
◆サイレント・キャリアの可能性は?
◆スーパー・スプレッダー(超感染性患者)の可能性は?
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サイレント・キャリアの可能性は?(無症状:別症状の感染者から感染)
5月23日
★潜伏期間中の女性から感染 3時間の会食で8人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030523-00000193-kyodo-int
(要約:原文参照))WHOは、SARSの感染は、発熱などの症状が出ている人との接触で起きるとしてきた。しかし今回の例は、感染から最長10日とされる潜伏期間中でも、相当の感染力がある可能性を示している。会食の時点では症状はなかったという。
5月23日
★発症しなくても陽性 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030525-00000611-jij-int
5月21日時点の各国の症状と症例分析を集めたページを作成しました。(5月21日)
もはや、38度の熱、咳、呼吸困難などの症状が現れない例が多数でております。確認ください。
基準満たさない感染者も うつす可能性否定できず(5月7日)
38度以上の発熱がないなど、新型肺炎(SARS)の診断基準を満たさない人でも、原因となるSARSウイルスに感染しているケースがあることが、6日分かった。国立感染症研究所(東京都新宿区)で開かれた、全国地方衛生研究所の担当者者向けの検査講習会で、感染研の感染症情報センターの谷口清洲第一室長が報告した。 谷口室長は「他人にうつすという証拠は無いが、可能性は否定できない。病気の性質を詳しく把握するためにも『疑い例』や『可能性例』の患者から広く検体を集めて検査を行う必要がある」としている。 谷口室長によると、ウイルスが検出されたのはベトナムの男性。微熱程度の症状しかなく世界保健機関(WHO)が定義した「疑い例」の基準よりも軽症だった。だが、検査ではSARSウイルスが検出されたという。
河北新報 http://www.kahoku.co.jp/news/2003/05/2003050601000481.htm
香港医師:SARS回復・退院患者からウイルス発見と発表SARS Virus Found in Recovered HK Patients
記者会見で香港のSARS患者治療に当たっている医師、デイビッド・フイ氏は「SARSから回復し、退院した患者の便と尿からウイルスが検出された」と語った。医師らは今後、これら患者がどのくらいの期間ウイルスを排泄するか調査の予定。また、これらのウイルスに感染力があるか否かも今後調査予定。
香港ではSARS患者の退院には、症状が消えてから最低でも5日を必要としている。先水曜日には12名の退院した患者が再発とのニュースが伝えられた。一部の医師は、こうした再発患者はもともと充分回復していなかったか、あるいは免疫が衰えていて再度感染したのかもしれないという。医師団は再発の原因について調査中。ttp://asia.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=scienceNews&storyID=2666950 5月1日
★香港で退院後に12人が再発
香港の衛生当局は30日、新型肺炎(SARS)から回復して退院した人のうち、症状が再発した人が12人いることを明らかにした。医療関係者からは、
(1)退院前にウイルスが完全に消滅していなかった
(2)ステロイド剤の投与中止が免疫反応を強め、肺が新たな損傷を受けた――
などの可能性が指摘されている。(毎日新聞)[4月30日22時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030501-00002113-mai-int
★再発率&再発時の症状&予後(ヘラルド誌の記事)
http://www.heraldsun.news.com.au/printpage/0,5481,6360520,00.html
★シンガポール在日本人大使館から
いくつかの感染例に、症状が典型的でないケースがこれまでありました。この発生は、患者が以前から心臓病や、バクテリアによる感染などのSARSの症状の出始めを隠してしまう慢性の病気を持っている場合に見られます。このような場合、初期の熱が微熱の場合もありえます。肺の感染の兆候が現れるのは、病気の進行の中でとても後になってからです。このようなケースの場合、早期発見が大変困難になります。http://www.sg.emb-japan.go.jp/index-j.html(原文参照。ほかにも情報やまもり)
★CDCの電話記者会見、4・22ttp://www.cdc.gov/od/oc/media/transcripts/t030422.htm
CDCのがバーディン女史が、SARSについて、今良くわかっていなくて調査研究などを進めている課題」としてあげた問題点
●スーパーインフェクーはいるのか否か。いるとすれば感染力が強いのはなぜか
●感染した人が、他への感染力をもつのは、いつからいつまでなのか (サイレントキャリアの問題)
●重症者と軽症者がいるが、それがなぜそうなるのか
