ワシントンDC近郊の遊び方

Enjoying Life in Washington DC

 

 ワシントンDCには、博物館やメモリアル等、観光名所がたくさんありますが、それ以外にも、週末にちょっと遊びに行けるところも結構あります。

 週末の過ごし方というと大体ゴルフに走ってしまいがちですが、ここでは、ゴルフ以外にワシントン生活をエンジョイしようというときのために、いくつかの活動をサジェストしてみました。

目 次 

お父さんの遊び
  • 釣り

    場所 

    対象魚  

     チェサピーク湾

     ロックフィッシュ、クローカー、スポット

     シェナンドー

     ニジマス、ブルックトラウト

     大西洋

     マグロ、サバ、ヒラメ*

     ポトマック

     ブラックバス、ブルーギル

        * 日本の魚とは少し違います。

子供連れの遊び

冬場の楽しみ方

 皆さんからの情報で、更に充実させていきたいと思います。「こんな遊びもあるよ」とか「こんなところに行ったら面白かった」といった情報や御感想を、よろしかったら ゲストブック(*)に記帳してください。

 お問い合わせもお気軽にメールでどうぞ。

 なお、ワシントンの生活情報は、J-net USAが便利です。ほかに、アクセス便利帳も充実しています。(ただ、ちょっと更新が遅めかもしれません。)

 

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(*)LANに接続されているコンピュータからご覧になっている場合、ファイアウォールの関係でゲストブックにアクセスできないことがあります。(右上のカウンタが見えない場合は、多分ダメです)。この場合は、お手数ですが、メールを使ってください。)

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お父さんの遊び

Grown-up Kids' Club

 

釣り

 こちらではバス釣りが盛んですが、日本人としては、やっぱりおいしく食べられる魚を釣りたいと思いませんか。

時期

時間

費用

チェサピーク湾の釣り

4月〜12月(季節により釣れる魚が違います。)

半日

一日

60〜70ドル

80〜90ドル

道具は貸してくれます。初心者でもOK。湾内なので、あまり揺れません。

シェナンドーのマス釣り

年中

3/4日

20〜30ドル

コーチがいれば、初心者、家族連れでもOK

マグロ釣り

6〜9月

一日

200~250ドル

メキシコ湾流に直接乗り入れるので、船は相当揺れます。また、相当腕力がいりますが、釣れたときは感動ものです。

サバ、ヒラメなどの釣り

4月〜10月(季節により釣れる魚が違います。)

半日〜一日

25〜50ドル

Ocean Cityなど大西洋岸の港から出ます。サバは4月中〜下旬の1〜2週間のみの期間限定。

 なお、桜の名所として有名なタイダルベイスンでも、FDRメモリアルの辺りは、ブルーギル、ナマズなどが釣れます(パンくずで簡単に釣れます)。駐車がしにくいのが欠点ですが、子供とちょっと遊ぶのに便利です。また、ポトマック側の北側〔DC,メリーランド側〕、Canal Road と、その延長のClara Barton Parkwayにはところどころ車を止めて河辺に出られるところが有りますが、それらからアクセスできる運河やポトマック河では、気楽にブラックバスやブルーギルが釣れます。ただし、1暦年有効なfishing license(DCは10ドルぐらい、メリーランドも川の分は10ドルぐらい〕 を、釣具を売っているsports authorityなどで購入しておく必要があります。

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ピストル射撃

 「日本ではできないことをやる」という点では、これが最右翼でしょう。室内のシューティング・レンジを数ヶ所御紹介します。ピストルを借りて(一丁6〜8ドル)、弾丸(50発10~15ドルぐらい)と的(一枚40セントぐらい)を買い、一時間(あるいは30分)いくらでレーンを借りて射撃します。まぁ、ボーリングのようなシステムです。一時間強、目一杯撃って50ドルぐらいでしょうか。よる9時までやっているところもありますし、ダレス空港から10分のところにもありますので、空港に友人を送った後などに寄ってみることも出来ます。

