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京王新労ニュース

2002年
9月15日第9号

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主要9駅頭でいっせい宣伝(9/11)−「なぜ優良企業で過酷なリストラ?」
 「自宅待機命令を撤回しろ!」―京王新労の要求とたたかいの正当性を社会的世論に広げることを目的に、9月11日(水)、「京王線主要駅頭宣伝」をおこないました。
 早朝宣伝には、新宿駅に組合員14人、支援者8人の計22人、渋谷駅には組合員18人、支援者13人の計31人が参加。夕方の宣伝には、京王八王子駅、高幡不動駅、永山駅、聖蹟桜ヶ丘駅、府中駅、調布駅、吉祥寺駅の7駅に計87人の仲間たちが参加し、朝夕あわせて7,200枚のビラを配布しました。
 晴天に恵まれ、各駅ともビラの受け取りは非常によく、受け取った人のなかには、組合員に「いま京王で何が起こっているのですか」「儲かっている企業がこんなリストラするんじゃ世も末ですね」と話しかけてくる人もいました。
 宣伝場所には、京王電鉄の社員が見回りにきている姿もみられましたが、組合員はじめ参加者たちは堂々と道行く人々にビラを配布。なかでも高幡不動駅では、650枚のビラを配布しきったのをはじめ、京王八王子駅では40分ほどで用意していた600枚のビラがなくなるなど、京王利用者や沿線住民の関心の高さを証明しました。
たくさんの支援を励みに毎日奮闘
 参加した組合員は、「支援する人がたくさん来てくれたのを見て、力強く感じた。自分たち京王新労のことに、ほかの組合の人たちがともにがんばってくれる姿を見て、『連帯』の意味を感じ、勇気がもてた」「ビラを配っていたら京王の元社員という人や、関連企業で働く人などが、逆に私たちに声をかけてきてくれたりしたのには、本当にびっくりした」と話し、「はじめはハンドマイクを使って通行人に訴えることが恥ずかしかったけれど、今では堂々と訴えることができるようになった」などの力強い感想を語る組合員もいました。
 京王新労は毎日、本社への就労闘争や宣伝、他団体への支援要請をおこない、9月27日の集会成功に向けて全員が奮闘しています。

宿泊客も関心−新宿京王プラザホテル

 8月23日(金)18時30分から新宿京王プラザホテル前での街頭宣伝に京王新労組、東京労連、建交労から40名が集結し、約1時間の宣伝を行いました。10分ほどするとホテルの関係者と、京王電鉄バスの高速ターミナルから、事務員が駆けつけ様子を伺っていました。
 思いのほか宿泊客の出入りがあり、日本人だけでなく外人客もビラに手を出し、片言の日本語で「なんですか」と尋ねてくる人もいました。


会社の早期退職提案に対し、職場集会で断固撤回の意思統一(9/14)

 9月11日13時より府中勤労福祉会館にて会社との第16回団体交渉が行われました。そこで会社の新たな提案=早期退職が出され、あまりの理不尽さに交渉団は提案文書を返し、席を立って抗議の態度を示しました。
 会社は8月1日、私たちから仕事を取り上げて自宅待機命令を出し、マスコミには「経営改善策をうけいれてもらえず、やむなく自宅待機を命じた。今後も理解が得られるように組合と交渉を続ける」と言っていました。
しかし、第16回の団交では「早期退職で辞めて下さい」と言い出し、今までしてきた不誠実な団交と何も変わっていませんでした。
 京王新労組は、9月14日に職場集会を開き、組合員に説明、意見を求めました。組合員は「団交で成果が得られないのなら社長に直接話しに行こう」とか、「宣伝活動をもっと広域で行おう」「会社の態度には怒りを通り越した。最後まで闘おう」などの意見が出され、ますます組合員の団結が固まりました。


支援共闘会議が新労支援基金設立を決定

 京王新労のたたかいを支援する「京王電鉄リストラ反対闘争支援共闘会議」は、第2回幹事会を9月5日、新宿・農協会館で開催しました。
 今回の幹事会では、京王新労組組合員の今後の生活を支えていく6,000万円を目標にした財政支援の問題を討議し決定しました。
京王新労支援基金を設立
 1、基金の目的…京王新労組組合員の緊急生活資金融資
 2、基金委員会の設立…建交労東京都本部、東京労連、三多摩労連の三団体による
 3、支援債券の発行…1口10万円、20万円、30万円とする(無利子)
 4、返済期限…原則として12ヶ月とする
 5、対象…個人または団体とする
[問合せ]建交労東京都本部рO3−3820−8644


航空関係組合が京王新労の闘いを注目

 京王新労は8月19日(月)、組合事務所で航空関連労組と懇談しました。これは、日本乗員組合連絡会の村中副議長、日本航空客室乗務員組合の鈴木副書記長の申入れにより実現したものです。
 懇談では、新労結成の経緯や、少数組合であるにもかかわらず元気良くたたかっている理由などの質問が出され、熱心にメモをとりながら進められました。
 航空職場でもバス事業同様、規制緩和により労働条件の改悪が強行され空の安全が脅かされていること、JALとJASの統合など事業再編を利用しての「合理化」が進められていることが紹介され、公共交通の安全を守るために、今後も連絡を密に取り協力をしていく事としました。


京王電鉄に改善指導−バス運転時間大臣告示に違反

 立川労働基準監督署は、京王電鉄バス事業部の府中営業所へ調査に入り(7月)、バス運転手などの労働基準を定めた厚生労働大臣告示(「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」)に違反するものとして、京王電鉄に対して改善をもとめる指導をしました。
 これは、京王電鉄バス事業部のリストラにともなう転籍出向・大幅賃金カットなどが重大な法違反にあたるとして、井上美代参議院議員(日本共産党)が国会で質問。その後、京王新労が7月19日に行った厚生労働省労働基準局長への申し入れに対応したものです。
 この大臣告示は、罰則規定こそありませんが、安全性が求められる自動車運転者の労働条件向上のために定められたもの。京王電鉄は1993年以来、大臣告示に対する違反を繰り返しており、労働者の申告にもとづき、労基署が再三の調査と指導を行ってきました。
 今回の調査でも立川労基署は、府中営業所のバス運行ダイヤには、「連続運転は4時間以内」などと定めた告示に照らして問題があるとの見解を出しました。
 京王新労は、バス事業部が新会社に移行しても、大臣告示を守らせるため、職場からの運動を基礎に国政の面でもたたかいを広げていく方針です。


建交労ってこんな組合です-G(最終回)

 建交労は結成から3年が経過しました。
 その後、2大権利闘争のひとつである「トンネルじん肺闘争」の全面勝利や、JRの不当労働行為を免罪する政府・与党による「4党合意」の策動に屈することなく前進している国鉄闘争では、日本労働運動の新たな地平を切り開いています。
 いま日本の労働組合運動は、民間大経営でのたたかいと反撃が弱いのが特徴です。
 京王新労のみなさんが、京王電鉄という日本有数の民間鉄道企業で、無法なリストラを許さず、反撃に立ちあがっていることの大義は、必ずや日本労働運動の高揚の突破口となって証明されることでしょう。(今回で終了)