●回復者の長期的な影響はどうか、彼らは本当に回復したのかどうか
●常識や公衆衛生にもとづき、CDCのような機関がパニックや不必要な恐怖を避けながら国民に効果的に情報を伝える上で、どういうやり方が宜しいのか
●感染事件に関連したコミニティに汚名やバイアスを与えないように何が出来るのか
これらについては、現時点で正確な解答が出来ないが研究によって確かめられ答えが見つかる事が重要。(この日のQ&Aには余り面白いQがないみたい)
#翻訳者注:この電話記者会見は、マスコミの記者を対象にしたもので、CNNやWSJやWPや各種のメディアがCDCの説明のあとにQ&Aしたもの。これを元に4.23付けのWSJの記事↓が書かれている(つまり記事のオリジナルはCDC会見記録) Here Are Some Answers To Biggest SARS Questions
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB105103526046417100-search,00.html?collection=wsjie/30day&vql-string=%28%28sars%29%3Cin%3E%28article%2Dbody%29%3Cor%3E%28article%2Ddoc%2Dtype%3CCONTAINS%3Esars%29%29
記者会見のトランスクリプトと記事を比較するとWSJなりの省略やバイアスのかかり方が伺える。同じことは国務省のアーカイブや会見記録とメディアの記事を比較すればメディアの透明性をある程度推測できる。それにしても、CDCの会見にカナダや香港や、そういうメディアは参加しているようだが日本のメディアは参加しているのかしら
★4月22日:『隠れSARS症状』により多数の医療関係者に感染 この記事の地元のさらに詳しい詳細記事を読むにはここをクリック
http://hk.news.yahoo.com/030422/12/rcdg.html
昨日(4/22)、衛生福利・食物局長より、SARS症状が現れ難い『隠れSARS』がある事が報告。
2人の老人が入院時、骨折や大便出血があるだけで、発熱症状はみられなかった。が、最終的に多くの医療関係者に感染させていた。現在、大埔が感染被害大な地区となっているが、7割がこのケースによるものである。免疫力の弱っている老人及び長期病人に関しては、『隠れSARS症状』になりうるハイリスク族とされ、感染をより防ぎ難いものにさせている。通常、発熱によって感染するとされているが、一部の人は発熱がないまま、感染させる場合があり、特に老人及び長期病人に比較的多くみられる。数週間前には、発熱が無くても感染させる可能性がある症状は認識されていた。下痢症状で入院、後日発熱し、レントゲンにて事実上感染したと認められたケースである。しかし、このハイリスク族の場合、はっきりとしたSARSの症状が現れず、例えば普通の肺炎といった症状だけがあり、発熱もなし、白血球を検査してもほぼ正常という具合である。これは珍しいケースではあるが、SARSの感染力が高く、医療従事者は注意する必要である。 また、この『隠れSARS症状』が容易に感染させる可能性があるのでは?と、老人ホームで懸念されてる。
★初期症状がない人から感染も(同件別報道)
【香港・成沢健一】23日付の香港各紙によると、高齢者や慢性疾患患者の場合は、SARSに感染しても発熱などの初期症状が表れず、SARSと気付かれないまま医療関係者に感染を広げるケースが報告されている。 SARSの初期症状は、38度以上の急な発熱やせき、息切れ、呼吸困難などとされている。 ところが、報道によると、(1)風邪と思って入院した後に、本人や家族のSARSへの感染が確認された(2)骨折で入院し、呼吸困難などの症状はあったが、発熱はなく、後にSARS感染が確認された――などのケースがあった。 香港では、医療関係者の感染に歯止めがかからない状態だ。23日までに全体の4分の1近い335人の感染が報告されており、症状のはっきりしない患者からの感染も懸念されている。香港の衛生当局も、発熱などの症状が出る前に一般病棟に入院した2人の高齢者が、医療関係者や見舞い客にSARSを感染させていたケースを把握している。 香港大学微生物学部の黄世賢・助教授は「高齢者や慢性疾患患者の場合、免疫力が弱いため、SARSに感染しても発熱などの免疫系統の反応がはっきりと表れないことが考えられる」と話している。(毎日新聞) [4月24日14時11分更新]http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030424-00001080-mai-soci
★4月16日:ワシントン発、ロイターの記事
SARS関連の最近のディベートの焦点のひとつ、スーパー・インフェクター&サイレントキャリアーについてインタビューを加えた解説記事。
Uncertainty hobbles scientists in SARS quest ttp://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/N15283138.htm
