サル目撃情報相次ぐ 相生、上郡 児童が追われる
2010/09/15 神戸新聞 

 相生市北部と上郡町の住宅街で、先週末からニホンザルが相次いで目撃されている。児童が追い掛けられる例も出ており、両市町や相生署は注意を呼び掛けている。

 相生市では、矢野町や若狭野町で民家の屋根に上ったり、農作物を食べたりする姿が目撃された。12日には児童が矢野町菅谷でサルに出くわし、追い掛けられたという。上郡町でも、井上や中野付近で出没している。

 両市町はパトロールやチラシなどで、注意を呼び掛けている。担当者は「餌がなくて山から下りてきているのかもしれない。かまれる恐れもあるので、サルには近づかず、戸締まりもしっかりとしてほしい」と話している。   (長谷部崇)


     

【とんび岩のコメント】

 自治体担当者の「かまれる恐れもある」との一言は、静岡の「かみつき猿」からの連想で出たものだろう。しかし、その件でワイドショーに出演した専門家は、「何もせずにいきなりかみついてくるサルはめったにいない」と言っていた。

 20余年前、実家(相生市古池)の物干し台で、ニホンザルと鉢合わせしたことがある。私がつるしていた干し柿を狙ってやってきた様子だった。がっしりした体格の成獣でたぶんオスだが、怖いとは思わなかった。追い払うと屋根伝いに逃げた。そのときは、「相生(おう)で飼われていた猿が逃げ出したらしい」とのうわさだった。

【追記】 2010/9/16
 赤穂民報HPによると、赤穂市でもサルが目撃されたようだ。同HPの記事は次の通り。

 赤穂でもサル出没

 9月15日午前11時ごろ、赤穂市西有年の第2児童遊園で近くの住民が野生のサル1匹を目撃し、市に通報した。市農林水産課は「空腹で気が立っている恐れもある。見つけても相手にせず、速やかに立ち退いて」と呼びかけている。

 同課によると、市内でのサルの目撃情報は8月下旬から寄せられるようになり、これまでJR有年駅近く、有年牟礼の民家周辺などで見つかっている。住民の話では、民家のベランダまで侵入したケースもあるという。同じサルかどうかは不明で、今のところ人が危害を受けた報告はない。

 「サルの出没時期としては例年より1カ月早い」と同課。「木の実などが山で不足しているのでは。エサを与えると人里に居着きかねないので、絶対に相手にしないで」と話している。


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