害虫や獣害 アジサイ存亡危機 相生・若狭野天満神社
2006/06/28 神戸新聞


 相生市若狭野町野々の若狭野天満神社で、名物のアジサイがピンチを迎えている。最盛期の8年ほど前は約5000株があったが、害虫や獣害などで約1000株にまで激減。同神社は住民らの力も借り、花の名所を取り戻そうとしているが、状況は厳しい。(中西幸大)

 同神社は約20年前からアジサイを植え、今では「あじさい神社」と呼ばれるなど、花の名所として定着している。

 しかし、数年前から虫に茎の内部を食い荒らされ、枯死する株が続出。同神社の福田精明さんは「シカが新芽を食べ、イノシシがミミズ探しで根を掘るなど、株が痛みやすくなっている」と困惑している。

 5万株のアジサイで知られる神戸市立森林植物園は「アジサイは比較的害虫には強いが、同じ場所に10年ほど植えていると弱りやすくなり、虫害に遭いやすくなる」と指摘する。

 同神社は、園芸業者や近くの住民に余った株の持ち寄りを依頼しているが、回復は厳しい状況。福田さんは「地元のあじさいを皆さんの手で守ってほしい」と協力を呼び掛けている。

 同神社TEL0791・28・0041


【とんび岩のコメント】

 アジサイは生命力旺盛で、徒長した新枝の切り詰めに手を取られた記憶しかない。害虫で枯れるという話は初めて聞いた。

 「10年ほど植えていると虫害に遭いやすくなる」というのなら、鎌倉の明月院(元祖あじさい寺)などはどうしているのだろう。県内でもアジサイの名所はあちこちにある。安志のあじさい公園(旧安富町)や西脇の西林寺でも同様の被害があるのだろうか?。イノシシなら六甲山の神戸市立森林植物園にも多いはず。

 若狭野天満神社は行ったことがない。アジサイが植えてある場所の水はけや日当たりはどんなもんだろう。


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