「発症しないSARSウイルスのキャリアー」の問題。中国で、SARSウイルス陽性だが発症はせず,健康に見える人がいるらしい。こういう人がSARS感染力があるのかどうか解っていないらしいが、他のウイルスでは発症無しで感染力のあるウイルスをばら撒く例はあるという。
中国の発症しないSARS患者について、WHOのハイマン氏
「いったいこういう人たちはどう(治療)すべきなのだろう。発症するまで待つべきだろうか?」
★<新型肺炎>若い患者の死亡目立ち始める 香港
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030415-00002045-mai-int
新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)の感染拡大に歯止めがかからない香港では、比較的年齢の若い患者の死亡が目立ってきている。これまでの治療法で効果が出ないケースも相次ぎ、医療当局は14日、「発熱がなくてもせきや呼吸困難の症状が出たら早めに診察を受けてほしい」と呼び掛けた。(毎日新聞)
★「ウイルスが変化 腹痛・腰痛の症状も」 4月11日 [雅虎新聞]
http://hk.news.yahoo.com/030411/12/r5fr.html
コロナウイルスがSARSの元凶だと発見した香港大学微生物学部の袁國勇教授によると、ウイルスはすでに変化を開始しており、病状も初期の頃は発熱、咳、悪寒、筋肉痛、鼻水などを呈していたのが、現在では腹痛・腰痛など腎臓病に似た症状を訴える患者も出てきていると語った。中には咳も熱などの病状が全くない、サイレントキャリアーも出てきていると述べた。
快復後も体液に感染力−SARS 香港衛生署が指摘
【香港9日深川耕治】香港衛生署はこのほど、新型肺炎(SARS)に感染しながら無自覚のまま発病していない人や感染後に治療して治癒・回復した人の場合、三ヶ月から六ヶ月の期間は排せつ物や体液(だ液や鼻水、涙など)に感染力が残り、他人に伝染する可能性があるとの見解を示した。衛生署によると、その場合、感染力が残っているとしても、徹底した隔離と完全消毒が必要とされるのではなく、マスクの着用や手洗いに努め、衛生面での自己管理に配慮する程度で通常の日常生活が可能としている。 この見解を示したのは衛生署顧問の謝麗賢医師。謝医師は「SARSの病原体は感染者自身には大きな影響を及ぼさないが、注意しないと他人へ伝染する機会が多い。快復したとしても部分的に病原菌が身体に残っている場合もあり、体液や排泄物処理などの最低限の衛生管理が各個人に求められる」と強調している。 この問題で懸念されているのが、集団感染が発生した九龍地区牛頭角の高層マンション「淘大花園(アモイガーデン)」住民の隔離後の処理。E棟一棟が隔離され、感染が判明した住民は入院、治療を受けているが、いずれ、自宅に帰って日常生活を送ることになる。 香港大学微生物学系の黄世賢助教授は「SARSの感染者および治癒後の快復者は病原菌を保有して伝染させる力を残しており、かりにE棟の住民百人以上が自宅に戻れば感染が一〇〇%なくなるとの保証はない。衛生当局はアモイガーデンの汚水系統の衛生管理問題を速やかに解決し、定期的に各住民宅のトイレの消毒管理を行なう必要がある」と指摘している。
http://www.worldtimes.co.jp/
★症状無き感染者(asymptomatic carriers )4月9日か10日の記事
香港で何百人ものアパートの住民が感染したケースで、昨日16人のウイルス・テストで陽性でも発症はしない人が確認された。ある意味ではこれ(感染しても発症せず)は勇気付けられることで、思ったよりSARSが酷い病気ではないともいえるが、またある面では(発症しないから)感染の封じ込めには重大な問題を提起している。大変な努力をして封じ込めた感染が、簡単に破られてしまいかねない。また、発熱などの症状が出て病院で検診をうけてSARSではないとされた後で、そういう人がSARSを発症するケースがすでにいくつもある。迅速で信頼の置ける診断テストが開発されるまでは、当局は慎重な取り組みをする以外にない。(ウオールストリート・ジャーナル)
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB104984174248812900,00.html?mod=opinion%5Fasia%5Freview%5Fand%5Foutlooks
Yesterday brought news that some people may be asymptomatic carriers of
the disease. In an apartment complex with hundreds of cases, 16 people
have now tested positive for the virus but haven't fallen ill. On one level
this may be encouraging news that the disease may be less deadly than initially
thought, but from the standpoint of containing its spread it is hardly
reassuring.
