関電、相生火力を天然ガスに燃料転換
2016/05/03 日本経済新聞


 関西電力は2日、相生発電所(兵庫県相生市)の1号機で火力発電の燃料を重油・原油だけでなく、天然ガスも使えるようにして、同日午後から運転を始めたと発表した。発電コストを削減するため、関電では昨年10月から設備の改造工事に取り組んでいる。3号機についても8月から切り替える。

 相生発電所には3基あるが、このうち2基を刷新する。3基の出力は各37.5万キロワット。燃料の削減効果について関電は明らかにしていないが、経済産業省の試算によると、天然ガスになると1キロワット時当たりで約半分になるという。

 ガスは大阪ガスから調達。関電は2014年に大阪ガスが運用している姫路市―岡山市を結ぶガス導管から相生発電所に天然ガスの供給を受けることで合意している。相生発電所は夏場の昼間など電力需要のピーク時対応の電源として活用してきた。

 関電では基幹電源と位置づける原子力発電所が稼働できない状況が続いており、火力発電のコスト削減が急務となっている。



【とんび岩のコメント】

 電気、ガスの小売りが自由化になって、関電は大阪ガスと受注競争しているかのと思ってたが、ガスは大阪ガスから供給を受けるんだねえ。

 赤穂火力の石炭への転換は地元が激しく反対しているが、この記事が赤穂の人の目に触れると、反対運動は一段とヒートアップしそうな気がする。

 記事によると、関電は相生発電所を、「夏場の昼間など電力需要のピーク時対応の(臨時)電源」として活用してきた。そのため、停止から運転に入れるまでの立ち上げ時間が短い天然ガスに転換しよとしているように思える(「とんび岩」の推測)。

 なお、大阪ガスが2016年から関電の相生発電所へ天然ガスを供給する予定という報道は、2年前の2014年3月にすでにある。詳しくは、こちら。

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