キツツキこつこつ 電柱カバーに寝床 相生・ど根性第2章
2010/01/23 朝日新聞


 兵庫県相生市青葉台の住宅地で、キツツキの仲間アオゲラのオスが、電柱の支線のワイヤにかぶせた樹脂製の筒(直径20a、長さ1b)に穴を開けてすみついているのを、近所の丸田昭生さん(67)が見つけて撮影した。穴は直径5aほどで、アオゲラは昼間に出かけて、日没直前に帰ってくるという。

 兵庫県立人と自然の博物館の北村俊平研究員は「珍しい音がしたので喜んでつついているうちに穴があいたのでは」と話す。繁殖期は4〜5月のため、つがいの巣ではなく、ねぐらとみられる。筒は支線にツタがからんで電線がショートするのを防ぐためのカバーで、支線には電気は通っておらず、関西電力相生営業所の担当者は「送電には影響がないので、静かに見守ります」。

 相生市は、アスファルトを押しのけて育った、ど根性大根「大ちゃん」の町。丸田さんは「大ちゃんのように有名になって、相生を元気づけてほしい」と話している。    (茂山憲史)


【とんび岩のコメント】

 地方面ではなく、社会面(全国向け)に載っている。「ど根性〜」といえばこれまでは、意外なところに育った「植物」と相場が決まっていたが、それを「動物」にまで拡大したところが斬新というか、お手柄というか…。しかし、クマゼミが光ファイバーケーブルに産卵管で孔を開けるご時世だから、意外性はそれほど高くはない。丸田さん撮影のカラー写真は転載省略。


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