One or two "typhoid Marys" could undo all the containment work
completed so far at great expense. Already there have been several reports
of people checking into hospital with a fever, being discharged after SARS
was ruled out and then being readmitted later with full-blown cases. Until
there is a quick and reliable diagnostic test, authorities have to err
on the side of caution.
★SARS、潜伏期にも伝染?0408
世界に恐怖に陥れた重症急性呼吸器症候群(SARS)は、潜伏期にも感染するのだろうか。世界保健機関(WHO)をはじめ、ほとんどの専門家らは、その可能性について「極めてまれだ」と主張している。しかし一部ではその可能性も提議されており、論議が続いている。韓国の保健当局はWHOの意見を尊重しながらも、まだSARSの原因ウイルスが解明されていない点を勘案し、潜伏期の伝染に注視している。インターナショナル・ヘラルドトリビューン紙は8日付の香港発記事で「高熱などSARSの主要症状が現れない状態でも感染する可能性がある」と報じた。同紙は、ベトナム・ハノイ南部ニンビン地域に住む家族4人が娘婿から集団感染した事例をその理由に挙げた。しかし国内の専門家らはこの可能性を否認している。国立保健院の金文G(キム・ムンシック)院長は「せきをするとだ液と一緒に病菌が出るが、せきは主要症状の一つであるため、発病しない状態で病菌が移る方法はないとみている」と話した。WHOも4日、SARSガイドラインで、潜伏期間には感染しないという公式立場を明らかにした。仁川(インチョン)空港検疫所のイ・ジョング所長は「米国疾病管理センター(CDC)も初期にこうした立場を明らかにしており、今でも同じ判断だと理解している」と語った。しかし国立保健院は潜伏期伝染の可能性を完全に否認しているわけではない。SARSの感染源が明らかになっていないため、発病前後にどれだけ伝染力があるのかも分からないからだ。
中央日報 http://japanese.joins.com/html/2003/0408/20030408194732400.html
ロイター 0408
ヘルスワーカーは他のSARS伝染ルートを心配します
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=scienceNews&storyID=2526295
ウイルスを持っており症状を示さない人々からの感染を危惧しているとの記事
Health Workers Fear Other SARS Infection Routes Tue April 8, 2003 05:11 AM ET
掲示板有志注:その記事はサイレント・キャリアのことに軽く触れているが、あくまで「可能性」で、検証されてはいないから、「症状を示さない人々からの感染を危惧」はちょっと言い過ぎかも。probably
very unusual. There's no evidenceと書いているし。タイトルのOther SARS Infection
Routes は下水管とかゴキブリ(!)とか各種ルートのことも含めて言っているわけだから。
SARSの「サイレント・キャリア」に関する海外の報道(1)
AFPのこの記事に拠れば、香港の医師が書いて、NEJMに掲載されたメトロポールで感染した夫婦のケースが疑いの出発点らしい。これがサイレント・キャリアなのか否かは検証されていないし、慎重な意見が多いという記事になっている。
ttp://news.yahoo.com/news?tmpl=story2&cid=1508&u=/afp/20030402/hl_afp/health_pneumonia_virus_030402200121&printer=1
"Silent
carriers" an unknown factor in fight against SARS Wed Apr 2, 3:01 PM ET
A team of University of Hong Kong doctors, writing in this week's New England
Journal of Medicine (news - web sites) (NEJM), reported a case in which
a husband and wife stayed in the same Hong Kong hotel room -- the man was
sick, but she remained healthy. Individual infectivity to the SARS agent
raises the question of "silent carriers," the term for people
who may carry the virus but look and feel healthy, says Albert Osterhaus
of Erasmus University in the Netherlands.
