シカ被害対策セミナーに250人 たつの
2010/02/15  神戸新聞


 農作物を食い荒らす野生のシカの駆除方法を考える「中・西播磨地域シカ被害対策セミナー」が14日、たつの市新宮町平野の市立新宮ふれあい福祉会館で開かれた。餌になる食べ物を減らすなど地道な対策のほか、コンピューター制御で自動捕獲する最新システムも紹介された。   (直江 純)

 西播磨、中播磨両県民局の主催で農業、林業関係者約250人が参加した。県内の野生動物による農林業被害は年間約9億円で、シカが5割弱を占める。県は捕獲目標を年2万頭から3万頭に増やす方針だが、狩猟免許所持者が少ないなど難しい面もあるという。

 セミナーでは、県森林動物研究センター(丹波市)の専門員らが、畑に捨てられたくず野菜や、稲刈りの後に生えるひこばえなどがシカの好む餌になる、と強調。防護柵の設置や猟友会の協力での狩猟・捕獲など集落ぐるみでの取り組みが必要だと解説した。

 また、コンピューターがシカの姿を分析し、一定頭数以上が中に入った場合に網を掛ける装置の開発状況を報告。職員が張り込んでスイッチを押し、一網打尽で8〜12頭を捕獲した暗視カメラの映像も公開され、客席から驚きの声が上がった。

 質疑応答では「シカの被害で毎日泣かされているが、捕獲制限が厳しいのが悔しい。鳥獣保護法を改正してほしい」(佐用町の男性)など切実な声が上がっていた。


【とんび岩のコメント】

 「捕獲制限が厳しい」とは、何の制限のことだろう。捕獲頭数の制限(1人1日1頭)なら今シーズンから解除されている。トラバサミが禁止になったり「くくりわな」の直径が12a以内に制限されていることかな。それとも、自分の土地で自分の財物が被害を受けているのに、害獣を自由に駆除できないということだろうか。

 私は自分のタケノコ山のイノシシ被害を防ぐ目的で昨年、わな猟の狩猟免許を取った。初めての獲物は、イノシシではなくてシカだった。そのときの写真がこちら。 → ニホンジカ


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