<ニュース要約>

香港にもヘリコプター救急体制

 

 香港政庁はこのほど、交通事故の犠牲者を減らすために、救急ヘリコプターを導入すると発表した。

 今後1年間、主要な高速道路で救急活動の試験運用をする予定。香港の高速道路は、ヘリコプターならばどんなに遠くても、どんなに渋滞していても、10分以内に最適の病院へ患者搬送ができるので、救命率が上がるものと期待されている。

 これまでの例からすると、高速道路で大きな事故が起こると、そのために周囲は混乱状態となるばかりで、怪我人の救出に時間がかかるのが実態であった。おまけに反対車線も混雑して、二次災害が起こるようなこともあった。そんな中で救急車の現場到着が遅れるのは当然のこととみなされていた。

 そうした現状に対し、新しいヘリコプター救急体制は政府飛行服務隊、消防部、警察の3者が協力し合い、飛行服務隊のパラメディックやナースなど、医療スタッフがヘリコプターに乗り組んで現場へ急行する。

 これに使用するヘリコプターは、特別な救急医療装備をそなえたユーロコプターEC155B1中型双発機で、空飛ぶICUの機能を持つ。装備品の中にはストレッチャーのほかに、血圧、心拍数、血中酸素レベルのモニター、人工呼吸器、除細動器などが含まれる。

(北京タイム、2003年6月30日付より要約)


(EC155)

(HEM-Net、2003.9.11)

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