"The silent carrier question is one of the areas that has to be verified.
We hope that it's not the case," Sylvie van der Werf of the Pasteur
Institute in Paris told AFP. (パリ発、AFP、4,02)
SARSの「サイレント・キャリア」に関する海外の報道(2)
ウオールストリート・ジャーナル、4月7日の記事。
この記事では、SARSの感染経路で、空気感染は専門家にほぼ否定されたが、下水道などの公共系に紛れ込んで感染する可能性や「サイレント・キャリア」の可能性が議論の的になってきたと紹介。このWSJの記事でも、これは軽々しく扱う問題ではないし、今の時点では証拠がないとしている。(1)のAFP記事にも言及。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB104965989741505900-search,00.html?collection=wsjie%2F30day&vql_string=sars%3Cin%3E%28article%2Dbody%29
SARS
May Be SpreadVia 'Silent Carriers'
Some health experts worry that severe acute respiratory syndrome or SARS
may be spread by so-called silent carriers, that is, people who are able
to contaminate others without themselves experiencing symptoms. "If
this idea turns out to be true -- and it must be stressed there is no evidence
yet to back it -- SARS would be virtually unstoppable, according to one
expert," quoted by Agence France-Presse.
このニュースは、先週のなかばあたりに複数の海外メディアで話題となっていましたが、その可能性もあり得るが、現時点では不明というものが多かったです。一例をあげます。
CDCは、4月6日の時点では、SARS患者に接触した人でも熱もなく呼吸器の症状もなければ、自宅隔離の必要はない、という見解。つまり、silent carrier は危険ではないと考えているようです。
"Silent carriers" an unknown factor in fight against SARS Wed Apr 2, 3:01 PM ET PARIS (AFP)
Doctors say they have no evidence yet of any silent carriers, but stress
it is still too early in the quest for knowledge to be sure.
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20030402/hl_afp/health_pneumonia_virus_030402200121
silent carrierからの感染に関して、海外メディアで少し気になるのは、先週の木曜日にロンドンで開催された某会議での話題がリークされた可能性のあるもの。不確実情報なのでここには書きませんが、、。NHKの情報源はわかりませんが、国内の研究者か、あるいは香港発の情報かもしれないですね。
At this time, in the absence of fever or respiratory symptoms, persons
who may have been exposed to SARS patients need not limit their activities
outside the home and should not be excluded from school or work.
Interim Domestic Guidance on Persons Who May Have Been Exposed to Patients
with Suspected Severe Acute Respiratory Syndrome (SARS)
April 6, 2003, 9:00 PM EDT
http://www.cdc.gov/ncidod/sars/exposuremanagement.htm
スーパー・スプレッダー(超感染性患者)の可能性は?
