No.283 獣との戦い

テキスト:”黙示録13:
1
また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十
の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
2私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの
獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
3その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地
は驚いて、その獣に従い、
4そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの
獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。そして、竜を拝んだ。獣に権威を
与えたのが竜だからである。
5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられ
た。
6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕
屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。
7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を
支配する権威を与えられた。
8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみ
な、彼を拝むようになる。
9 耳のある者は聞きなさい。”

終末に関して、聖書が語っていることは、終末の日の聖徒は「獣」と戦うということです。
この日、クリスチャンは「獣」との戦いに遭遇するということです。
このことを本日は見ていきたいと思います。

順に見ます。
"
1
また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十
の冠があり、その頭には神をけがす名があった。"

終末の日の一つの特徴は、「獣の国」が上って来ることです。
その日、終末の日が他の時代と異なるその理由は、その時のために、特別に上ってくる特定の国、
獣の国があることです。そして、黙示録がわざわざこの特定の国に言及するということは、
その国が終末の日に大活躍することが暗示されます。勿論、良い意味ではなく、悪魔的な意味で、
大活躍するのです。
 
 

ここでいう獣とは、終末の日のために特別に建てられた国、獣の国のことです。
獣の国とは、大平洋にある、「自由の女神」をシンボルとして仰ぐある国のことです。
この自由の女神とは、あの流血のフランス革命の時に、反キリストのシンボルとして、
用いられたものです。

"これには十本の角..があった”

この獣といわれる一つの国には、「十本の角」があります。
たとえば、山羊には、2本の角があります。山羊はいざ他の動物と戦いをするという時、この二本の
角を用いるわけです。

山羊は色々な器官を持っているでしょうが、それぞれの働き、役割は異なります。
例えば、山羊の「目」は、他の動物を見るのに役立ちます。
また、「足」は山羊が歩く、移動するのに役立ちます。

同じ意味あいで山羊の「角」は、他の動物を攻撃するのに用いられます。
ですから、この10本の角は、この獣と称される終末のある特定の国の攻撃の手段として、用いられる
10の国々のことをさすのです。

この10の角は、ダニエル書によれば、ギリシャのすえ、子孫、具体的には、今のヨーロッパ系の国々の
ことです。

さて、このことは今、我々の目の前で実現しているようです。過去10年程の歴史で起きたことを思い出
して下さい。
湾岸戦争の時も、ユーゴ紛争の時もまた、今のアフガンの戦争においても、獣の国、アメリカが、理不
尽な理由をつけて、それぞれの国へ爆弾を雨あられと降らしました。そして、それに続いて、
他国籍軍等の名称をつけた他の国が追随するように軍隊を派遣しています。
それらの追随する国々、軍備を持って従う、角のような国々の主流は、イギリス、ドイツ、フランス等のヨーロッパ系の国々です。
ですから、まさしく、この預言は今、成就しているように思えます。
 
 
 
 

2私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこ
の獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。"

ダニエル書によれば、ひょうは、ギリシャ、熊は、メデイアペルシャ、ししはバビロンです。
ギリシャ、メデイアペルシャ、バビロンが特定の国であったように、
この終末の獣もある定まった名前のある特定の国なのです。

私たちはこの国を見つけださなければなりません。このことが、終末の日のクリスチャンの大きな鍵と
なるということを覚えて下さい。

"
3その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地
は驚いて、その獣に従い、
4そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの
獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。”
 

この時、彼らは「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」といいます。
このことばは、遠い将来のことではなく、今私たちの目の前で成就しています。
今この国、米国がどれ程理不尽なことをしても、もう世界のどの国も反対の声をあげたり、
抵抗することができなくなっています。

たとえば、今のこの国のアフガンに対する攻撃にしても何の戦宣布告もしていない、難くせや、
いいがかりに基づいた、不合理なものなのです。しかし、どの国も文句をいえないのです。

仮に日本がアフガニスタンのような立場に置かれても誰も、助けてくれなくなることが予想されます。

”獣に権威を与えたのが竜だからである。”

