5/11、2000)黄金週間中は、飯山電気のV400HS(CPU Pentium II 400MHz〔インテル〕、メモリ64MB〔192MBへ増設〕、O SはTurboLInux+富士通Fortran&C)上で、バンド計算を行ないました。 主に、バルク系の平衡格子定数を求めるテスト計算を試みたのですが、当初は 1つの格子定数に対し、36時間以上の計算時間が必要となり、途中で計算を 断念したのですが、予備的な計算の段階で調べてみると設定した格子定数が大 き過ぎ、もっと短い格子定数で計算可能なことが判明しました。より短い格子 定数で計算すると、計算量は36時間以上(推定値)から、一気に8〜10時 間程度に減りました(格子定数を減少により、FFTの刻み数や平面波数を大 幅に減らすことができたため)。

(例2:xgraphの導入)
(12/25、2000)これは直接バンド計算とは関わりないのですが、 バンド計算用Linuxマシン(飯山のV400HS:マーザーボードはP3B-Fに交 換、CPUはPentium III 700 MHzに換装)に、xgraphを導入しました。これ は、バンド構造を描画する時に筆者の場合、xgraphを利用するためです。計算 した系のバンド構造が描画できると、計算結果の検証等に役に立ちます。特に、 ゴーストバンドの有無やバンド構造の異常を確認することが、バンド構造の場 合、一目瞭然なので良いです(勿論、対数微分等からでも判定は可能です)。
導入したxgraphは、検索エンジン(キーワード、xgraphで検索)で見つけた、” http://www.goice.co.jp/member/mo/hack-progs/xgraph.html”にある、 xgraph-11.3.2-hack.9.tar.gzです(オリジナル版、xgraph-11.3.2.tar.gzの 改良版9)。

  gzip -d xgraph-11.3.2-hack.9.tar.gz
tar xgraph-11.3.2-hack.9.tar
xmkmf
make
make install
make install.man
以上は、ルート権限で行なうと、エラー表示(筆者には意味不明)が出てく るものの、/usr/X11R6/bin上に一応、xgraphが生成されました。実際、ちゃん と動作しバンド構造も描画できました。

もう2台目の自作PC[目次 ]

(1/31、2000)筆者は2台目の自作PC製作を敢行してしまった。

筆者はこの手の工作ものは苦手(というより下手)なのですが(だから理論!?)、 どうやらはまってしまったようです。以下にマシンの仕様を示します。

ベンチマーク結果:HDBENCH ver 3.10による結果、All:11726、CPU:29418 (整数)、CPU:30914(浮動小数点数)。やはり浮動小数点の値はPentium III 500MHzの1.5倍ほどになっています。
Allの値が浮動小数点の値の良さと比べてあまり良くないのは、HDDが一 応UltraATAに対応なのですが、着脱式のケースが対応していないため、それが 足を引っ張っている(実際ベンチマークの値は大変良くない)と思われます。
参考比較:CPU:20035(整数)、CPU:21057(浮動小数点)、Pentium III 500E(クロック500MHz〔ベースクロック100MHz〕、Socket370 type + SL-02A++[SOLTEK])。

Intelのマザーボードのマニュアルは、必要最低限の説明がなされています (言語は英語)。マニュアルには、扱えるCPUのリストでベースクロックが 133MHzの場合には600MHzのものまでしか書かれていませんでした が、733MHzのCPUでも問題なく稼働を確認しました(HDBENCHの計測 でも731.3MHzと表示)。メモリーは100MHz用のSDRAM×2 で問題なく作動(マニュアルにはメモリーに関して詳細な注意書きあり)しま した。


(盛者必衰)
(2/1、2000)733MHzマシンができて最速と思っていたら、既に 750MHzや800MHzのマシンが世に出ていて悲しい。

(12/8、2000)筆者も、WindowsMe(Millennium Edition)を2号機 に導入しました。新たに20GBのHDD(Seagate製)と、着脱式ケースを 購入、HDDと一緒にいわゆるOEM版WindowsMeを同時購入しました。
インストールは、割と苦労しましたが、何とか成功しました。


