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    外務省北朝鮮担当局関係者御一同様へ
     

    拝啓

    今回の対北朝鮮10万d食料支援再開決定に抗議いたします。

    拉致被害者の親御さんや親族の方をはじめ、彼らを支援して下さる皆さんが、
    「救う会」を設立して、政府関係者や政治家各位に、地道な活動を働き掛けておられることは、
     外務省当局におかれましても、既にご存知のことと思います。

    及ばずながら、わたくしも陰ながら支援しております。
    それは、何故か!?
    一つは、日本人同胞としての道徳的な責務として。
    一つは、拉致被害者が早期に救出されることが、我が国の国家主権の回復に繋がることであり、
    ひいては、国民各位の我が国への健全な信頼を支えることになるからです。

    今回の北朝鮮に対する10万dの食料再開は、かかる見地から見て、果たして妥当なりや?
    日本人同胞救出の道徳的な責務を口実にしているが、それは建前にすぎない。
    いわば、全く形骸化した米韓との外交連携の維持に資する目的に利用しているにすぎないのではないか?
    何故ゆえにここまで言いきれるのか。 
    それは、今回の食料支援が、北朝鮮拉致被害者救出を実現する担保を全く欠いた上で
    なされているからです。  ただ相手の善意にのみ期待しているにすぎない。
     

    このようなものが果たして外交といえるのか?
    他国の人間を勝手に拉致することは犯罪であり、これを奨励かつ命令しているのが北朝鮮現政府であるということは、明白な事実につき目を故意に塞がない限り、隠しようのない厳然たる事実です。
    犯罪を適法行為であると常識的に考える連中にその善意のみを期待して、何が得られるというのでしょうか?
    外務省関係者を除く常識人であれば、誰しも拉致被害者が早期に帰ってくるとは思わないでしょう。。。

    これは詭弁と言うほかない。 拉致被害者救出に奔走するものの批判をかわすための目先の理屈にすぎない。
    その実質は、北朝鮮当局者と日本の当局者を利するためになされた
    いわば、官官接待と同根に出づる悪しき行為である。

    それゆえ、今回の対北朝鮮10万d食料支援再開決定に抗議するものです。
     
     

    わたくしのこのような抗議が一笑に付すべきものであるのなら、
    まずは、結果をもって応えられたい。
    結果というのは、もちろん、拉致被害者の早期救出である。それ以外に結果は存在しない。
    結果を出してこそ、一人前の外交官と言われるのである。
    努力しただけで、すべて責任を果たしたと考えるのは、学生の生徒会レベルの話しである。

    拉致被害者の救出が実現できなかったと言う結果に終わったならば、
    貴殿らの今回なした行為は、北鮮・外務省の官官接待であったと悪罵されて当然であると考えられたい。
     

                         早々

    平成12年 3月13日

              光舟 http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1388