MINOLTA HI-MATIC F

ミノルタ ハイマチックF

ミノルタのレンジファインダーコンパクトカメラ。ハイマチックEをひとまわり小型にした機種でEとの違いはレンズ。38mm f2.7と小ぶりなレンズを搭載。Eとデザインや機能は殆ど変らず軽量化、コンパクト化が図られた。レリーズフィーリングはEの上品さを踏襲している。外観上の違いはセルフタイマーがEではボディーなのに対してFではレンズ鏡胴に移った。あと、背面にバッテリーチェック用SWが新設された。フィルム感度設定もEではレンズ鏡胴にリングのセレクターであったのに対しFではレンズ前面に移行した。ファインダーはE同様にクリアで見易いがパララックス補正は省略されてしまった。ピントは二重合致式で合せやすい。

研究所のハイマチックFは研究所掲示板でお世話になっているお友達のRABBITさんに買ってもらって送って頂いたジャンクなのだが修理してみると電池BOXのコードが断線しているだけだった。内部メカをクリーニングして注油、光学系を軽く拭けば修理は完了。鏡胴なども数字の刻印が茶色に汚れていたので分解して水洗いした。修理とクリーニングを終えたハイマチックは新品のように蘇ったのだった。

外観は上品な造りでデザインもいい

背面の電池チェッカーSW

シャープで定評あるロッコールレンズ

電気回路は集積化が一気に進んだ。タンタルは健在(^^;

唯一残念なのがフィルムレールがプラスチックなこと

軽量化の為にボディーの一部がプラスチックとなったのもEとの大きな違い。しかし光学部分では反射防止処置などが丁寧に対策されていて好感がもてる。

軍幹部は、ほぼEと同じ構成

ひとまわり小さくなったF

Eの廉価版といった感じのFではあるが、決して手抜きしていない内部構造は立派。Eを持ち歩くには少々覚悟がいるがFなら気軽にスナップを楽しめる。レリーズフィーリングもいいのできっと名作が撮れそうな気分にさせてくれる。