(音が五月蝿い)
筆者の作った自作マシンは、ファン等からの騒音が結構気になります。

3台目(自作PC)[目次]

現在(3/9、2000)、3台目のPC製作を行なっています。以下に仕 様を示します。 グラフィックボードは、Linuxでの使用を考え、敢えて2世代(?)以上古い ものを採用しました。今回はケースがミドルタワーでこれまでのミニタワーと 比べるとケース内空間に非常に余裕があり、配線(電源、フロッピー、IDE などの各ケーブル)の取り回しが比較的楽でした。このケースの電源は400 Wと余裕があるので、Dual Pentium用のマーザーボードを使用することも考え たのですが今回は見送りました。

バックアップについて[目次 ]

(4/3、2000)筆者自作のマシンでは、よくOS(Windows98)が起 動不能になります。特に自作1号機は昨年末から新年にかけて作ったばかりな のに、既に3度は起動不能(Windows98)に陥っています。いずれの場合も復 旧が出来ず、OSの再インストールという浮き目に会いました。この一号機は、 通信に使ったり、各種ソフト(フリーソフト、体験版、製品版などいろいろ) を導入、削除(アンインストール)を繰り返したりとかなり酷使するマシンで はありました。しかしOSの再インストールは時間もかかるし、データも消失 (バックアップしてない場合)するのでとても悲しいし、苦痛です。

最近ハードディスク(以下、HDD)はどんどん容量を増し、既に30GB を越えるものも普通のPC販売店で購入可能です(IBMが70GB【!】を 越えるHDDを発表したことが最近のPC雑誌に掲載されています。4/5、 2000確認)。筆者のマシンも着脱式のケースに8〜15GB程度のHDD が収まっています。つい数年前までは数百MBのHDDでも十分実用に堪えた のですが、現在では容量が1GBのHDDですらほとんど見かけません。もっ と昔、PC9801(日本電気)が初めてHDD付きのPCを販売した時、そ の容量は確か5MB(!)位だったと思います。

容量が5MBなら、HDDのバックアップは今考えると簡単でした。当時既 にフロッピー(まだ8インチも健在だった)でも容量は最大で1MBあったの で、5、6枚媒体があれば圧縮無しでもHDD内容の全バックアップは可能で した。数年前の段階でも容量が1GBなければ、圧縮すれば、MO(容量:1 28MBまたは230MB)やCD‐R(容量:約600から700MB) (まだまだ普及してはいなかったが)への媒体一枚だけによる全バックアップ は不可能ではありませんでした。

ところが、HDD容量が10GB、20GBとなると、「はて、どうしたも のか?」と途方に暮れてしまいます。これだけの容量(HDD容量の大部分が データで埋まっていると仮定)を全てバックアップすることは、MO(現在で は容量1GB以上のものもあるが)やCD‐Rでは不可能ではないですが、非 常に苦痛(媒体が何枚か必要であり、バックアップ時間も全体として考えれば 膨大)であります。DVD‐RAMという手もありますが、それでも現在その 格納可能容量はおよそ5GBです。30GBもあるHDDを全バックアップす るには圧縮が効率よくできたとしても2〜3枚はDVD媒体が必要です。
それでもいくつかの重要なファイルやディレクトリのデータをバックアップ するためなら、MOやCD‐R(CD‐RW)は非常に安価(特にCD‐R媒 体は大変安くなっている)でお手軽なデータバックアップ方法と言えます。

媒体数が一つだけで全バックアップ可能な方法として、DATかDLTが候 補として挙げられます。DATの場合、DDS3規格なら圧縮で24GB(確 か最近より大容量での記録が可能なDDS4規格もあるはず)まで記録可能で す。DLTなら更に大容量の記録が可能です。但し、これらはテープ媒体なの で、記録速度はそう速くはありません。また、CD‐R、MO等と比べてあま り一般的でありません(実は筆者はDATを個人で持っていたりする。最近ホ コリを被っているが)。

