高齢者筋トレを開講 全65歳に体力測定 相生市
2006/04/12 神戸新聞


 高齢化が進む相生市は、高齢者の体力アップを図ろうと、6月から2カ月に1度、筋力トレーニング講座を始める。同様の講座は、他の自治体でもあるが、同市では受講に先立ち、本年度65歳を迎える市民全員を対象に、体力測定を実施するのが特徴。講座には、プロスポーツ選手の指導経験がある一流トレーナーを講師に招き、介護いらずの「活動的な85歳」を育てたい考えだ。(中西幸大)

 相生市では今年、人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率が25%を超え、8年後の2014年には33・6%に達する見込み。市は超高齢化社会の到来を見据え、講座を企画した。

 市は、本年度、65歳になる市民約600人を対象に、誕生月ごとに通知を送り、5月から毎月1度実施する体力測定への参加を呼び掛ける。歩行速度など数値に応じ、米国プロバスケットボールリーグ・NBA所属選手も指導するトレーナー、田中昌彦さん=相生市出身=が、足上げやストレッチ体操など自宅でも継続できるメニューを提供する。

 また、既に65歳以上で希望する人に対しても、年に2回、田中さんの指導による筋力トレーニング講座を開く。

 市健康福祉課は「介護生活を予防するだけでなく、自らの健康状態を見つめ直すいい機会になるので利用してほしい」としている。


【とんび岩のコメント】

 この種の講座や測定は、すでに何らかの運動をしているような人は積極的に参加するが、体力に自信が無くて真にトレーニングが必要な人は受講しない。そして「格差(二極化)」が拡大する。

 政治課題になっている「経済格差の拡大」にしても、同様のメカニズムが働いているような気がする。それを避ける手だて(工夫)は無いのかなあ。


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