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京王新労ニュース

2003年
3月15日第15

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冬季一時金全額払い訴訟が判決へ(4/28)

 2001年冬季一時金のうち、未払いとなっている2割分の支払いを求めた東京地裁での裁判が2月27日をもって結審となり、4月28日には判決が言い渡されることになりました。
 バス事業再生・勝ち残り策への同意と、一時金の支払いが引き換えだとする京王電鉄の不当な態度を社会的に明らかにしていくためにも公正な判決が求められます。すでに多くの団体から東京地裁に対し公正な判決を求める署名が寄せられており、組合員一同、判決日に向けそれぞれに取り組みを行なっているところです。4月28日の判決には是非大勢の傍聴をお願い致します。

東京地裁に団体署名を提出
 公正な判決を求める団体署名が現在800通ほど集まっていて、第一次分として3月11日に200枚を建交労都本部山本書記長と京王新労組石坂書記長ら4名が東京地裁民事書記官室へ提出してきました。
 対応した森書記官に一時金の不払いが労働者の生活に多大な影響を及ぼすこと、また、新労組組合員に一時金の支払いで格差をつける京王電鉄の不当性を訴えました。森書記官は署名と皆さんの声を必ず裁判官に届けると約束してくれました。


判決が出る日まで署名に取り組もう
 2月27日の裁判(01年冬季一時金未払い2割について)は京王新労組にとって最初の司法判断が出されるという意味でとても重要なものでした。裁判はこの日を以って結審となり判決を待つだけとなりました。しかし、弁護団からはこれからが肝心で、判決が出る日まで団体署名を集め続ける活動をして、裁判所を我々の運動で動かすのだという意気込みが重要であるとの話がありました。
 早期解決に向けこれからもより一層団結を強め、支援者からの団体署名を集め、他の裁判にも勝利を導くため頑張っていきましょう。


国会でも京王リストラに問題あり

 3月26日の厚生労働委員会において、井上美代参議院議員(日本共産党)による国会質疑が行なわれました。京王の問題が取り上げられるのは昨年5月に続き2回目です。このなかで京王電鉄が行っている事が政府見解と違い違法であることが明らかになりました。その一部を紹介します
 企業があるAという一つの部門を他の企業に営業譲渡するときに労働者が転籍を拒否した場合、使用者からあなたはA部門に従事する者として採用されたのだからもう仕事はないと、解雇されたり自宅待機になったりすることはあってはならないと思いますが、指針ではどのように検討されているのですか。との質問に対し、青木労働政策統括官は「営業譲渡は言うまでもなく合併とかと違い、営業が譲渡すると同時にあらゆる法律関係がそのまま移行する包括承継ではないので、労働者が合意をしないと転籍することにならないという法律関係であり、転籍を拒否したからといって解雇をするということは法制的に許されないと考える」と答えています。
 また、転籍を断った労働者が8ヶ月もの異常な自宅待機を命じられ、手当もつかず月20万円もの減収になっていることに対しては、坂口労働大臣は「私も長いと思う。このまま自宅待機がずっと続くものではない。労資でよく話し合い、それでもすすまないときは行政がどう発言するか考えなければならない」と、厚生労働省としても関心を持って推移を注視していることを明らかにしました。


3.13国民要求実現!三多摩大集会に700名集まる

 3月13日にアミュー立川大ホールにて「3.13国民要求実現三多摩大集会」が、15団体700名以上の仲間を集めて開催されました。
 トランペット奏者の松平晃さんの「北の国から」「夜空のトランペット」等の演奏でオープニングし、連帯の挨拶では熊谷全労連議長より「大手のの労働組合は、企業の利益を優先して、賃上げをなげ捨てている、労使一体では暮らしと雇用は守られない、労働者はたたかわなければならない、たたかって前進して行こう」と挨拶がありました。各団体からの訴えでは、「医療費の3割負担の反対、住民サービス、福祉の切り下げ、教育基本法改悪反対、アメリカのイラク攻撃は止めろ、欧米に比べて日本は、社会保障費が少なすぎる」等、様々な要求がだされました。また、京王新労組も京王電鉄の不当なリストラ、合理化を訴え、理解と支援、協力をお願いしました。
 最後に菅谷三多摩労連議長の音頭で、「03春闘勝利、イラク戦争反対、諸要求実現を目指し、団結してがんばろう」を三唱。立川市内をデモ行進して多くの人々に「平和で安心して暮らせ、いのちと健康が守られ、雇用と生活が保障される日本をつくるため壮大な共同のたたかいを」と呼びかけました。