バックアップの別法として、HDDに丸ごとコピーしてしまう手があります。 もしPCケース内にもう一台HDDを増設する余裕があれば、考慮の対象にな ります。HDDへの丸ごとコピーなら、他の記録媒体よりも記録速度が速く、 また少なくともコピー元と同容量の媒体を用意できます(当たり前か)。ただ この場合、これは手軽なバックアップ媒体とは言えません。着脱式のケースを 使えばある程度作業は楽になりますが、コピー用HDDの設置はIDEで行な う場合、少なくとも一度はPC本体を空けて増設する必要があります。SCS I(SCSIカードを導入する必要あり)やUSB経由なら外付けのHDDが 使用できますが、やはり他のバックアップ媒体と比べると取り扱いは面倒です 。
またこの場合、例えば一月毎のバックアップ(全コピー)をするとして、こ れを半年前の分までとって置くとすると6台のHDDが必要になります。HD Dは最近安価ではあると言え、バックアップの目的だけで6台用意することは 本末転倒の感があります(安くても新品のHDDは一台で〔容量にもよります が〕1万円位はします)。毎月更新された部分のみ追記していくだけなら1台 で十分ですが、PCが複数台あったり、OS毎のバックアップとなるとやはり 何台かのHDD資源が必要となります。

筆者の場合[目次]

筆者は1度目のOS(Windows98)起動不能に陥った後、HDDをフォーマッ トして再度OSをインストール(クリーンインストール)し環境を再構築しま した。この後、バックアップをもっとちゃんとせねばと考え、まず特に重要な データはCD‐R、小容量ならフロッピーにバックアップするようにしました。 できればHDD全体のバックアップも行ないたかったのですが、それは実現し ていませんでした。これには当時(と言ってもつい最近だが)まだよいバック アップソフトを筆者は持っていなかったこともあります。またWindows98でも バックアップは可能なのですが(システムツールにある)、この段階ではバッ クアップツールはインストールされていませんでした(因みに、Windows2000 では標準でバックアップツールがインストールされ、テープドライブ〔DAT〕 等へのバックアップも可能)。

そうこうしている内に、2度目の起動不能に陥り、再再度OSをインストー ルすることとなりました。この時は、HDDを再フォーマットせずにそのまま 上書きインストールが可能でした(アップグレードではない)。このためデー タのなかにはそのまま引き継げるものもあったのですが、データではないソフ トなどは起動オブジェクトは残っていても、それだけでは起動しなくなってい る(レジストリ等が再再度インストールのため初期状態に戻ってしまったため と思われる)ため、多くのソフトも再インストールということになってしまい ました。

その後、筆者はHDDの本格的なバックアップが必要と改めて認識し、バッ クアップソフトによるHDD内容の全バックアップを試みることにしました。 まずは、購入したCD‐R(RW)ドライブに添付されていたCD‐R書き込 み用ソフトにバックアップ機能があったのでそれを試してみたのですが、これ には問題がありました。それはバックアップには作業用の領域が必要で、それ はHDD(バックアップすべきHDDとは別に)でなければならないというこ とでした。もう一台増設するくらいなら、その増設HDDに全コピーする方が よいのではとも思いましたが、筆者はある方法を思い付きそれを試してみるこ とにしました。それはUSB接続できる2.5インチHDDケース(メーカー 不詳)+2.5インチHDD(IBM製、6.4GB)で、それを作業用領域 とするものでした。
しかしこの目論みは見事に失敗しました。このUSB接続できる2.5イン チHDDケース+2.5インチHDD(6.4GB)は、OS(Windows98、 Windows2000)上でリムーバブルディスクとして認識されますが、この認識で はバックアップソフトは作業用HDD領域とみなしてくれないことが判明しま した。これで振り出しです。

