
ドラゴンボート運営撤退 相生市 財政難で2010年限り
2009/02/10 神戸新聞
相生市は9日、2010年限りで「兵庫カップ相生ドラゴンボート選手権」の運営から撤退する方針を示した。財政難などが主な理由。大会そのものは継続したい考えで、11年以降の運営方法については、関係者でつくる検討委で今年6月上旬までに決めるという。
ドラゴンボートは相生名物のペーロン競漕(きょうそう)と同じ紀元前の中国が起源。同市の大会は01年に始まり、毎年7月に開催。02年には国内初のアジア選手権会場に、03年からは世界選手権などの選考大会を兼ねている。
大会費用の大半は市が負担。県の補助が切れた06〜08年は約8割に及び、08年は予算400万円を計上した。こうした現状や「5月下旬のペーロン祭との日程が近すぎる」との声もあり、市は開始10年の節目を理由に撤退を決めた。
ただ、同市から国際大会で活躍するチームも誕生しているため、谷口芳紀市長は「人の応援や船の提供など側面支援は続けたい」と話している。
ペーロン協会や商議所などでつくる検討委は、民間主導で大会を開催している大阪市などを参考にスポンサー確保や運営方法を探り、大会継続を目指す。 (中西幸大)
【とんび岩のコメント】
今年と来年は今まで通り「やる」ということだが、景気動向を考えると、やり切れるかどうか…。