マイ・マイ・フェスティバルについて
                              


RINK代表 丹羽雅雄

 マイ・マイ・フェスティバルは、RINKが引き継いで16年間継続できたイベントとして、外国人労働者の存在と課題を、文化を通じて知る場として、画期的な取り組みでした。その後、地域を異にして同様の取り組みが行われてきたことは、先駆者としての役割を果たしたと思います。
また、コリアタウンでの開催やワンコリアフェスティバルとの同時開催は、全ての在日外国人・マイノリティと共生することを一歩進めたと思います。
 毎年のテーマは、その時節の課題とRINKの課題を合わせて設定してきました。
 しかし一方、実態としては企画・出場者のマンネリ化が表れ、独自性も低下しています。
 さらに現実的な問題として資金のやりくりは深刻化し、2007年度は約51万円の赤字が生じ、RINKの事業に大きな影響を及ぼすことになっています。
 また近年、スタッフとして関われる人材が少なくなり、運営にも無理が生じています。
 実際、昨年度総括および今年の企画についての相談会への参加者が少なく意見交流もままなりませんでした。

 RINKでは、このような状況を検討した結果、2008年度のマイ・マイ・フェスティバルの企画について積極的に出せる状況にないことを確認せざるをえませんでした。
 そこで、2008年度は開催を見送り、これらの課題を克服する手だてを見つけるか、あるいは別の観点からの活動を検討するか、この1年間を検討の期間にあてることとしたいと考えます。
 長年の間、マイ・マイ・フェスティバルを支えていただきました皆様方、また開催を楽しみにしていただいている皆様方に、開催呼びかけではなく、このようなお知らせをしなければならないことは、誠に心苦しいことです。
 しかし、現状をご理解いただき、また、「差別なく共に生きるための異文化交流」の成果を更に発展させるためにも、今後に関わるご意見をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

2008年6月25日