相生市看護専門学校 3年制コース新設
2000/11/25 神戸新聞


 相生市は二十四日、二〇〇二年四月をめどに市看護専門学校(相生市旭)に、三年制の看護婦・士養成課程を新設する方針を明らかにした。新課程導入に伴い准看護婦・士課程は閉鎖する。市は、准看護婦・士課程を経るため現行では四年を要する看護婦・士課程の修了期間が一年短縮するメリットを強調。「高度な知識を持つ人材を育成し、西播磨の看護機能の強化に貢献したい」としている。

 同校は現在「准看護婦(士)課程」(二年制)と「看護婦(士)課程」(同)のカリキュラムを運営。山陰、九州地方からも生徒が集まり、両課程で毎年七十人余りが卒業している。

 新課程の導入は、医療の高度化を背景に、高い専門知識を持つ看護婦・士へのニーズが高まっているのが大きな理由。同市や赤穂市、赤穂郡でつくる西播磨西部医療圏域は、看護婦・士数の割合(一九九八年度五二・一%)が県平均(同六二・六%)を下回っている地域事情もあり、迅速に看護婦・士資格を養成できる三年制の新課程導入を決めた。

 市が明らかにした計画によると、来年八月に課程変更の申請書を厚生省に提出。二〇〇二年初めに同省の指令書を受け、同年四月から新課程をスタートさせる。定員は四十人で、二〇〇一年から募集を始める。

 一九八八年以降、希望者が減少している准看護婦・士コースは二〇〇三年三月に卒業生を送り出した後に閉鎖。現行の二年制看護婦・士課程は、准看護婦・士資格者らの入学希望者が多いことから当面は存続する、としている。

(掲載日: 20001125 )


『新聞(相生市)』に戻る