ねぇ〜
Oh,開国してくださ〜い
ねぇ、開国してくださいよ〜
ねぇ〜、もう…Oh,ねぇ〜 いいじゃないよ〜 減るもんじゃなし〜
ペリー、とても悲しい〜 悲しいデス。
ねぇ〜 開国してくださいよ〜
もぅ〜 誠意見せてくださいよ〜
ねぇ〜 も、もぅ…な、ねぇ、もぅ、な、なに?もぅ…こ、こ…の…ちょんまげ!!
何それ!!武器!?何?それ!?何の意味があるの!?
何をそれで表現しようとしてるの!?アナタがた。
怒り?
悲しみ?
喜び?
喜怒哀楽!?



Hum…いぃじゃない開国。開国すれば…済むのデス。
Oh,なしのつぶてデスか〜?
ねぇ、ちょっと、そっちのはじっこに座ってる人そぅ、そぅアナタ、アナタどう思う?
アナタ…尊王派?攘夷派?
ねぇ…しゃ、喋ってよ…ねぇ〜 もぅ…さっきから黙ってもぅ〜 喋ってよぉ〜。
シカト? シカトデスか!?Hum.
じゃぁ…ワタシはアナタがたがそうやってワタシをシカトする様を…
しかと見守るコトにしマス、good! Yeah.
あ…あっウソウソ、気ィ悪くした!?
あ、あ、あっ、でも…そんなに黄色くない…よね、日本人って。
黄色じゃない…よね。うん…

Oh,ペリーね、この間孫が生まれたの。
女の子。男なら、ジャックと付けようと思ったんだけどね、
女の子だったからね、ジャッキーにしたの。
ね、でも初孫じゃないのね。
二人目、うん。あ、ジャクリーヌもいいかなーと思ったんだけど
ちょっと大袈裟になるでしょ、だから、うん。
最初はねー、上のねー、この子
で、ぼくの長男のとこの子なんだけどね
うん、二人とも女の子ね…うん…


開国してくださいよ〜
開国…ねぇ、開国…してくださいよ〜 No,why?
もぅ、な、なんやねん!な、もぅ、
出島行ったら、「横浜行け!」
横浜行ったら、「浦賀行け!」
浦賀行ったら…「わぁ!黒船だぁ!!」
何それ!?
で…「たった四はいで夜も眠れず」
英語で言ったら、"We cannot sleep without you."
何?口説いてるのそれ?それで口説いてるつもり!?アノ娘オトしたつもり!?
もぅ…何!?"R"と"L"の発音の区別も出来ないクセに…
ねぇ、お茶も出さないの?ここん家は?お茶も!?
あぁ、いい、いい!あぁ、もぅいい!!Ah,Ah.茶飲めないしね。うん。
猫舌だから・・・



もぅねぇ…ワタシのねぇ好きなねぇ日本のコトワザに、
「果報は寝てます」って言いマス。
…寝ましょうかここで?
寝させてもらいましょうか?
Oh……,It's joke.Joke!Jo…
ここはJoke Avenueデス。
Oh……Oh…,Oh,Oh,Oh.

開国してよ〜 かいこ…
ねぇ〜 鎖国…それ、そんな鎖国してないで…
開国するといいよぉ〜
モテるよ〜
モテちゃうよぉ〜
モテモテ…だよぉぅ〜
もぅねぇ〜 すごい…それに、快適な、欧米的生活もねぇ、
enjoyできちゃう。
できちゃう。

ユニットバス…広いネ〜
オーブントースター…便利ネ〜
コッカコーラ…サワヤカ〜
Mamaの作ったパンケーキ…Yeah,サイコー!



それに引き換え…開国しないと、
風呂桶、wah,ヌルヌルする〜
茶筒…開かない〜
ハラキリ…Ah,腹割って話しましょうよ。
Wah,コワいネ〜
Ah,ウルシ、松ヤニ、トロロ…もぅみんなカユい!
Ah,もぅ…鎖国サイテー…!!

もぅ、アナタ達だけよ、今どき鎖国してるの!
Oh,ダカラ…ね?いい?だから…今こそ!
開国すればいい…いいネ。
ねぇ〜 ねぇでないとねぇ、ジャパンバッシングするよ。
ガイジンナメると後がコワいよ〜。
ねぇ、どうコワいかは詳しく言わないけれどもね。うん…




解説
-ペリーのお願い-


これはまぎれもなく、ペリーが日本に対して
開国を迫った時の肉声である。
いかにも白人至上主義の主張の繰り返しだが、
ある一方では日本文化に精通した
有能な外交官ぶりを発揮している部分も
この肉声から読み取れる。

「シカトする様を…しかと見守るコトにしマス」
だじゃれである。
日本文化に詳しくなければ、
まず口に出すことはできないだろう。
「でも初孫じゃないのね」
日本人でも「はつまご」と発音して
しまうのではないだろうか。
ペリーは「ういまご」と、いとも簡単に言い放った。
しかし、「果報は寝てます」は間違いだった。
正確には「果報は寝て待つ(待て)」である。
ペリーは自らその間違いに気付き、
逆にアメリカンジョークで切り抜けたのである。
ペリーの機転の速さには目を見張るものがある。

「出島行ったら、横浜行け!」
「横浜行ったら、浦賀行け!」
「浦賀行ったら…わぁ!黒船だぁ!!」
日本人特有の遠慮深い性格に翻弄され、
各地をたらいまわしにされた苦い経験に
ペリーが遂にキレたその時、サムライ達に言った言葉は
日本人にとって最大の屈辱である。
「"R"と"L"の発音の区別も出来ないクセに…」
これは現代においても、日本人だれもが外国人に
対して持っているコンプレックスなのである。

ペリーの外交戦略はアメとムチでもある。
日本文化を痛烈に批判しつつ、
欧米の贅沢な暮らしぶりを持ち出しながら
見事に自国有利に外交を運んでいったのである。
そんな夢物語を聞かされれば、日本は開国せざるを
えなかったであろう。
当時の幕府関係者達の心情を思えば
察するに余りある。

「ガイジンナメると後がコワいよ〜。」

その92年後、あれほどの惨劇が起ころうと誰が思ったのか。
外人をナメてはいけない…。

(平成14年5月7日)





たくさんのメールどうもありがとうございます。ちゃんと読んでます。





※シカトする様を…しかと見守るコトにしマス、good! Yeahの
「good! Yeah」ではなく「この!イエロー!」だと思います。
というお便りを頂きました。ありがとうございマス。
当時の録音器機は非常に脆弱なものであったためはっきりとした
見解は述べることができませんが、
私共の研究では「good! Yeah」とペリーが答えたと考えております。
自らの虚栄心をごまかすために相手の長所を
引き出そうとしたペリーの戦略だと思われます。


皆様のひとことメールアリガトウゴザイマス。ペリーウレシイ。