 最初は、経験者に連れていってもらうことをお勧めします。1.何があっても絶対に銃口を人(自分を含む)に向けないこと。2.引き金には撃つときにしか指をかけないこと。3.撃つとき以外は、リボルバーなら弾の入るレンコンのような部分を本体から外しておく、自動拳銃ならスライドを開いた位置で固定しておく。といった基本さえ守れば大丈夫です。ただ、自動車の運転もそうですが、ちょっと慣れてくると危険性を忘れがちなので、かえって注意してください。特に、写真撮影でポーズをとるときに銃口が人に向いてしまったりしないように。

 レンジ自体は、警官やFBI職員が多く練習に来ているようで、そういう意味では極めて『安全』です。最初はなかなか当たりませんが、慣れてくると命中率も上がると思います。

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ペイントボール

 男の子なら、子供のころ野山や公園で銀玉鉄砲やBB弾をつかった戦争ごっこをやった人も多いと思います。ペイントボールは、それを大がかりにしたもので、結構エキサイトします(同時に、運動不足を実感させられます)。ワシントン近郊では、ここが一番大きくて便利なようです。予約が必要です。

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ビールつくり

 アメリカの酒税法では、21歳以上の大人は、年間100ガロンまでビールを作れることになっています(売ってはいけません)。そこで、地場の地ビールならぬ自ビールを自宅で作るためのキットを売っています。(日本でも同じようなキットは売ってますが、普通のアルコール濃度のビールは作ってはいけないことになっています。)慣れてくれば、好みに応じて苦味を増したり、アルコール分を加減したり、いろいろ出来るようです。上記のキットは、1回にビール中瓶1ダース半ぐらい作れます。仕込みには、小さな樽型の容器で1週間発行させた後、瓶詰めにして後1週間、合計2週間かかります。ホームパーティーなどを企画される際に、手作りビールでおもてなしというのはどうでしょうか。

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アバディーン兵器試験場(テロ対策で、一時的に入場制限中。予約が必要になったようです。)

 子供のころ、戦車のプラモデルを作った経験はありませんか。たいていは大人になると卒業するのですが、ときどき、卒業しきれない人がいます。引っ越しにもかかわらずいまだに昔のプラモデルを捨てられないでいたり、組み立てていないキットをまだたくさん持っていたり、新しいモデルが出るとつい手に取ってみたりする人(私だけではないことを発見しました)に、お勧めのところがあります。

 ワシントンからニューヨークへ向かう途中、ボルチモアを過ぎて95号線を20分ぐらい北上したところAberdeen(Exit 85から15分ぐらい)に、米国陸軍の兵器試験場があります。今でも現役の試験場なのですが、入り口から比較的すぐのところに、各国の有名戦車、自走砲、対戦車砲約220点や、小銃、機関銃などを展示している博物館があります。博物館といっても、戦車は、広い芝生の上に適当に置いてあるだけです。なにぶん雨ざらしですし、さび止めの塗料(適当な色)が何層にも分厚く塗られており、状態は良いとは言いかねますが、とにかく、実物の迫力は見てみないと分かりません。また、設計図についている写真や、資料写真集だけでは分からなかった補助装甲の質感や、小物の取り付け方、実車の汚れ、ギアの摩耗具合なども、よじ登ったり、下にもぐったり、勝手に触ったりしげしげと見て確かめられます。

 屋内の博物館の方は、毎日10時から4時45分まで。入場無料。祝祭日は休みですが、軍関係の祝日は開いています。屋外展示は日中いつでも自由に見られます。屋内、屋外とも、写真撮影は自由です。(フィルムを7本使い切った人もいます。)なお、家庭の平和を乱したくなければ、奥様や子供に一緒に来ることを強要しないことを強くお勧めします。

 行き方は、こちら。なお、戦車等の展示を屋内に収納するための建物を造る計画が有り〔ここ10年ほど進展していないように見えますが〕募金を集めていますので、入場料代わりに寄付してきてはいかがでしょうか。