03春闘要求提出 組合軽視の回答

 日本経団連は、昨年12月17日の経営労働政策委員会報告で、「企業の競争力の維持・強化のためには、名目賃金水準のこれ以上の引き上げは困難であり、ベースアップは論外である」「賃金制度の改革による定期昇給の凍結・見直しも労使の話し合いの対象になり得る」と宣言し、2003年春闘を「賃金引下げで」臨む姿勢をあきらかにしました。「雇用を人質にし賃下げをせまる」、これは労働者の生活実態を顧みない労働者切り捨ての主張であり断じて認められません。京王電鉄は2002年9月、連結決算で、前年同期比2.2倍の82億円の純利益を上げ、2003年3月期通期でも、純利益が56%増の145億円となる見通しだと発表しています。組合は生活実態に基づいたアンケート等を参考にし、2月27日、春闘要求を会社に提出しました。その内容は都本部統一要求である月額4万円の賃上げや支部要求である一時金一人平均215万円、紛争をこれ以上拡大しないこと、団体交渉には最低限取締役を出席させること等です。これに対し、3月13日、会社からの回答がありましたが「貴組合の要求には応じられない・応じる必要はない・応じることは出来ない」と誠意ある回答が得られませんでした。まして、この回答を出して来たのは課長補佐です。このような組合を軽視する会社の態度は許すわけには行きません。この件に関しても更に粘り強く交渉していきます。


JMIUのリレーストライキに4名が参加

 3月5日に行なわれたJMIU(金属情報機器労組)東京西部地協の春闘激励リレーストライキに京王新労組から4名が参加しました。この行動は三多摩、都内にあるJMIU支部・分会を大型バスなどでまわり、各職場でのストライキ集会を激励したり、春闘回答の報告を受けたりするものです。4日の統一回答指定日に回答が出されたJMIU東京西部地協加盟の支部・分会は9支部で、セラテック支部の11000円をはじめ、理学電気8648円、日産自動車支部7000円など有額回答が出され、支部平均で4796円と昨年の一次回答を上回っています。こうした反面、経営不振を理由にゼロ回答、回答拒否、延期の支部・分会も多く、回答が出されたところでも定昇にとどかない事実上の賃下げ回答が出されています。経営の厳しさだけを強調し、労働者の生活実態をかえりみず、労働者に犠牲を押し付けるこうした回答を許さず、ストライキに立ちあがったJMIU各支部・分会の労働者を東京春闘、三多摩春闘、立川労連、武三地区労、東久留米地区労、西多摩労組連の人たちと共に激励してきました。


裁判日程

■3月19日(水)10時〜
 都労委(都庁第一庁舎南館34F) ※不当労働行為救済申立て等/会社側からの反対審問 会社側証人審問 約2時間
■4月16日(水)10時〜
 東京地裁民事710号法廷※労働契約上の地位確認(賃下げ)/口頭弁論  約20分
■4月17日(木)13時30〜都労委(都庁第一庁舎南館34F)※不当労働行為救済申立て等/ 会社側証人審問 約2時間
■4月22日(火)13時〜
 東京地裁民事710号法廷※労働契約上の権利確認(出向について)口頭弁論 約20分
■4月28日(月)13時10〜
 東京地裁民事722号法廷※冬季一時金2割未払い分について/ 判決(大勢の傍聴お願いします)
■6月4日(水)10時〜 東京地裁民事710号法廷
 ※労働契約上の地位確認(賃下げ)/口頭弁論   約20分
■6月16日(月)10時〜 都労委(都庁第一庁舎南館34F)※不当労働行為救済申し立て等/ 会社側証人審問 約2時間