Microsoft Backup導入での失敗
そこで筆者は、Windows98のシステムツールにあるバックアップツール (Microsoft Backup、再再インストールではインストールしなかった)を Windows98インストール用CDからインストールを試みました。ところが、イ ンストールした後、OSが起動しなくなってしまいました。原因は不明ですが、 再再度インストールの後も、よいバックアップ方法の模索、各種ソフトの導入、 削除を繰り返し、さらに今回のバックアップツールのインストール(この時、 バックアップツール以外にもいくつかツールをインストールした)により、何 らかの不具合(可能性としてはツール等のバージョンの不整合)が生じたと思 われます。今回、OSの上書きインストールを行なおうとしたところ、HDD 容量の不整合という理由により不可能だったため、再度フォーマットして、ク リーンインストールを行ないました。このため起動不能の本当の原因究明は (元のデータが消失したため)不可能になったと言えます。

クリーンインストールのため、再び環境も再構築です。幸い、筆者独自のデー タ等はCD‐Rに保存してあったのでよかったのですが、ソフトやドライバ類 はまた一からインストールし直しです。今回OSインストール時に、システム ツールのバックアップをインストールするように設定したのは言うまでもあり ません。インストール、環境再構築後、このバックアップツールを使い、先の USBケース内の2.5インチHDDへのバックアップを行ないました(これ は無事終了)。

それにしても不思議なのは、同じように使っている自作マシン2号機は、こ のような起動不能トラブルに陥ることは今のところありません(Windows98は ちゃんと二つの自作マシンに対し2パッケージ用意〔実際はもっと沢山持って 【購入して】いる〕)。2号機もいろいろ酷使しているのですが、落ちる(ハ ングアップ)することはあっても、OSの起動不能になることはありません。 一体この違いはどこから来るのでしょう?。
因みに、2号機にはUSB接続によるCD‐R(RW)(ロジテック、 LCW-Z4408/U)を購入。最重要データのバックアップは行なっています。本当 はHDD内容の全バックアップも必要ではあるのですがまだ実現していません (時間がない)。

(12/5、2000)2号機のも、USB接続2.5インチHDDケース (RX-25H、PCi製)を導入しました。既に、Microsoft Backupによるバックアッ プを一回行ないました。導入そのものは、USBコネクターに接続して、付属の フロッピーからドライバをインストールすれば、ケース内の2.5インチHD Dが外部記録装置として認識されます(最初のアクセスの段階で、当該2.5 インチHDDのフォーマットが要求される)。

USBリンクケーブル[目次 ]

家庭内LAN環境があれば、重要なファイルをお互いのHDD上に置いておく ことが可能になり、どちらかのマシン上のHDDがクラッシュしたり、OSが 起動不能になっても、最も重要なファイルだけは確保することができます(2 台同時に障害が発生することはまずないと言えます)。ただ、家庭内LANは普 通、2台(以上)のPCにイーサーネットカードを設置して、2台のみなら 10base-T(或いは、100base-T)のクロスケーブル一本(hub経由なら普通の10 〔100〕base-Tのケーブルが最低でも2本必要)で接続できます。昔はイーサー ネットカードの取り付け、設定(値段も高かった)や、ネットワークの設定は 結構面倒だったのですが、最近は大分楽にはなりました。イーサーネットカー ドもPCIバス用でも一番安いものなら、つくばにあるPCショップでも10 00円くらいで手に入ります。設置すれば大抵OS(Windowsを想定)が自動 でハードを認識して、ドライバをインストールして下さいと言ってきてくれま す。

他にも、ケーブル接続という方法もあるのですが、これは筆者は試した経験 がありません。ただ、上記の10base-Tによる接続と比べても、データ転送の速 度は遅いようです。