◆CDC:シンガポールのスーパースプレッダー・症例報告の翻訳 5月29日追加
http://www.crimeaclub.com/hica/cdcguideline/sars/sars10.html
(博多インフェクションコントロールフォーラムさんの翻訳)
http://www.crimeaclub.com/hica/index.html
5月26日
中国・天津の新型肺炎、1人から160人が感染
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030526-00000412-yom-int
【北京=浜本良一】中国・天津市で広まった新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)は、他の人への感染力が極めて強い「スーパー・スプレッダー(中国語で毒王)」の患者1人が160人に感染させていたことが分かった。 北京の隔週刊誌「財経」によると、この患者は河北省の男性公務員(54)。4月上旬に心臓病などの治療のため北京市内の病院に入院したが、天津市内の武装警察医学院付属病院に名医がいることを知り、4月15日に転院した。 この男性はその翌日から発熱などSARS特有の症状が現れたため、SARS専門の天津肺科病院に移された。同時に、この男性と接触した武装警察病院の医師・看護師10人と、病室で一緒だった患者2人とその家族も隔離された。 ところが、天津肺科病院はSARSと断定できず、前後4回にわたり「彼はSARS患者でない」と電話で伝えたため、武装警察病院は隔離を解除した。その間に男性の症状はさらに悪化。同市内の伝染病病院に再び転院した後、SARSの疑いありと診断され、同20日に死亡した。 この間、男性が入院した天津市内の3か所の病院では計60人の医師と看護師らがSARSに感染。入院患者や医師の家族への2次感染も起き、最終的に感染者は160人に達したという。この件で武装警察病院と天津肺科病院の両院長が更迭された。 同誌によると、スーパー・スプレッダーの例としては、3月中旬に北京市内で発症した70代の男性が、香港から戻る際に搭乗した中国国際航空機の乗客112人のうち16人に感染させたケースがある。(読売新聞)[5月26日21時12分更新]
5月22日〜23日
★SARSの謎を解く鍵となるか? 「スーパースプレッダー」(上)(下)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030522-00000006-wir-sci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030523-00000008-wir-sci
5月23日
★潜伏期間中の女性から感染 3時間の会食で8人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030523-00000193-kyodo-int
(要約:原文参照))WHOは、SARSの感染は、発熱などの症状が出ている人との接触で起きるとしてきた。しかし今回の例は、感染から最長10日とされる潜伏期間中でも、相当の感染力がある可能性を示している。会食の時点では症状はなかったという。
5月23日
★新型肺炎 井上大妻女子大教授 スーパースプレッダーに対策を
NHKニュース速報
国立感染症研究所の名誉所員で大妻女子大学の井上栄(イノウエサカエ)教授は「感染症にかかった人がどの程度、他の人に感染を広めていくかは人それぞれの抵抗力や体質、行動様式などで異なり、中には感染を広げやすい『スーパースプレッダー』と呼ばれる人がいることは十分考えられる」と話しています。 そして、シンガポールで糖尿病と心臓病の人がスーパースプレッダーとして報告されていることについて、「糖尿病の患者やお年寄りは免疫力が低下しているため体内でウイルスを増殖させやすく、他の人に感染を広げる可能性がある。また、心臓病の患者は肺炎を起こすと症状が重くなり、激しいせきをしたり手厚い治療が必要になったりするため、周囲の人や医療関係者に感染させやすくなることが考えられる。この他、遺伝的な体質でウイルスが増えやすい人がいることも考えられる」と指摘しています。 その上で、今後の対策として、「慢性の病気を持つ人やお年寄りで、スーパースプレッダーになる恐れがある人が感染した場合、いち早く情報をつかんで十分な管理をすることや、こうした人たちが感染しないように病院や施設では、個室で衛生管理をする必要がありそうだ」と話しています。[2003-05-13-15:20]
★CDCの電話記者会見、4・22 ttp://www.cdc.gov/od/oc/media/transcripts/t030422.htm
CDCのがバーディン女史が、SARSについて、今良くわかっていなくて調査研究などを進めている課題」としてあげた問題点
●スーパーインフェクターはいるのか否か。いるとすれば感染力が強いのはなぜか →不明
★シンガポール在日本大使館から 保健相Mr.Lim Hng Kiangからの発表(一部抜粋)原文は,保健省ホームページに掲載 SARSはどう感染するのか?:
http://www.sg.emb-japan.go.jp/index-j.html
