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京王新労ニュース

2003年
2月15日第14

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都労委で会社の不当労働行為が暴かれる
佐々木委員長の証人尋問

「賃金を人質にとって労働条件を引き下げようとしている」
 1月23日の都労委(東京都地方労働委員会)では、京王新労佐々木委員長の証人尋問と、京王運輸への出向命令の撤回を求めた実効確保の調査が行われました。
        ◇         ◇
 今回で2回目となる佐々木委員長への尋問では、いままで行われてきた京王電鉄のさまざまな不当労働行為の実態が如実に証言されました。そして、団体交渉の中で会社がいかに不誠実であるか、また道理のないことをいかに押し通そうとしているのかが明確になりました。委員長は最後に、労働委員会に述べたいことの問いに対し「労働者の一番弱いところである賃金を人質にとって、労働条件の引き下げに合意させようとする」「まったくもって卑劣な行為をおこない、労働組合をつぶそうとしている」「このような行為を一日も早くやめさせていただきたい」、と証言を締めくくりました。思わず傍聴席からは「そうだ!」の声と拍手が沸き起こりました。
 京王運輸への出向命令の調査では団交の様子、賃金カット等について調査が行われ、労働委員会からは団体交渉の期日が入れられ、誠実に団体交渉を行うように指導がなされました。


京王運輸への出向問題
都労委が京王電鉄に対して、「紛争を拡大しないように」「団体交渉の発言は守るように」と勧告

 2月10日の都労委は、京王運輸への出向問題での実効確保の調査が行われ、会社が労働委員会に対しまたもやでたらめなことを主張していることが明るみになりました。
 会社はそれまで再三、私たちをバスの職場で働く職種限定の採用であるとしておきながら、都労委ではバス運転士という採用ではないなどと全く異なる主張をしました。
 しかし、組合からこのことについて、会社が旧労(京王電鉄労働組合)に対して出した文書で、「バス職場で働くものの多くは運転士、整備士等の職種限定で採用した」だから他に職場を与える必要はない、と主張したことが示され、会社の主張がでたらめだと言うことが明らかになりました。
 会社は労働委員会からこの問題で「紛争を拡大しないように」との勧告をうけるとともに、「団体交渉の発言は守るように」との勧告を受けました。
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 三枝社長は再三、法令遵守を叫んでいます。法律をまもらず違法を繰り返すような存在は必ず社会からの制裁を受けることになるでしょう。社長みずから法令遵守ができないようでは信頼のトップブランドはおろか、会社そのものの存在が危ぶまれてしまいます。


三多摩春闘総決起集会(2/5)でたたかう姿をアピール

 2月5日、小金井公会堂にて2003三多摩国民春闘総決起集会が700名を超える参加者によって盛大に行なわれました。
 03年春闘は日本経団連が「賃下げ」で臨む姿勢を明らかにし、雇用を人質に、賃下げをせまっています。そんな暗い春闘ですが、参加した争議団のパフォーマンスでの決意表明は笑いと元気を会場に伝えました。そのなかで京王新労組による就労闘争をモチーフにした寸劇はとても好評で、たたかう組合としての勢いが、三多摩の03春闘のたたかいを明るくしました。最後に菅谷議長の音頭で「団結がんばろう」を行い、明日からの職場・地域のたたかいへの奮闘を誓い合いました。


住友信託銀行に4回目の要請(2/14)

