ドラゴンボート「兵庫カップ」 相生市が撤退前倒し
2009/11/19 神戸新聞


 相生市は18日、来年から「兵庫カップ相生ドラゴンボート選手権」の運営から撤退すると発表した。観客減や財政難から、2011年撤退の方針を固めていたが、1年前倒しし正式決定した。

 ドラゴンボートは、ペーロンなど世界各地に伝わる龍舟競漕(きょうそう)をスポーツに特化。大会は01年から始まり、03年に現在の名称となり国際大会の選考会を兼ねていた。

 しかし、市は06年以降、財政難から運営費を削減。観客も減少していた。今年は新型インフルエンザの影響で日程を変更したため、国際大会の選考会から外れ、観客数は03年の2割弱の約1500人にとどまった。

 市や市議会、地元企業などでつくる大会実行委員会が今後の方針を検討した結果、「市民参加が少なく、市が運営する理由がない」との意見が多数を占めた。

 大会は事実上休止となるが、市や日本ドラゴンボート協会は、新たな運営母体があれば大会を継続するという。現在14艇ある専用艇の活用法は今後検討する。相生市の谷口芳紀相生市長は「断腸の思いだが、現状で継続は困難」としている。     (中西幸大)


【とんび岩のコメント】

 ドラゴンボートが将来、アジア大会やオリンピックの公式種目に加えられたら、相生市は「ほぞをかむ」ことになるが、その可能性は小さいだろう。早期撤退に賛成。「損切り」は早い方が良い。


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