入戸火砕流
(version 1.0 Jan. 3 2008)
AT火山灰
鹿児島県国分市重久(1996.12.27)
入戸火砕流堆積物の下部から採取.粒子の径は0.5〜0.25mmである.火山ガラスと結晶からなる.火山ガラスはいわゆるバブルウォール型が非常に多い.
鹿児島県国分市春山原,堆積物下部より採取(1998.03.24.,samplecode:145-7-2)
入戸火砕流堆積物の上部から採取.粒子の径は0.5〜0.25mmである.石質岩片(茶色や灰色など色がついているもの),結晶(石英と斜長石が認められる),及び火山ガラスからなる.堆積物下部に比べて,石質岩片や結晶が多く,火山ガラスも細かい気泡をもつ軽石型が多い.
鹿児島県国分市春山原,堆積物上部より採取(1998.03.24.,samplecode:145-15-2)
入戸火砕流堆積物には,しばしば茶色い縞構造が認められる.露頭においては浸食に対する抵抗力の違いから,縞の部分はえぐれていることが多い.よって,flow unit (Smith, 1960)と間違えやすいが,境界にある軽石の内部まで茶色く染まった縞が認められることから,flow unitではなく地下水による二次的なものであると考えられる.
鹿児島県串良町中宿(2000.03.14.,pointcode:180)
(1024*768 pixel)
入戸火砕流噴出当時,加久藤カルデラには湖があったと考えられている(古加久藤湖).その古加久藤湖に堆積した入戸火砕流堆積物は,不思議な堆積構造を示す.これはその一例であり,軽石火山礫が濃集した集塊岩状の部分と,ほぼ火山灰からなる基質部に分離している.
宮崎県えびの市西川北(2003.11.15)
(1024*768 pixel)
集塊岩状の部分と基質部の境界は非常にシャープである.集塊岩状の部分は軽石のみが集積し石質岩片は見あたらない.そのため,水中で淘汰を受けたと考えられる.
宮崎県えびの市西川北(2003.11.15)
AT火山灰
姶良火砕噴火
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