
市民病院経営改革で素案 民営化視野に見直し 相生市
2009/02/24 神戸新聞
相生市は23日、経営改善が急務になっている市民病院(同市栄町)経営改革プランの素案を公表した。収支改善を図り、民営化も視野に入れて経営形態を見直し、2年後に判断するとしている。今後は市民の意見も公募し、3月中にプランを完成させる。
同病院は7診療科で一般向けの入院病床は市内で3番目の61。しかし慢性的な医師不足に悩み、患者数が低迷。前年度末にも資金不足に陥り、市から約6500万円の追加支援を受けた。
医療や経営の専門家らでつくる検討委で練った素案では、今後も医師確保に力を尽くし、他病院からの長期入院患者の受け入れや往診など在宅医療支援に力を入れ、2011年度までに収支均衡を達成するよう提言。
目標が達成できない場合は民営化や診療所への縮小を視野に入れた判断を10年度末に行う―との意見を盛り込んだ。
素案は市のホームページで公表し、市民の意見も公募する。プラン完成後も検討委では社会情勢などに応じ、随時、案を練り直すという。 (中西幸大)
【とんび岩のコメント】
相生市は、播磨病院の現地建て替えが順調に進んでいることを受けて、市民病院経営から手を引くための手順を踏み始めたと読める。栄町や陸(くが)の自治会はどう動くだろう。動かないかな(?)。