筆者が最近知って、試した方法が、USBケーブル経由で2台のPCを接続す るものです。これには専用のリンク用ケーブルがあり、筆者は、USBリンクケー ブル(KB-USB-LINK、サンワサプライ製)を購入しました。接続は簡単で、2 台のPCにこのリンクケーブルを接続後、それぞれのPCに付属のフロッピー にあるドライバをインストールし、同じく付属のフロッピーにある通信用ソフ トをインストールすれば、互いのPCのHDD、CD等のファイルが見えるよ うになります(前述のUSB接続のHDDも見えた。互いのPC上で同時に通信 ソフトを立ち上げておく必要あり)。まだファイル等が互いに見えるデータ転 送速度は4〜8MBpsなので、先のケーブル接続よりは速いかと思われます。

(4/18、2000)実際に、このUSBリンクケーブルで、データの転送 を行なってみると、正確に時間を計ってはいませんが、実感としては割と速い ことを確認しました。少なくともCD、CD‐RからHDDへの転送よりは速 いと言えます。やはり通信ソフトは、接続している2台のPCいづれでも起動 しておく必要があります。そうすると通信ソフトのウィンドウが開き、一方だ けでの起動では、そのPC上のファイル一覧(HDDやCDなどの外部接続装 置も表示される)が表示されるだけですが、両方で起動するとファイル一覧が 二つになり、二つ目に接続したもう一方のPCのファイル一覧も表示されるよ うになります。

(7/24、2000)USB Ethernet Adapter(UE-10T、プラネットコミュニ ケーションズ株式会社製)を購入、自作PC1号機に取り付けました。更に、 バンド計算用の飯山のPC(先日マザーボードを交換) に、Ethernetカード LD-PCI2TL(Laneed製、TurboLinux対応版)を取り付けま した。
USB Ethernet Adapterは、Windows98起動後、ドライバ導入用のウィンドウ が開いたので、付属の専用フロッピーからドライバを導入しました。この後、 再起動に失敗(文字化け画面が出てくる)しましたが、電源断後、再度起動し たところ、セーフモードで立ち上がり、更に再起動を試み、無事、OS立ち上 げに成功しました。その後は、特に問題なくOS(Windows98)は動いていま す。

ただ残念なことに、イーサーネット用のケーブルを用意していなかったため、 PC間での接続のテストはまだ行なえていません。

また、バンド計算用の飯山のマシン(マザーボードを交換しているが)の、 メモリも192MBから448MBに増設しました。最初、計算を間違い、 Linux起動時に、linux mem=458Mとして起動しようとすると、途中のHDD関 連のところでエラーが出て止まってしまったのですが、ちゃんと計算して実際 のメモリ量が448MBと判明、linux mem=448Mとすると、正しく起動できる ようになりました。

もうすぐ夏[目次]

(5/8、2000)筆者の所有するマシンは、メーカー製、自作に関わら ず、CPUにオーバークロック動作は施していません。それでも最近大分気温 が高くなり、いろいろとトラブル(障害)が心配されます。黄金週間休み中、 自作PC一号機で、HDDのトラブルがありました。このマシンでは、着脱式 ケースにHDDを搭載していますが、確か5月4日の昼頃突然、当該マシンが 固まって(ハングアップ)してしまいました。一時、再起動も不可能になり、 メッセージにはHDD装置がないとあり、何が起こったのかと思いました。着 脱式のケース(一応材質はアルミニューム製で放熱は良いのだが)を取り出し てみると、非常に熱くなっていることが分かり、しばらく放置して冷ますこと にしました。幸い、暫くした後、着脱式ケースをセットして再起動すると無事 何事もなく起動することができました。

本当に熱の問題でHDDがおかしくなったのか確認がとれなかったのですが、 このHDDの下にCD‐ROM(R)装置が設置してあり、上にあるHDDの 熱の影響も受けてか、CD‐ROM上のCDはとても熱くなります(これも心 配)。このマシンのケースはミニタワーなので、HDDやCD‐ROMドライ ブの設置に関しての余裕はあまりない状況です(現在、状況打開に向けて検討 中)。