竜とは、サタンのことでしょうか。この世はサタンに任されています。ですから、この獣の国、米国と
は、終末の日、サタンによる権威と力を持つようになります。
この国が、このような権威を持つようになる、このことが許される、その理由は、人々の神への不信、
背信、反抗のためです。産んで育ててくれた親をば倒したり、叩いたりするような子供は、はっきりい
って、ろくな目には会いません。自分も同じような目にあったりするでしょう。
同じ意味あいで、人の真の創造者は、神御自身ですが、この方を罵倒し、反逆を重ねる人々に
対して、終末の日、獣の国からの災いが許されます。

”5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えら
れた。”

この国、獣の国には、けがしごと、すなわち、冒涜を言う口が与えられます。
この国は、すでに世界のスーパーパワーですが、さらに終末の時代が進む中で、さらに、権力を手にし
ていきます。そして、神、キリストへの冒涜を口にするのです。

そして、この国が世界の権力を握る「四十二か月間」があるようです。

6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕
屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

そしてこの獣の国アメリカは、「神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののし」り始め
ます。

「キリスト教国アメリカでそんなことがあるものか。」という人もいるでしょうが、しかし、聖書に書
いてある以上、このことは実現します。

「幕屋、すなわち、天に住む者たち」と書かれているように、終末の日にうちがわに聖霊を宿す人々
は、
神の幕屋です。そして、そのゆえ、彼らが聖霊を宿している故にののしられる日が来ます。
たとえば、現在アメリカにおいて、例の魔術のマニュアル本、ハリーポッターに関して警告を
発しているデービッドメイヤーさんに対して、多くの魔女また、それに扇動された人々から、抗議があ
るとのことです。また、彼のHPはヘイトサイトと言われるとのことです。

何故彼は非難されるのでしょうか?それは、彼は「聖霊」を宿す者、すなわち幕屋であり、また、
そうであるがために、魔術の本に警告を発することにちゅうちょしなかったからです。
彼のようではないクリスチャン、すなわち、魔術の本も聖書も区別できない、識別力のない、神の
幕屋とはいえないようなクリスチャンは必ずしも非難を受けるわけではないのです。

さて、我田引水ながら、我らが「角笛」HPもある人々から、「ヘイトサイト」だと、非難されていると
のことです。このようなことを言われたらクリスチャンとして、どう反応すべきなのでしょうか?
聖書はこう語っています。「喜びなさい。喜び踊りなさい。天においてあなた方の受ける報いは大きい
からです。」

取るにたらない者を「御名のゆえに恥ずかしめられる」に足る者として認めて下さった方に感謝しまし
ょう。
 

”7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民
を支配する権威を与えられた。”

この国は、「聖徒たちに戦いをいど」みます。すなわち、この獣の国発の対クリスチャンの戦いがある
のです。

例えば、この国の有名な伝道師ビリーグラハムのクルセード(十字軍)もその一つの戦いでしょうか。
クルセードというから、この世や悪魔と戦うのかと思うとそうでもないようです。
逆に彼のクルセードを通して福音的な教会、クリスチャンは自由主義的(キリストの復活や奇跡を信じ
ていない不信仰な人々)な教会や、カソリックと、連帯するようになり、それらの偽りを受け入れるよ
うになったとのことです。 彼のクルセード、戦いとは、実は対クリスチャン信仰に対するものだったのかもしれません。

また、この国発の獣のリバイバルの霊は、キリスト教会を席巻し、多くの人々に惑わしの霊、悪霊を下
しています。これらの偽りに聖徒は勝ったわけではなく、多くの聖徒は敗れていきました。「聖徒たち
に戦いをいどんで打ち勝」つと書かれている通りです。
しかし、私たちは自問しなければ、なりません。何故、我々、聖徒は、この獣の国発の戦いに勝つこと
ができず、逆にまんまとやられてしまったのでしょう。

その理由はこの方を真に神として崇めないからです。また、私たちの不信、また罪に落ちているからで
す。それゆえ、神により、彼らが、戦いをいどんで打ち勝つことが「許され」たのだということを知る
べきです。

