Last Update 2015.8.9

MDR-Z7

実は思うようにスピーカーをならせない状況が
ここ数年続いている。
そんな中、良質のヘッドホンの新製品には注意を払ってきた。
そして購入してしまった。ソニーのフラッグシップモデル。
期待とおりの質のよさ。
私のオーディオシステム再構築のレファレンスとすることにした。

SONY MDR-Z7

SPEC

MDR-Z7
  • 密閉型
  • インピーダンス:70オーム
  • 能率:102dB/mW
  • 再生周波数:4-100,000Hz
  • 約3.0m、銀コートOFC線 と約2.0m、バランス接続用銀コートOFC線
  • 標準ステレオ/ステレオミニの2Wayプラグ
  • 約335g(コード含まず)

当初はMDR-1Aを買うつもりだったのだが。

最近、ソニーは、オーディオに本気を見せている気がする。
PCオーディオ・ハイレゾオーディオの盛り上がりに当初出遅れたような印象をもっていたのだが、ひとたび本気をだせば、ハイレゾをキーワードに、ウォークマン、セットステレオ、ヘッドホン、ポタアンと次々力作を出して来るじゃありませんか。
特に、2014年10月に発売されたMDR-1A。これはいい。
多くの量販店の店頭で視聴できるソニーの主力モデルだ。前作MDR-1Rより格段によい。クリアな音でかつ嫌な刺激音がしないという私の好みにマッチした。
常用のXperia Z1で試聴しても、とても心地よくって、もう買うしかない、あとはこづかい貯めるだけ。と思った。
(Xperia Z1専用だったらMDR-R1ADACの方が好みの音がするのだが、他の機器で使う事を考えたり、スマホの買い替えを考えると単機能モデルにするのが妥当と判断した。)

ひょんなきっかけでMDR-Z7を聴くことに

そんな折、友人にMDR-1Aの良さを吹聴していたところ、「そんなにいいならゼンハイザーからの買い替えに値するか。」と問われてしまった。
彼は、愛用するザンハイザーがオープンエアー型のため、音漏れについて家族の顰蹙をかって買い替える羽目になったそうだ。
むむ。
友人は、ヨーロッパにまでコンサートに出かけるクラシックファンであり、私と同様アナログにこだわるオーディオ好きでもある。
そのようなこだわりのある人には、最後は好みの問題も大きく、ソニーとゼンハイザーというキャラの違うブランド同士を真っ向比較するのも何かなと思ったものの、友人の問いかけなので、改めてソニーのインプレッションを伝えるべく試聴のためにソニーストアに出かけた。
MDR-1Aのコストパフォーマンスはやはりいいと感じた。
ただ、せっかくなので店員さんに頼んでMDR-Z7を聴くとやはりこちらはワンランク上である。演奏の空気感というか広がりがある。音自体もしっとりした感じで、クラシックを聴くには1Aではなく、Z7だ。という印象をもった。
友人にはMDR-Z7を推す。と伝えた。ただ、友人は最終的に自分でも試聴してAKGを購入したそうだ。オーケストラの楽器の定位がばっちり決まるとのこと。
友人が購入したAKGを私も聴いてみたが、クラシックは確かにとても良い。おおと驚きを感じる音をだす。
ただ、一方、私がメインに聴くポップス・ロックはちょっとパンチがなくて、聴いていて楽しくない。ヘッドホンについては、ソニー系の音が私には好みといえることが再確認された。

勢いあまってZ7購入ボタンを押下げ

長い間MDR-1Aを買うつもりで、気持ちを盛り上げてきた私だったのだが、いざ。購入する段になって、「一番いいものが欲しい」気持ちが抑えられなくてMDR-Z7を購入してしまった。同時に購入したAVアンプよりこっちが高額だ。

1st Impression

さすがは高級品

MDR-Z7さすがはフラッグシップモデル。とても高級そうな箱に入っていた。驚き。
製品のシリアルナンバープレートが右上に付けられているのも、購入者の心をくすぐる。

ヘッドホンケーブルは交換可能となっており、アンバランスケーブルとバランスケーブルが付属されている。
うちのシステムでは、アンバランス環境が主なので、バランスケーブルは後生大事にとっておくこととする。
このヘッドホンは大きく、しまうのにやや困ってしまうし、高級品で大事に使いたいので、使い終わったら都度このパッケージの黒箱にしまっている。

かけ心地も良好

このヘッドホン。重量はそれなりにあるのだが、あたまにピタッとフィットして重さを感じさせることはない。
イヤーパッドは分厚くて(MDR-CD900ST、MDR-V6、MDR-1Aにくらべて)、耳をすっぽり覆う感は強く、音楽への没入感を増してくれる印象はある。が、この夏のように暑い日は、正直蒸れ気味になるのは、難点だがいたし方あるまい。

インドア専用&システムのレファレンスに

当初購入を予定していたMDR-1Aの場合、通勤途上もXperia Z1につないで使うつもりだったが、MDR-Z7ではそれをあきらめた。
高級品をアウトドア使用するのにちょっとびびったのと、上述のとおり、暑い日は耳が蒸れること、また、ケーブルに短いものが用意できず、使い勝手が悪いことがあるからだ。
反面、インドアで使う分には申し分なく、また、モニターヘッドホンではないが、きっちりとした音を出すので、これからシステムのレファレンスとして使っていこうと思う。