(5/15、2000)昨日(日曜)も、自作一号機のHDDは不調でした。 ただ、今回は上記にある熱問題解決のため、3つある5インチベイの真中を空 け、一番上にHDD、3番目にCD‐R装置(ドライブ)、真中つまり2番目 は空にしました。これにより。着脱式ケースの底面(アルミ製)の放熱が、以 前よりはずっと良く行なえるようになったと思われます。確かに、長時間動か してみても特に問題はないようだったのですが、今回フロッピーの扱いで支障 (トラブル)が発生してしまいました。
大分前に購入、現在はお蔵入りしている旧PC98(日本電気製)で扱って いた、1.25MBでフォーマットした2HDフロッピーを、1.44MBで 再フォーマットしようとしたところ、フロッピーは2モードで、旧PC98の 1.25MBフォーマットには対応していないため、フロッピードライブの反 応が極めて遅く、うんともすんとも言わなくなってしまいました。実は、忍耐 強く待っていれば、ちゃんとフォーマットできたのですが、せっかちな筆者は、 我慢できずにフォーマットを中止させようと、操作しようとしたところ、例の 青画面が出てきてしまいました。ここで、筆者は”もういい”と思い、リセッ トしてしまいました。

結果は、前述の5/8での症状と同じく、一時的にHDDが認識されなくなっ てしまいました。そして、暫くほおっておくと、また認識(再起動可能)され るようになりました。これで、5/8の支障も熱の問題ではなかった可能性も 出てきました。この後、重要なデータを、USB接続された2.5インチHD D(外部記憶媒体として認識)へバックアップを行なったのは言うまでもあり ません。

復旧[目次]

(6/19、2000)結局、HDDが認識されなくなる障害が、その後も 起こり、とうとうHDDが完全に起動しなくなってしまいました。このため、 新たにHDD(15.0GB、Quntum製)を購入、システムの復旧を試みまし た。幸い、Windows98ではMicrosoft Backupというバックアップツールがあり、 これを使って2000年、4月16日段階でのHDDのバックアップを行なっ ていたので、このバックアップデータを使って、復旧を行なうことにしました。 以下にその手順を示します。

  1. 新しいHDDをPCに取り付ける(筆者の場合、着脱式ケースを使って いるので、子ケースに入れて、親ケースに差し込むだけ)。
  2. Windows98(OS)をインストール(そうしないとバックアップデータ から復旧できない)。
  3. Windows98インストールの時、カスタムインストールを選択し、 Microsoft Backupもインストールしておく(筆者の持っているWindows98の版 では、標準でMicrosoft Backupはインストールされない)。
  4. Windows98インストール終了。
  5. バックアップデータがあるのは、USB接続された2.5インチHDD ケース内の2.5インチHDDのため。USB接続2.5インチケース用のデ バイスドライバを導入する必要がある(そうしないとデータが認識できず復旧 できない)。
  6. 上記、USB装置は、コントロールパネルのシステム、デバイスの一覧 で、不明なデバイスの一覧で特定でき、そこからドライバを導入作業を行なう ことができる。再起動なしてドライバの導入ができ、導入後すぐにOSは、こ れを外部記憶装置として認識する。
  7. この外部記憶装置(2.5インチHDD)上に、バックアップデータが 存在することを確認。ファイル名は、W98_Backup_0416_2K(拡張子省略)。
  8. Microsoft Backupを起動(スタート→アクセサリ→システム)し、バッ クアップではなく、リストア(復旧)を行なう。
  9. リストア条件
  10. リストア作業が開始され、終了するまでの所要時間、41分25秒(リ ストア用データは、約1.6GB)。
  11. リスト終了後、再起動。
  12. リストアにより、システムが(4月16日時点のものに)復旧している ことを確認。
リストア作業は無事に終了、システムを少なくとも2000年4月16日段 階のものにすることができました。実際、上記作業で設定した、USB2.5 インチHDDケース以外のドライバ(グラフィックカード、サウンドカード、 モデムカード等)はちゃんと認識されていて、画面設定(上記作業時は、64 0×480モード)も、再起動後、1024×768になっていました。サウ ンドやモデムによる通信も問題なく可能でした。その他、OS以外でインストー ルしていたソフト、ツール類も問題なく使用可能でした。