また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。”

「あらゆる部族、民族、国語、国民」とは、第一義的にはこの世の国々です。
ですから、今すでに世界唯一のスーパーパワーとなっているこの獣の国、米国の支配はさらに
すすみます。どの国もいいなりとなる日がほどなくしてくるようになるでしょう。
この国の表面は、キリスト教国、自由の国かもしれませんが、その実体は、獣の国であり、
悪魔主義者が支配している国であることを研究者達は述べています。

「あらゆる部族、民族、国語、国民」とは、第二義的には、クリスチャンのことです。
 何故なら、全ての国民の父はアブラハムであり、彼は全てのクリスチャンの父だからです。
ですから、この国は、全てのキリスト教会を支配するようになります。

現在この国は、世界のマスコミ、食料、石油等を支配していますが、そのうち、キリスト教会のあらゆ
る、教派、団体を支配するようになるようです。
 

世界のどのキリスト教会もこの国発の教理、方針、ガイドラインに従わなければならなくなる日が来る
のでしょう。また、多くの教団が統合され、支配しやすくなるのかもしれません。
その提示される教理等は、表面はいかにもキリスト教的な美事麗句が並べられていても、
その実は、反キリスト的なものとなることが予想されます。

例えば、アメリカでは今、「魔術」と関連する「ハリーポッター」の本が、
児童書というふれこみで、推薦されているということですが、同じようなまやかしが世界中の教会に適
用されるのでしょう。

”8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみ
な、彼を拝むようになる。

さて、この獣の国の支配の下で、全てのクリスチャンには、区分が行われるようになります。
すなわち、この獣の国を拝み、いいなりになる「小羊のいのちの書に」名の記されていない人々、それに反して、 の獣の国の支配の下でも主に従う人々とです。

以前書いたように「小羊」ということばは、殉教のキーワードなので、この獣の国の宗教指令に従わな
い人々には、投獄そして死の危険さえあることを覚えていて下さい。
しかし、主はいわれなかったでしょうか。「体を殺しても、魂を殺すことのできない者達を恐れるな、
むしろ体も魂もともにゲエナで滅ぼす権威を持つ方を恐れよ」
 

この事態は、ダニエル書の記載を思い出すとき、はっきりと理解できるでしょう。
バビロン、獣の国を治める絶対的な権力を持ったネブカデネザル王は、自分の建てた像を拝むことを全
ての者に強制しました。バビロンの住民は、皆この像を拝むようになったのです。そして、像を拝まな
かったシャデラク、メシャク、アベデネゴはその像を拝まないために、命を落としそうになりました。
このような時がやってくるのです。

この像を拝む者は、「地に住む者」です。すなわち、彼らは「天」には住んではいない人々なのです。
彼らは「キリストと共に天に座して」いない人々です。そして、それゆえ、霊の目が見えず、
終末の惑わしに入っていきます。

この獣の国発の以下のような偽りを受け入れている人々は、もう既に、この獣を拝しつつあることを
覚えて下さい。

1 この国発の獣のリバイバル
2 この国発のあらゆる偽りの教理。2段階軽挙説、復活はないなどの自由主義的な教え。
 

黙示録のでき
ごとは、突然ある日、始まるわけではなく、既にもうその兆候、はしりは見えてきています。
盲目で無い人々はそれを見ているはずです。

”9 耳のある者は聞きなさい。

耳は御霊の声と関連します。ですから、御霊の声を聞き分ける人々は、これらの偽りを見抜くでしょ
う。
いつだか、米国で日本の高校生の留学生が、ハローウインの日に間違えた家に入っていき、そこで銃で
撃たれてしまったということを聞きました。その家の米国人の主人は、英語で確か「Freeze!」と叫んだ
のですが、残念ながら、彼はその言葉を解しなかったようです。

この終末の日に、私たちが御霊の警告の声を解しないことは、私たちの死につながることを覚えて下さ
い。
御霊は明らかにこの獣の国を異常な国、尋常でない国であることを語っています。

この声に耳を傾けていきましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー