
相生市社協 温泉旅行の費用支出
2009/03/26 朝日新聞
相生市社会福祉協議会(角本信三会長)が07年11月、同協議会で活動している「ふれあい相談員」ら十数人で石川県に1泊2日の懇親温泉旅行をしていたことが明らかになった。同年8月には理事研修の帰途に明石市内で臨時理事会を開き、その際の飲食会の費用を出していたことも分かった。県の赤穂健康福祉事務所の監査で不適当な支出と指摘されたとして、同協議会は24日、是正と改善の状況を同事務所に報告した。
同協議会の説明によると、石川県の和倉温泉に1泊2日のふれあい相談員研修旅行をし、瑞龍寺拝観料、岐阜県白川村和田家入場料などを含めて約50万円の不適当な支出をした。あらかじめ角本会長が2万円、相談員が計10万5千円を負担しており、差額約37万円と、飲食会の約4万円を関係者で弁済、会計に戻し入れる。
同協議会は、研修旅行の計画当初は石川県内の市町村社協か県社協で相談業務の研修を受ける予定だったが、同年3月の能登半島地震の復旧が続いていて受け入れてもらえなかった、としている。
角本会長は「ボランティアで協力してもらっている相談員の苦労に報いるため、懇親旅行は長年の慣習だった。厳格な会計処理が求められる昨今、法規にのっとって運営すべきだった」と謝罪した。
県では、訪問介護事業の介護計画と実施などにも不備や疑問点を指摘しており、調査を続けている。 (茂山憲史)
【とんび岩のコメント】
「明石市内で臨時理事会」というのは、あまりにもミエミエでいただけない。しかし何でも厳格化していると、どこかで裏金を作らざるをえなくなるのではないか。「田沼恋しき」ではないが、ギスギスした世の中になったものだ。そのうち相談員のなり手が無くなるだろう。