筆者自身、こんなに容易かつ完全に復旧がなされるとは思ってもいませんで した。復旧作業前は、おそらく、いくつかのデバイスドライバやソフト、ツー ルは再導入(インストール)しないと駄目かと思っていたのですが、復旧後1、 2日しか経っていませんが、これまで運用してみた限りで、復旧による不具合 は全く生じていません(今後しばらくテストする必要あり)。現時点では、今 回の作業は筆者として、十分満足できるものでした。

(6/21、2000)因みにこのMicrosoft Backupはテープドライブ(D ATなど)へのバックアップも可能(WindowsNT、Windows2000ではDATへのバッ クアップが可能なことを確認しています)なはずで、バックアップ作業時間に こだわりがなければ、テープドライブによるバックアップも一つの選択肢と言 えます(ドライバさえあれば、DLT等も使用可能と思われます)。DATでも DDS1〜DDS4まで規格があり(ドライブが対応している必要あり)、DDS3で圧縮 したの場合は、平均で24GBのデータをバックアップ可能です。
勿論、昨今のHDDは60〜70GBの容量のものまで出回っており、一方 DAT等は装置の価格が高いので、HDDからHDDへのバックアップが、作業 時間という点から見ても、最も良い選択かもしれません。

(6/23、2000)バックアップファイルの送り先が、PacketCDも指定 できることを確認。自宅に、USB接続によるCD-R/RW(ロジテック製、 LCW-Z4408/U)ドライブがあり、それにはPacketCD(アプリックス)という、 CD-R(CD-RWも可)をフロッピー(読み込み及び疑似的な書き込み〔CD-Rの場 合〕が可能、UDF:Universal Disc Format)のような媒体とみなせるようにす るソフトが添付されていました。これをインストールしておくと、CD-R媒体を ドライブに挿入する際、PacketCDとしてフォーマットするかどうか聞いてきま す。PacketCDとしてフォーマットすると、そのCD-R(CD-RW)は、CD-R書き込 み専用ソフトなしで、Windows上からファイルのコピー等が行なえるようにな ります。
Microsoft Backupは、バックアップ作業において、このPacketCDにバックアッ プファイルを置くことができます。復元が可能かは、まだ試していませんが、 500MBに及ぶデータを小一時間くらいでバックアップすることができました (ドライブはUSB接続)。

このUSB接続CD-R/RWドライブを接続したマシン(自作マシン[2号機])には、Windows98(SE)をインストールしていたので すが、インストールは標準インストールしたため、Microsoft Backupはインス トールされていませんでした。このマシンは安定していて、再起動不能に陥る ことは今までなかったのですが、1号機の[経験]から、 バックアップは大事ということで、Microsoft Backupを導入することにしまし た。以前1号機で[失敗]していたので、今回余計なも のはインストールせず、Window98(SE)のCDからMIcrosoft Backupのみ(ファ イル一覧メニューのところで、Microsoft Backupだけにチェックを入れた)を インストールしようとしました。インストールは成功したのですが、何故か Paintツールやダイヤルアップ接続などのツール類がメニューからなくなって いました。どうやら、Microsoft Backupだけにチェックを入れたのが間違いだっ たようです。筆者としては、これでMicrosoft Backupのみが追加されると思っ ていたのですが、これだとチェックしていない、他の標準的なツール、ソフト をインストールしない上に、既に存在していた、これらツール、ソフト類もな くなってしまうようです(詳細について調査中)。


3台同時接続[目次]

