tanashinの法律講座へようこそ。ここでは、日本国憲法の基本的な理念を中心に紹介していこうと思っております。

 まずはじめに、日本国憲法の条文中もっとも大切な条文について確認したいと思います。それは、第13条です。すなわち、

 第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に
      対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法
      その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

  という条文です。国民主権や平和主義に関する条文もこれと同様に重要ではないかと言われる方もいらっしゃると思います。確かにそのとおりです。ですが、最も重要なのはどれか、と問われたら、やはり、13条がふさわしいと言えると思います。
 なぜなら、すべての価値の根源は個人にあり、その個人を尊重するために憲法に人権規範が定められ、これに奉仕するために、統治機構があると考えるからです。

それでは、基本となる条文も確認できましたし、本題に入りましょう。まず、日本国憲法において中核をなす考えを3つほど紹介します。それぞれの項目をクリックしてください。


 基本的人権の尊重




 国民主権




 平和主義


 日本国憲法の根幹の考え方についていかがお感じでしょうか。さすがに内容が濃く、簡単にはまとめられませんでしたが、少しずつ充実させていきたいと思います。

 次に、日本国憲法を学ぶにあたり、どうしても避けられない重要な概念について解説したいと思います。各項目をクリックしてください。
 


 法の支配




 公共の福祉




 私人間(しじんかん)効力




 法の下(もと)の平等


 さて、日本国憲法の重要概念についてお分かりいただけたでしょうか。本来、高校生が理解できる程度を目安に作ろうとしていましたが、なかなかどうして、法学部の学生さんにも結構喜んでいただけるような内容になってきました。
 ここまで簡単に理解できた方。すばらしいです。参りました。ただ、tanashinとしてはなるべく分かりやすいものを目指しているので、高校生、中学生の方、さらに日本国憲法をよく理解したいという方々のために、これ以上の難解な問題には触れず、どうしても知っておきたい知識にのみ限定しながらホームページを作っていきたいと思っております。

 では、更に話を進めていきたいと思います。

 今まで明確に触れませんでしたが、憲法は人権分野と統治分野の2つに分けられてつくられました。人権規定は「個人の尊厳」を実現するためにはどのような規定が必要か考えられてつくられ、また、統治規定は人権規定を実現するためにはどのような国家機関がどうあるべきかということが考えられてつくられました。
 いわば、人権規定と統治規定は目的と手段の関係にあるのです。

 それではまず、人権規定からみていくことにしましょう。各項目をクリックしてください。


 精神的自由に関するもの


 思想・良心の自由




 信教の自由




 学問の自由




 表現の自由についての概説




 表現の自由の内容



  その他の人権規定


 経済的自由




 受益権




 社会権




 参政権

 これで人権規定について終わりたいと思います。統治機構については別項目を設けましたのでそちらをご覧ください。要望によりこのページも拡張したいと思います。


ご意見、批評等は kpt322@hotmail.com までお願い致します。

 なお、人権規定に関するページを作成するにあたり、以下の文献を参照、もしくはよく知られている表現についてはそのまま引用させていただいております。
 ここに記して感謝申し上げる次第です。

 参照文献(敬称略、順不同)

 芦部信喜 ・ 憲法 ・ 岩波書店
 伊藤正己 ・ 憲法(新版) ・ 弘文堂
 中村睦夫 ・ 論点憲法教室 ・ 有斐閣
 芦部信喜等編 ・ 憲法判例百選機Ν(第3版) ・ 有斐閣
 浦部法穂 ・ (新版)憲法学教室機 Α‘本評論社
 佐藤幸治 ・ 憲法(第3版) ・ 青林書院
 浦部法穂 ・ 事例式演習教室 憲法 ・ 勁草書房
 上田徹一郎 ・ 民事訴訟法(第2版) ・ 法学書院
 戸波江二 ・ 憲法(地方公務員の法律全集1) ・ ぎょうせい