 

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 子供連れの遊び

 週末出かけることには家族の理解と協力が必要ですよね。以下は、子供連れで遊びに行くときのサジェスチョンです。

地域の大きな公園(regional parks)

 地域の公園といっても、バカにしてはいけません。広々とした雑木林のなかに、子供の遊具を揃えた遊び場と、芝生の広場、バーベキューのできる簡単なコンロと、ピクニックテーブル付きベンチが散在していて、日曜日の午後などにふらっと行ってのんびりすることが出来ます。十数人のパーティーをしたいときは、公園事務所に連絡して予約をすると、屋根付きのあずまやのようなところも借りられます。また、公園によっては、ミニ鉄道や、メリーゴーラウンド、乗馬のできるところもあります(冬場は、たいていしまっていますが)。

 モンゴメリー郡でいうと、Cabin John(ベセスダから近いが、入り口がちょっとわかりにくい)や、Wheaton(ちょっと遠いが、韓国雑貨スーパー「ハナルン」のWheaton支店の近くなので、買い物のついでが便利)のなどが人気のようです。

 英語のサイトですが、ここにDC近辺の地域公園のリストが載っています。国立公園は少額の入園料が要りますが、地域公園は、いまのところ無料です。

 なお、このサイトには、下に書いたイチゴ摘みなどの案内も出ています。小学校ぐらいの子供のいる家庭は必見のサイトです。

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イチゴ摘み(5〜8月)

 手軽にイチゴ摘みができる果樹園です。値段も日本に比べると驚くほど安く(例えば家族4人で摘みまくっても10ドルもしません)、また日本では珍しいブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなども栽培している果樹園もあります。大きくて形がよいベリーを家族で競い合って探し回ると、宝捜しのようなゲームにもなり、実は結構ハマります(うっかりすると必要以上に採り過ぎてしまうことも)。また、珍しい野生の小鳥なども見られ、日本から御家族やお客様が来られる場合も楽しんでもらえます。なお、準備としては、摘んだ果物を入れるカゴやザルなどを人数分家から持参する必要があります。

 摘み終わると、それを持参のカゴなどに入れ、管理室兼売店に持って行き、清算します。すなわち、摘んだベリー類を1ポンド3ドルくらいの値段を払って買取りすることになります。入場料は要りません。売店では色々な野菜や果物を売っています。

 シーズン は、大体次のとおりですが、年によって相当違いますので、出かける前に下記の農園に電話してみてください。

 以下に、近郊の農園を2つ紹介します。この他にも、『近くの公園』のところに書いたサイトにいろいろ載っていますので、チャレンジしてはいかがですか。感想を教えてください。

  1. バトラー果樹園(ジャーマンタウン)
  2. ホームステッド農園(セネカ)

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リンゴ狩り(7〜10月)

 上記『イチゴ摘み』の欄の2.の果樹園でも秋にはリンゴ狩りが出来ますが、もうちょっと足を伸ばしてワシントンの西、約1時間ぐらいのところ、シェナンドーの近くまで行くと、かなり大掛かりな果樹園があります。

 ここは、日本のリンゴ狩りと違って入園料などはなく、もぎ取ったリンゴをポンド当たり55セントぐらいで買い取る方式です。日本の、手間ひまかけて大きくした芸術品のようなリンゴと違って、小ぶりで素朴なリンゴです。調子に乗って取りすぎても財布はあまり傷みませんが、ジャムやアップルパイをせっせと作ることになります。

 有機・低肥料・無農薬栽培(ほったらかしにしているということをカッコよく言ってるだけ?)なので、その場でかじって食べても大丈夫です。羊や豚もいますし、ピクニックエリアなどもあり、半日以上楽しく過ごせます。