CPU自動切換機(ディスプレー、キーボード、マウス切替え:Linksys ProConnect 4-Station CPU-switch、4ポート用)を使って、自宅にある、 (1)ベアボーンキット:CT-NLX440BX(CPU:Celeron 400MHz[Slot1]、メ モリ256MB)、(2)マザーボード[交換]したメル コのセミキットもの(交換したマザーボード:GIGA-BYTEのGA-6BA〔Slot1〕、 CPU:Pentium III500E〔FSB100MHz、Socket370〕+ SL-02A++[SOLTEK]、メモリー256MB)、(3)2号[](マザーボード:Intel CC820W0A〔Slot1、チップセット: Intel820〕、CPU:Pentium III 733MHz/133MHz〔SECC2〕、メモリ256M B)の3台のマシンを同時に接続しました(同時と言っても、同時に3台のマ シンを操作できる訳ではないです)。これまで、2CPUまでの切替えは行なっ てきましたが、3CPU(3台のPC)による切替えは初めてです。
購入時、この4CPU(4ポート)切換機にはマウス、キーボード、ディス プレー用のケーブルは付属していませんでした。2台(2CPU)分は、これ までの2CPU用の切換機のものが流用できたので、残り1台(1CPU)分 のケーブルを調達、接続に漕ぎ着けることができました。切替えながらの操作 は、各PC毎にマウス、キーボードを用意して、いちいちとっかえひっかえで 使用するよりずっと便利です。

マザーボード交換2[目次]

飯山電気 V400HSのマザーボードを交換しました。このマシンには、 マザーボードとしてASUSのP2B(確認中)が搭載されていました。搭載CPU はPentium IIの400MHzです。これを、同じASUSのP3B-Fに交換、CPU もPentium III、700MHzのものを新たに搭載することにしました。

今回、マザーボード+CPUのみを交換し、メモリ、グラフィックボード、 音源ボード、HDD等のカードや周辺機器類は、全て既存のものを流用するこ ととしました。従って、作業は既存のP2Bマザーボードを取り外し、新たに P3B-F+Pentium III(700MHz)を取り付けるだけでした。後はカード類をPC Iバスに挿し戻し、HDD、フロッピー、電源等のケーブルを接続すれば、交 換作業は終了です。
Pentium IIIはSocket370用のFC-PGAのものだったため、ASUSのSmart Slot1 (S370-133)で、Slot1用ソケットに挿し込みました(P3B-FはSlot1ソケット)。 マザーボード上のディップスイッチの設定は全てそのまま(default: JamperFreeモード)にしました。

マザーボード交換後、電源スイッチを入れると、問題なくマシンは立ち上が り始めました。この時、BIOS設定画面に自動的に入り、CPUのクロック周波 数をどうするか聞いてきました。表示によると、CPUのクロック周波数は4 66MHzになっていて、他に”自動選択”と”700MHz”の選択肢が出 ていました。そこで、”700MHz”の設定し直し、BIOS設定をセーブ後、 再起動しました。

本マシンは、TurboLinux(ver 4.0以上)+富士通Fortran&C Packageで、 バンド計算を主な使用目的としたもので、まず、これまで使ってきた TurboLinux(OS)がそのままで起動できるか試してみました。結果としては、 何の問題もなくOS(TurboLinux)は起動しました。X-Windowも問題ありませ んでした。

(バンド計算プログラムの実行)
バンド計算の実行速度が、マザーボード+CPUの交換でどのくらい速くな るか調べてみました。P2B+Pentium II(400MHz)で、約6時間強かかる計算 が、P3B-F+Pentium III(700MHz)で約4時間半で終了しました。まだ一つの 場合しか試していませんが、大体25%高速化されたことになります。クロッ クだけをみれば、1.75倍の高速化が可能なはずなのでしが、実際は、思ったほ どは速くなっていませんでした。

参考:HDBENCHによる計測[結果]。このベンチマー クによる計測では、浮動小数点演算は、12773から22378となり、約1.75倍速く なっており、ほぼクロック周波数分の性能向上という結果が出ています。

尚、今回のASUS P3B-Fのマニュアルは日本語でした。普通は英語のままのも のが多い中、これは非常にありがたいです。



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