漢字の点字

 日本語には漢字があります。中学までに習う常用漢字は1945字、パソコンに使われている第一水準、第二水準の漢字は合計6349字となっています。一方、街中で目にする点字は通常「音」だけで表されていて、「かな」と同様のものになっています。しかし、実は漢字の点字が作られています。
 漢字の点字には「六点漢字」と「漢点字」があります。
 六点漢字は1972年、元筑波付属盲学校教諭、長谷川貞夫先生によって創案されたもので、コンピュータを利用して漢字を書き表すことを目的としていました。六点漢字は3マスで構成され、最初の2マスは漢字の音読み、3マス目は訓読みを表すことを基本としています。例えば「林」という漢字は1マス目に漢字識別符号の456の点、2マス目に「り」を書きこの2マスで「りん」という音を表し、3マス目には「はやし」の「は」を書きます。しかし、漢字の中には訓読みがなかったり同じ音読みがたくさんあるなど、規則通りには表せないものが多くあることが学習を困難にしています。

   
456       り   は
○●     ●○     ●○
○●     ●●     ○○
  ○●     ○○     ●● 
   
 漢点字とは大阪府立盲学校後高等部教諭として教鞭を執られていた故川上泰一先生により1969年に草案されたものです。別名八点漢字ともいいます。漢点字の基本は通常の漢字と同じで偏と旁で構成されていますので、かな点字の「う」と「こ」に当たる点字を並べて、「う」の左上に漢字の始まりを示す点(始点)、「こ」の右上に漢字の終わりを示す点「終点」を置くことで、かな点字との区別をしています。その他簡単な字は1マス、複雑な字は3マスで表す場合もあります。
         
	う	こ
        ●○	○●
        ●●	○●
        ○○	●○
        ○○	○●
 以下に、私が作成した教材、漢字データを公開いたします。ご自由にお使いください
  1. 六点漢字


  2.  六点漢字は基本的な規則以外の規則がたくさんあり、覚えるのはちょっと大変かな・・・、と思います。私なりに様々な教材は作ってみたのですが、私自身すべてを完全に覚えているわけではありません。教材は点字用のファイル(BASEファイル)で作成されていますが、テキストファイルで内容をちょっと覗いてみたいと思われる方はどうぞ次をご覧ください。

    1. 常用漢字の六点漢字表

    2.  必要な方はここをクリックしてください。テキストファイルで常用漢字が表になっています。
      (EXCELでデータベースとしてもお使いいただけます)

    3. 六点漢字の教材「六点漢字をホップ・ステップ・ジャンプ」(BASEファイル)

    4.  説明のページを読みたい方はここ
       ホップ編を読みたい方はここ
       ステップ編を読みたい方はここ
       ジャンプ編を読みたい方はここ
      をクリックしてください。
        
    5. 常用漢字熟語集

    6.  内容を知りたい方はここ をクリックしてください。

    7. 上記教材用ファイル(BASEファイルとテキストファイル)を梱包し圧縮したファイルのダウンロードは次のファイル名をクリックしてください。
    8. 6ten.lzh(Lha圧縮ファイル)
      6ten.exe(自己解凍型ファイル)

  3. 漢点字


    1. 第一水準、第二水準全ての漢字の漢点字の構成表はここをクリックしてみてください。
      (EXCELでデータベースとしてもお使いいただけます。)

  4. 漢点字・6点漢字データベース(excel版)
  5. 漢字ナンバー、漢点字(漢字、始点、中点、終点)、6点漢字(漢字、音読み、訓読み、漢字識別符号、音、訓)の順にデータ列を並べ、6349文字のレコードをexcelファイルに変換しました。microsoft社製excelをご用意されれば、漢字データベースとしてすぐに利用できます。次をクリックしてください。

漢点字・6点漢字データベース(kanji.xls)



「点字学習を支援する会」、漢字学習支援グループ作成の6点漢字、漢点字教材

点字使用者のための漢字学習資料



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