 また、この農園は、季節によって桃(7〜8月)、サクランボ(7月中旬)、梨(9月)、ブドウ(8月下旬〜9月初)なども採れます。10月には、ハロウィーンのカボチャもありますし、リンゴにしてもいろんな種類があるのでシーズンは相当長いですが、年によって気候が違いますので、行く前にホームページで、まだやっているかどうか、何が採れるか確認していきましょう。

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化石ひろい(Fossil hunting)(年中。ただし、海辺に人の多くない時期のほうが良く見つかる)

 小さな子供のいる家庭向きです。ワシントンの東側、チェサピーク湾の西岸は、Calvert層という地層(1500万年ぐらい前のMiocene期のもの)が波で侵食されてその中の化石が波打ち際でよく見つかることで有名なところです。化石と言っても、小指の爪ぐらいの大きさの「鮫の歯」がほとんどですが、ごくごく稀に、絶滅した巨大鮫の歯や、ワニの頭の骨等も見つかるようです。こういったところが有名です。

 砂浜でひざまずいて探すので、膝の下に敷くビニールと、小さな熊手やスコップ、拾った化石を入れるZip Lockの袋を持っていくことをお勧めします。崖を直接掘ることは禁止されていますし、何より危険です。

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カニ釣り(Crabbing)(6~8月)

 子供のころ、ザリガニ釣りをしたことはありませんか?それと同じようなやり方で、カニが釣れます。レストランや市場でよく見るBlue Crab (日本で言う、ワタリガニ)で、蒸して食べるとおいしいです。シーズンは、6月から8月一杯ぐらいです。上に書いた化石ひろいと組み合わせても良いかもしれません。

 チェサピーク湾全域どこでも、桟橋やドックのあるところなら出来ます(砂浜はだめ)が、よく採れるところの一覧がこちらに載っています。お父さんの権威のために、家族でやる前に(釣りに行った帰りなど)大人だけで出かけて練習しておいてもいいかもしれません。

  1.  必要なものは、タコ糸(6〜7メートル)、魚の頭やアラとか、鳥のガラ(生)。なければベーコンでも可。大きめのバケツ。1メートルぐらいの柄のついた網(Crab net) 。いらなくなったバスタオル又は軍手。
    魚の頭やアラの調達法:釣り船の桟橋の横には、大体Fish Cleaning Stationという、釣ってきた魚をざっと捌くための流し台のようなものがあります。その横にあるバケツから、魚の頭を1つ2つ失敬しましょう。ヒモに付ける頭のほかに、近くに『撒き餌』にする魚の内臓などもあればベターです。Zip Lockなどのビニール袋は必需品です。
     
  2.  まず、タコ糸の一方の先に餌になる魚の頭などを結びつけ、海中に落とします。もし、餌が沈まないようなら、適当に重りを付けて、底まで沈むようにします。餌が余裕をもって底につくぐらいの長さに糸を切り、反対の端を桟橋の柱などに結びつけます。こうした仕掛けを2つ3つ作り、カニが来るのを待ちます。糸を指に巻き付けておくと、カニが来たことがすぐに分かります。魚のアラなどがあれば、適当に餌の沈んでいる辺りにばらまきましょう。ただ、あまり撒きすぎると、肝心の餌のほうに食いつかなくなりますので、ほどほどにしてください。
  3.  しばらくして、たるんでいたタコ糸がすーっと伸び始めると、カニが餌を抱えて持っていこうとしていることが分かります。そこで、タコ糸をゆーっくりたぐり寄せてください。何しろ針も何もついてないわけですから、カニが驚いて逃げ出したらおしまいです。あわてないで、ゆーっくりたぐり寄せてください。
  4.  カニが水面まで来たら、網ですくいます。このとき、カニが網に気づくと餌を放して逃げ出します。カニから見て、後ろの下側から素早くすくうのがコツです。
  5.  バケツの上に網を持っていき、逆さにして振ります。ハサミで網にしがみつくことがよくありますので、しっかり振り落とします。甲羅の大きさが5インチ以下の小さいものは、逃がしてやらなければなりません。カニの扱いは、大人の仕事です。陸に上げられてしばらくたって元気の無くなったカニと違い、元気なうちはとってもよく暴れますし、鋏まれると大人でも相当痛いです。慣れないうちは、軍手やタオルを使ってカニの攻撃を防ぎましょう。