 全労連争議支援総行動が2月14日に行われました。その中で、京王電鉄の背景資本である住友信託銀行本社前抗議行動が取り組まれ、各分野から16団体103人が集まりました。抗議行動は東京労連大熊さんの司会で始まり、全労連幹事・東京労連事務局長の岩倉さん、三多摩労連の池田さん、建交労都本部副委員長の門川さんの連帯挨拶があり、103名の参加者から「そうだ!」「その通り」等々掛け声がかけられました。要請団を送り込んだ後、原告である京王新労佐々木正春副委員長の決意表明には道行く人が立ち止まり、東京中にこだまするぐらいのガンバレーとの声援がありました。最後に京新労共闘部砂川部長のシュプレヒコール、この時は住友信託銀行本社が崩壊するんでわないかと心配するぐらいのでかい声が響き渡りました。
 今回で4回目となる要請では小林総務部長に要請書を渡し、前回の要請後の経緯、今回の対応を確認しました。前回の要請は翌日に早崎取締役に伝えた、そして今回も間違いなく伝えるとの事でしたから、京王電鉄が行なっている不当な行為を直ちに止めさせ早崎取締役との会見の場を設定すること、団体交渉に責任あるものを参加させ、正常な労使関係の確立を図るよう強力に指導することを要請してきました。


慰謝料の遅延利息はいつから?

 2月13日の裁判は一昨年冬の一時金未払事件の口頭弁論で、その日が結審となるはずでした。ところが、組合側からの最終準備書面に対し会社側からの反論があったため、会社に反論の機会を与えることになり2月27日が結審となりました。なお、裁判長から原告組合側に判決文を書くために細かな質問があり、その中に慰謝料を300万円請求していることの遅延利息起算日の確認がありました。慰謝料の起算日を確認することは何を意味しているのでしょうか。


地球を反戦の波おおう ー60ヵ国で1千万人ー

 米国のイラク攻撃に反対する統一行動が2月15日、世界各国で取り組まれた。60カ国の600都市で1千万人が参加したという報道もある。労組などを中心に大規模な集会やデモが行われ、「イラクへの戦争反対」「国連査察によって平和的解決を」などとアピールした。ロンドンとマドリードでそれぞれ200万人、バルセロナで150万人、ベルリンで50万人規模のデモが行われた。米国でも全米200カ所以上で取り組まれ、ニューヨークのデモには寒気をついて50万人が参加した。SEIU(サービス従業員組合)、AFT(全米教師連盟)など5産別はイラク攻撃反対を表明しており、それぞれこの日のデモにも多数参加。SEIUは数千人の組合員を動員した。
 著名な歌手ハリー・ベラフォンテ、俳優のスーザン・サランドンとダニー・グローバーなども駆けつけた。「石油のために血を流すな」「酔っぱらった兄弟が米国を脱線させようとしている」など、様々なスローガンが横断幕やプラカードに書かれた。
 カナダでは約60カ所で15万人が参加。モントリオールの行動には最大の10万人が集合した。「戦争にノー、平和にイエス」と英仏両国語でシュプレヒコールしながらねり歩いた。
 ブラジルでは約20都市で行動が実施され、リオデジャネイロとサンパウロでは2万〜3万人に膨れあがった。色とりどりの仮面・服装をまとった参加者を昨年当選したルラ新大統領が激励した。
 300万人が参加したのはイタリア・ローマでの行動。労組、政党からカトリック団体まで参加しローマ市長も加わった。


裁判日程

■2月27日(木)11時15〜東京地裁民事705号法廷 ※冬季一時金2割未払い分について/最終弁論
■3月19日(水)10時〜
都労委(都庁第一庁舎南館34F) ※不当労働行為救済申立て等/会社側からの反対審問 会社側証人審問 約2時間
■4月16日(水)10時〜
東京地裁民事710号法廷 ※労働契約上の地位確認(賃下げ)/口頭弁論 約20分
■4月17日(木)13時30〜都労委(都庁第一庁舎南館34F)※不当労働行為救済申立て等/ 会社側証人審問 約2時間
■4月22日(火)13時〜
東京地裁民事710号法廷 ※労働契約上の権利確認(出向について)口頭弁論 約20分
■4月28日(月)13時10〜
東京地裁民事722号法廷 ※
冬季一時金2割未払い分について/判決(大勢の傍聴お願いします)
●お詫び 12号13号にて2月13日の裁判を13時30分からとお伝えしましたが正しくは13時10からでした。訂正し、お詫びいたします。