
赤い実、鮮やかに 希少樹木のコヤスノキ 相生
2009/11/28 神戸新聞
西播磨に自生する希少樹木コヤスノキが、今年もクリスマス飾りのような実を付けた。初冬の日差しに赤く輝き、黄葉に染まる山あいに彩りを添えている。
トベラ科の常緑低木で高さ1〜4b。日本と中国に隔離分布し、国内では西播磨と岡山県東部の限られた地域でしか見られない。初冬に黒い実がはじけ、光沢のある赤い実をさらす。
相生市矢野町森の磐座(いわくら)神社には、境内数カ所に生えており、鮮やかな紅葉の木々を背景に、豆電球飾りのような実を揺らす。「子どものころから親しんできた」と近くの川本利明さん(71)。名前の由来は分かっていないが、「子安」にあやかり、「昔は子どもを授かろうと葉を持ち帰る人もいた」と話す。 (高田祐司)
【とんび岩のコメント】
磐座神社は紅葉の名所でもある。10年ほど前、11月末に訪れたときは、イチョウの落ち葉で、境内一面が黄金色だった。数年前に害獣(イノシシやシカ)除けの電気柵が出来て、人間も入りにくくなった。
5年前、地面に落ちていたコヤスノキの実を拾ってきて実生を試みたことがある。残念ながら1本も発芽しなかった。
関連情報はこちら。 → 権現山と磐座神社 → コヤスノキ(子安木)