 このほか、カゴを使うやりかたなど、およそCrabbing に関することはここここにとっても詳しく書いてあります。糸を使って手で釣っている分には、ライセンスなどは必要ありません。この場合、一人1日1ダースまでの制限があります。

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カブトガニ観察5月後半から6月後半の、満月の日)

 カブトガニは日本国内では瀬戸内海付近に限定的に生息する天然記念物で、自然の中で発見するチャンスは滅多にありませんが、アメリカ東海岸では、時間と場所が上手く特定できれば大量のカブトガニを発見することができます。英語では、horseshoe crab(馬蹄ガニ?)と呼ばれています。

 

1.カブトガニの一般知識

 カブトガニは、古生代に三葉虫から進化した生物とされており、古生代後期からはほぼ今の形態を保っているため、生きた化石とも呼ばれています。現在は、世界中でも、東南アジアとアメリカ東海岸に生息しているだけです。

 アメリカ東海岸ではニュージャージー州からバージニア州にかけて最も高密度に分布しており、中でもデラウエア川の河口近辺が分布の中心域です。資源量はかなり多いのですが、最近は、沿岸開発などにより減少が顕著であると言われています。同種は当地では限定的に商業利用もされており、医薬品開発研究用などに用いられています。

 

2.観察できる時間

カブトガニは、産卵のために岸辺に活動をするため、この産卵の時間に産卵場所に行けば、砂浜で驚くほど大量のカブトガニに遭遇できます。しかし、このわずかなタイミングを外すとカブトガニは岸辺から一斉に姿を消し、もとの海底生活に戻ってしまいますから、普段は陸から発見することは不可能です。

 カブトガニの産卵は、5月後半から6月後半の、満月の日の満潮時に行われます。なお、満潮は昼と夜の2回あり、昼の満潮時にも若干の産卵行動は見られますが、やはりピークは夜の満潮時です。ただし、夜の海岸はセキュリティ上の不安もあるので、直後の夜明けや早朝に浜辺に観察に出るのがお奨めです。そのタイミングであれば、産卵を終えて砂浜で休んでいるような個体がゴロゴロしています。なお、新月の日も潮の干満差が激しく、その夜も若干の産卵行動が見られるようです。

 また、場所によっては7月に入っても、満月の夜の産卵行動があるようです。

 

3.観察できる場所

 場所は、デラウエア川の河口で波の静かな砂浜が良いようです。以下を参考にして下さい。

(1)Port Mahon, Delaware

 「ここは数十年前は海岸の砂が見えなくなるほどカブトガニが上陸して産卵していたのに最近はかなり減った」と地元の人は言っていますが、筆者が2001年の産卵時期に観察したところでは、カブトガニはウジャウジャいました。なお、ここでは捕獲ライセンスの保有者がカブトガニの商業捕獲(釣り餌用)をしており、砂浜で手づかみでカブトガニを捕まえて、ピックアップトラックに満載して走り去るという雰囲気のところです。

 

(2)Pickering Beach, Delaware

 ここは別荘地のプライベートビーチ的な場所であり、雰囲気は前出のPort Mahonより静かで良いでしょう。カブトガニも大量に見られます。デラウエア州政府のカブトガニ調査研究担当チームもここを研究の場所としているようです。ただし、別荘の住人が外部からの侵入者に対し少し排他的な目を向ける可能性がありますから、クルマの駐車場所を露骨に別荘の正面にしない等、若干の気配りが必要です。

