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ホームセキュリティの問題点と課題

ホームセキュリティの問題点と課題について

  今後、ホームセキュリティを導入した際に、発生する可能性のある諸問題と、そのような問題に警備会社各社が今後どのように対応していこうとしているのかを、いくつかの実例を通じてご紹介しましょう。
  そんな事は聞いてない!とにかくイチバン多いクレームがこれです。契約当事者同士の、事前の打ち合わせが不十分だった為に発生する、警備会社のみならず、企業全体でもっとも多い苦情のひとつではないでしょうか?



家中に穴が..

  警備とは聞いていたけど、こんなに家の中に機械がたくさん設置されるなんて..いくらデザインに気を遣っているとは言え、新築の家にこんなにねじ穴が空けられると..

 
各部屋、各出入り口と、厳重な警備にすればするほど、たくさんのセンサーを設置するため、当然ネジ穴が空きます。必要性が無くなって契約を打ち切った際は、機械をすべて撤去してもらいますが、後に残ったビス穴は完全にはふさがりません。 



鍵を預かる?家人のいない家の中に入るの?

  機械を設置して取り扱いの説明も聞きました。
  「では鍵をお預かりします。」...??

  ホームセキュリティは、機械だけでは成立しません。異常発報すれば、駆け付けるガードマンがいます。警備会社にもよりますが、彼らガードマンは契約先から預かった鍵を使用して、住居内部に直接入場し、異常の有無を確認します。
  彼らは特別な訓練を受けており、信頼できるスペシャリストではありますが、やはりユーザー本人も知らないうちに自宅に入られるとなると、抵抗感を感じる人がいるのは当然です。どうしても他人に家の中を見られたくないという方は、警備会社と十分に調整が必要です。



セキュリティに死角?

家に帰ったら窓のガラスが割られている。しかもへそくりが盗まれた。

  窓ガラスを破壊して開口部から侵入、扉やドアを開閉しなければマグネットセンサーは感知しませんし、侵入ルートによっては空間センサーの死角もあります。家中隙なく監視をするのはやはり予算の都合でしょうか、あまり例がありません。
  要所要所を監視する方法が一般的です。万が一その隙を突かれて侵入による被害に遭っても、警備プランニングに了解したという印が契約書にあれば、警備会社に全責任があるとは言えません。プランニングの段階で、よく警備会社側に確認が必要です。



被害に遭った際の保証は?

ホームセキュリティを利用しているにもかかわらず泥棒による被害が出た。

  上記の内容の続きになりますが、警備会社は、飽くまで契約書の条項に違反している事でもない限りは、火災でも盗難でも被害に関する保証はしないのが普通です。
  ただし契約時に、損害保険とセットにしたような商品であれば、その限りではありません。こちらも良く説明を受けて、パンフレットや契約書をよく読んで確認しておきしましょう。



見回りしてるんじゃないの?

家の前に不審な車がある。心配だから見回って欲しい...。

  ホームセキュリティは、機械による監視を基本にしたシステムです。大抵の場合、ガードマンによる直接の巡回のようなサービスは含まれていないようです。ある程度は警備会社もサービスしてくれるみたいですが、「留守中、鳥に餌をやって欲しい」とか「近所の野良猫が入り込んで困る」「息子を叱ったら家を飛び出して行った。探すのを手伝って欲しい。」など、どうしようもない契約先からの突然の依頼もあるとの事です。 



なんで電話が??

家にいて警報が鳴ったら電話がかかってきた。家人の操作ミスだったため電話で事は済んだがガードマンは来なかった。ホントにガードマンが来てくれるの??

  一般住宅はプライベートな空間であるという事を、各警備会社は殊のほか重要視しているようです。異常発生の際はとりあえず警備基地局から電話をかけて、実際に不審な兆候があるかないかを家人に確認します。もちろんそれと同時にガードマンも対処に出動しますが、ユーザー側で操作ミスなどの原因と判明し異常が無いとの確認がとれれば、ガードマンが顔を出す事はあまり無いようです。



捕まえなくてどーする?

電話の音なんかしたら我が家に忍び込んだ憎き泥棒がにげてしまうじゃないか!

  各警備会社とも、侵入者を捕捉する事を目的とはしていないようです。飽くまで契約先の被害を、最小限に留める事に重点を置いています。ですから侵入直後に、ブザーや電話の音で犯人が逃走すれば、警備会社としての目的は達成されます。
  結果的に被害も少なくて済むはずです。苦情として寄せられる多くのものが、利用者と警備会社間の説明や理解の不足によるところが多く、契約前はもとより、契約後にも互いに安心して生活できるためのコミュニケーションをとることが必要です。
次に、これも苦情の多い各機器の誤動作についてご紹介します。 



機械ですから..

夜、寝ていたら突然火災を知らせるブザーが鳴った。どこを見ても火が出ている様子はない
だったらいったいなぜ?

  所詮機械というものは、融通の利かないものです。火災に限らず、ガス警報や侵入のセンサーの誤作動は、各警備会社の機器開発部門の担当者が、頭を悩ませる大きな問題です。また、感度が上がれば上がるほど、些細な原因で誤作動も増えるようです。
  日々、最先端の技術をもってこれらの誤報を無くすように努力はしているようですが、現実にはまだまだ誤作動したブザーや警備会社からの電話で、ユーザーが夜中に叩き起こされるケースも少なくないようです。

■誤報とその原因の例■

・火災
  天井に設置された煙センサーは、センサーのスリットから入り込んだ煙を感知して発報します。長年設置されたままのセンサーは、埃や小さな虫が入り込んで誤報の原因になります。また、炊飯器やポットから発生する蒸気にも反応します。

ガス
  煙センサー同様、センサーのスリット部からガスが入り込んで発報しますが、調理酒やみりんなどを使用した際、気化したアルコールにより誤作動する場合があります。

・マグネットセンサー
  トイレの入り口など内扉は、外接したドアや窓と違い、あまり戸締まりとして気を遣う事がありません。そのような内扉に設置されたセンサーが、不完全閉鎖であったため、隙間風などで開放し発報する事があります。

・空間センサー
  人体の熱で発報しますから、当然、ペットの体温やエアコンの温風、また、着信直後のファクシミリの熱でも発報します。

  その他、様々な原因による誤作動の例がありますが、いずれにしても単純で、注意すれば防ぐ事の出来るものがほとんどです。
  誤作動の原因が機械やセンサーの不良というあことであれば、警備会社で対応しなければなりませんが、契約先にしても意識を持って、各センサーの感知原理などを理解し、誤報を排除する環境を作る必要があります。
  安全を確保するには、すべてを人任せにしてはいけません。相互協力が大切です。


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