WHOと米CDCは、主要な感染は、感染者が咳をしたり鼻をかんだときの小滴が空気上に放出され、近くにいた人がそれらを吸い込んでしまう経路と考えています。ほとんどの感染例が、ヘルスケアワーカーや友人・家族の間で発生していることから、シンガポールもこの考えを支持しています。シンガポールでの感染患者は、少人数の人にSARSをうつしています。しかしながら、数人ではありますが、感染性が高い患者がいて、多くの人々にうつす患者がいます(super-spreaders)。これは、病気の発見が早い時点でできず、SARSと診断されるころまでには、多くの人々と密接な接触があったからだと思われます。4月23日までに報告されている182人の輸入感染で無い患者のほとんどは、5人の患者が感染の大本になっています。
★WHOの4月15日の見解から、いわゆるSARS「スーパースプレッダー」の説明だけ抜粋
2)「スーパースプレッダー」という現象は、医学的に認められた症状ではなく、初期の感染管理の甘さが原因、としている。現在では、単一の患者から感染する新たなSARS患者の数は減っている。
★ワシントン発、ロイターの記事だがSARS関連の最近のディベートの焦点のひとつ、スーパー・インフェクター&サイレントキャリアーについてインタビューを加えた解説記事。
ロイターは「スーパー・インフェクターはウイルス変異である論」の立場のようでコロナウイルスがRNAでDNAのような二重螺旋構造ではないからコピーのときにエラーの起こる確率は高いとかいった解説をつけて、SARSウイルスはがんがん変異する論。
もうひとつが「発症しないSARSウイルスのキャリアー」の問題。中国で、SARSウイルス陽性だが発症はせず,健康に見える人がいるらしい。こういう人がSARS感染力があるのかどうか解っていないらしいが、他のウイルスでは発症無しで感染力のあるウイルスをばら撒く例はあるという。
中国の発症しないSARS患者について、WHOのハイマン氏「いったいこういう人たちはどう(治療)すべきなのだろう。発症するまで待つべきだろうか?」
Uncertainty hobbles scientists in SARS quest ttp://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/N15283138.htm
★1人の患者から112人も=すさまじいSARS院内感染−香港中文 時事通信ニュース速報
1人の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)患者から、医師や看護師、周辺の患者らの2次感染者が112人、その家族ら3次感染者が26人−。香港中文大学の研究グループは9日までに、今年3月に付属のプリンス・オブ・ウェールズ病院(約1360床、職員約4000人)で発生したすさまじい院内感染の実態を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの電子版に発表した。[時事通信社][2003-04-09-05:41]
→ ttp://content.nejm.org/cgi/content/abstract/NEJMoa030685v1
A
Major Outbreak of Severe Acute Respiratory Syndrome in Hong
Kong
(上記のページは摘要)
本文はpdfファイルで、摘要も入れて9ページ。X線写真の図もあり。 レポートの最後に、「この報告を、我々の同僚やその家族でもあった患者たちに捧げたい」とあった。
★WSJ:何故、スーパー・インフェクターは、そんなに感染力が強いのか?
感染症の専門家達が「スーパー・インフェクター」について議論を続けている。スーパーインフェクターは、飛びぬけて強い感染力を持つ患者のことで、WHOの調査団は中国・広東で、ひとりの男が30人以上を感染させた記録を調査した。この男からSARSを感染させられた30人についてみると、さらに他の人に感染させたのは、たった一人が、二人の人に感染させただけだった。シンガポールのSARSはメトロポールホテルで感染した三人の女性に始まる。このなかの二人は殆ど感染を広めなかったが、残る一人は家族や友人50人と医療関係者56人を感染させた。
何故こういう事が起こるのかはわかっていない。スーパー・インフェクターはウイルスの変異したものを持つのか、それともウイルスを効果的にばら撒くのかといった議論が続いている。一般的には、SARS患者は重症の場合は、軽症のときよりも感染力が強いとみられている。専門家の中にはスーパー・インフェクターという考え方を否定する人もいる。感染が多いのはその人が大勢の人々中で活発に活躍したとか、衛生観念の酷い人とか、そういう環境条件によるものであろうという。ある種のSARS患者が、他の患者より効率的にウイルスをばら撒く現象は観察されるが、それが患者に内在的なものなのか、外部環境によるものかは確かめられてはいない。テルアビブ大学のステファン・バーガーは「スーパー・インフェクターなどいない」という。AIDSに例えてみれば、ある種のAIDS患者が、本来すべきではないことをどんどんやれば感染が広まる、というようなものなのだという。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB104993494851457100-search,00.html?collection=wsjie%2F30day&vql_string=sars%3Cin%3E%28article%2Dbody%29
Can
Some Individuals Transmit SARS More Widely Than
Others?