(3)Mispillion Light, Delaware

 ここはデラウエア州政府の水産研究者に教えてもらった場所ですが、筆者はあまりお奨めしません。カブトガニはいるのですが、同時にアル中の漁師くずれのような人もたむろして居て、ヤバイ雰囲気を出している場所です。このような情報も何かの役に立つのではと思い、とりあえず紹介しておきます。

 

4.満潮干潮時間の見つけ方

 繰り返しになりますが、カブトガニ観察はタイミングが全てと言っても過言ではありません。従って、ある特定の場所で、満月の夜の満潮時は何時かという情報を調べる必要があります。2002年の場合、狙い目の満月は5月26日か6月24日です。各地の満潮時間は、商務省海洋大気庁のホームページ で調べることができます。

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冬場の楽しみ方 

スキー

 ホワイトテール・スキーリゾート(White Tail)は、ワシントンから車で1時間半、メリーランドとペンシルバニアの州境を4マイルほどペンシルバニアに入ったところです。行き方は、こちら

 東海岸のスキー場の常として、天然の積雪がそれほどないので人工雪に頼ることになります。今シーズン(2001−2)のように雪が少ないと、開いているスロープの数も限られてしまいますが、2000-01のように天然の雪が豊富で、日中の最高気温も低い日が続いて、この地方にすればコンディションは最高だという年もあります。

 実は、「東海岸、それもこんなに南の方のスキー場なんて」とほとんど期待していなかったのですが、設備などは結構しっかりしています。

 この他、ワシントンから比較的近いスキー場の一覧がこちらにあります。

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温泉

 スキーの帰りに温泉はいかがですか。Berkeley springs は、(宣伝文句によれば)「もともとインディアンの間で有名で、建国のころからワシントンのエリート達が愛用したアメリカ最古の温泉地」で、上記のホワイトテールスキー場から約40分、ワシントンから1時間45分ぐらいのところにあります。

 日帰りも出来ますし、小さな町には色々な温泉施設や、Bed & Breakfast とか普通のモテルもありますが、折角泊まるならCountry Innというホテルをお勧めします。このホテルには、宿泊と、ジャクージ(大人のみ。2人用)、マッサージのセットになったパッケージがありますが、宿泊だけも可能です。ただ、このホテルのspaはプライベート・ジャクージなので16歳以下の子供は入れませんし、マッサージ、マニキュア(要予約)などもあり、どちらかといえば大人向けのようです。ホテルのダイニングも、ワシントン近郊の相場からすれば大変コストパフォーマンスが良いようですし、近くに良いレストランもあります。ただ、週末は早めの予約&直前の確認をお勧めします。

 日帰りの場合や、子供連れの場合は、町の真ん中、Country Innのすぐ隣にあるウェスト・バージニア州立の温泉公園(Berkeley Springs State Park)を使うことをお勧めします(要予約)。ここにはRoman Bathがありますが、これは、縦長のタイル張りの小部屋の中いっぱいに縦8フィート、横4フィート、深さ3フィートぐらい(湯量750ガロン)の浴槽が掘ってあって、30分単位で1グループごとに貸してくれるというものです。実は、ここの「温泉」は、水温が一年中華氏74.3度(摂氏23.5度)ぐらいで一定していて、これを華氏102度(摂氏39度)程度まで沸かしているのですが、これぐらいでもぬるいと感じるわけではなく、逆に15分もするとゆでダコのように感じます。料金は、大人一人20ドル(2人目から10ドル)、子供(6歳〜12歳)5ドルで、現金払いです。10時から5時までですが、一番遅い予約は4時半からの30分で、これが一番混みますので、早めに予約をお勧めします。スキーを3時に切り上げ、3時半にスキー場を後にすれば、4時半からの温泉に間に合います。

 予約は、電話のみ。1-800-CALL-WVA でウェスト・バージニア観光局にかかりますので、そこで、Berkeley Springs State Park のRoman Bath を予約したいというと、電話を転送してくれます。

 それから、ここの水はとってもおいしいので、ミネラルウォーターの空き瓶をもって水を汲みに来る人たちがたくさんいます。

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