スタートレックといえば、アメリカの人気SF、TVドラマシリーズで日本でもかなり有名だが、新スタートレックはあまり日本では知名度は高くないようだ。カーク船長やミスタースポックといえば誰でも知っているが、ピカードやライカーと聞いても、なんだか分からない人の方が多いはずである。
新スタートレックは<宇宙大作戦>(スタートレック)の次に作られたTVシリーズで、約一世紀未来である、24世紀を舞台としている。ドラマはもちろん、宇宙探索を目的とした宇宙船エンタープライズD号とそれに乗り込む乗員の活躍を描いた話である。(24世紀の世界観)
新スタートレックで描かれている世界には、たくさんの高度なテクノロジーが紹介されている。例えば、高速で宇宙空間を移動できるワープドライブエンジン、人間や物質を即座に移動できる”転送”の技術、食べ物や物質をつくり出すレプリケ−タ−や仮想現実の空間をつくり出すホロデッキなどがある。人類はこれらの科学技術のおかげで快適に宇宙空間において生活でき、遠い惑星間や星雲間の旅も可能になった。ところが、これらの急速な世界観の変化が他の外惑星の種族との出合いや新たな政治的、文化的問題を生んでいる。エンタープライズD号の任務
2364年、正式名称U.S.S.Enterprise/NCC-1701-D号は宇宙探索を目的として就航した。この船は宇宙船であり、戦艦ではない、よって戦いのための兵器も最小限のものしか搭載されていない。あくまで、未知の宇宙の発見と探索が目的である。ただし、探索の大前提として、宇宙艦隊の誓いがあり、他の星の文化や政治に干渉しないという規定がある。よって、無闇に、他の惑星の種族に科学技術や文化を提供したり、押し付けたりはしない。