★在シンガポール日本大使館の情報から
感染者数の内91人は、最初の輸入感染者の1人が感染源となっています。この患者は、超感染性患者(super infector)の1人で20人もの方にSARSをうつしたとされています。超感染性患者と呼ばれる通常以上の感染力を持つ患者は、現在まで3人いるとされていますが、その中の1人は死亡しています。
http://www.sg.emb-japan.go.jp/index-j.html
SARSを防ぐ鍵は「スーパー・スプレッダー」
'Super Spreaders' Called Key to Stop SARS
Saturday
April 5, 2003 9:20 PM
GUANGZHOU, China (AP) - The key to controlling the fast-spreading respiratory
illness known as SARS could lie in identifying highly infectious people,
a World Health Organization official said Saturday. ...
http://www.guardian.co.uk/worldlatest/story/0,1280,-2536122,00.html
引用は Guardian 誌オンライン版の記事から。APのニュースなので各紙に掲載されている。
WHO targets SARS 'super spreaders'
http://www.cnn.com/2003/HEALTH/04/06/sars/index.html
★4月6日:感染症情報センター 岡部氏による見解です。
冷静な対応を呼び掛け 新型肺炎で感染研幹部
国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は6日、福岡市で開かれている日本医学会総会で新型肺炎(SARS)について発表し、「原因が分からず、死亡者が出るなど事態は楽観できるものではないが、(市民は)冷静な対応をしてほしい」と呼び掛けた。岡部センター長は「すべての患者を把握していないのではっきりした数字は不明だが、致死率は4%前後で、約90%が1週間程度で回復している」と、新型肺炎が決して死の病でないことを強調した。 感染の形態についてはせきなどによる飛沫(ひまつ)感染だけでなく空気感染の可能性が捨てきれないと指摘。仮説として「いつも空気感染するわけではなく、患者の病気の(進行)時期や個人によって差があるのかもしれない」との考えを示した。 また、原因については「コロナウイルスが有力だが、まだ調査中。(共同通信)[4月6日16時55分更新][Yahoo-共同]http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030406-00000076-kyodo-soci
★香港大など、SARS患者拡大ルートを解析
世界で患者が多発している重症急性呼吸器症候群(SARS)について、香港で流行の発端になった患者から10人目までの感染経路を香港大学などが解析した。病気の感染拡大を防ぐ有力な情報だとして、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンは報告を電子版で緊急掲載した。 報告によると、患者は38〜72歳の男女各5人。2月22日から3月22日の1カ月間に香港の3カ所の病院に入院し、うち2人が死亡した。発端者は中国・広東省からきた64歳の男性。この男性から3人に広がり、さらに6人が感染する形で患者が
増えていった。 一日中一緒に観光した義理の弟や、数日間看護を受け持ったスタッフら患者と密接なかかわりを持った人だけでなく、単にホテルや病室ですれ違う程度の人も感染していた。一方、患者と一緒に行動した妻でも感染していない例もあった。マスクやガウンなどをしないまま看護にあたり感染したスタッフが4人いた。
研究チームは「わずかなかかわりしかないのに感染した人がおり、極めて強い感染力だ。しかし、一方で濃厚な接触があるのに感染していない人もおり、謎は多い」とする。
国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「原因不明の段階では、病原体を探すだけでなく、このような疫学調査で感染経路などを絞り込む努力が重要だ。予防への大きな手がかりになる」と話している。朝日新聞 http://www.asahi.com/special/sars/OSK200304030046.html