第48、49、50、51代吉田 茂内閣(第二次〜第五次)
(A昭和23年10月15日〜B昭和24年2月16日〜C昭和27年10月30日〜D昭和28年5月21日〜昭和29年12月10日)

閣僚名簿
 昭和23.10.15 第二次内閣昭和24.2.16 第三次内閣昭和25.6.28 第三次内閣改造1昭和26.7.4 第三次内閣改造2 昭和26.12.24 第三次内閣改造3昭和27.10.30 第四次内閣昭和28.5.21 第五次内閣
内閣総理大臣 吉田 茂 吉田 茂 吉田 茂 吉田 茂内閣総理大臣 吉田 茂 吉田 茂 吉田 茂
副総理昭23.10.19(兼)林 譲治 (兼)林 譲治-昭26.3.13※6林 譲治 副総理 昭27.11.28(兼)緒方竹虎 (兼)緒方竹虎
法務総裁※1(臨代)吉田 茂 殖田俊吉(非議員) 大橋武夫 大橋武夫法務大臣昭27.8.1改称木村篤太郎(非議員) 犬養 健※13犬養 健
昭29.4.22加藤鐐五郎
昭23.11.7殖田俊吉(非議員)昭29.6.19小原 直
外務大臣※1(兼)吉田 茂 (兼)吉田 茂 (兼)吉田 茂 (兼)吉田 茂外務大臣 (兼)吉田 茂 岡崎勝男 岡崎勝男
昭27.4.30岡崎勝男
大蔵大臣※1※2泉山三六 池田勇人 池田勇人 池田勇人大蔵大臣 池田勇人 向井忠晴(非議員) 小笠原三九郎
昭23.12.14(臨代)大屋晋三
文部大臣※1下條康麿(緑風会) 高瀬荘太郎(緑風会) 天野貞祐(非議員) 天野貞祐(非議員)文部大臣※8天野貞祐(非議員) 岡野清豪 大達茂雄(参)
昭25.5.6天野貞祐(非議員)昭27.8.12(兼)岡野清豪
厚生大臣※1林 譲治 林 譲治 黒川武雄(参) 橋本龍伍厚生大臣※9橋本龍伍 山縣勝見(参) 山縣勝見(参)
昭27.1.18(兼)吉武惠市昭29.1.9草葉隆圓(参)
農林大臣※1周東英雄 森 幸太郎 廣川弘禪 根本龍太郎農林大臣 廣川弘禪 小笠原三九郎 内田信也
昭27.12.5※11廣川弘禪
昭28.3.3田子一民昭28.6.22保利 茂
商工大臣※1大屋晋三(参)-昭24.5.25稲垣平太郎(参・民主党)(昭24.5.25同省廃止)     
通商産業大臣(昭24.5.25通商産業省設置)昭24.5.25※4稲垣平太郎 横尾 龍(参) 高橋龍太郎(緑風会)通商産業大臣 高橋龍太郎(緑風会)※10池田勇人 岡野清豪
昭25.2.17(兼)池田勇人
昭25.4.11(兼)高瀬荘太郎昭27.11.29(兼)小笠原三九郎
昭25.5.6高瀬荘太郎昭27.12.5小笠原三九郎昭29.1.9愛知揆一(参)
運輸大臣※1小澤佐重喜 大屋晋三(参) 山崎 猛 山崎 猛運輸大臣 村上義一(緑風会) 石井光次郎 石井光次郎
逓信大臣※1降旗徳弥-昭24.6.1小澤佐重喜(昭24.6.1同省廃止)     
郵政大臣(24.6.1郵政省設置)昭24.6.1小澤佐重喜 田村文吉(緑風会) 佐藤榮作郵政大臣 佐藤榮作 高瀬荘太郎(緑風会) 塚田十一郎
電気通信大臣(24.5.25電気通信省設置)昭24.5.25(兼)小澤佐重喜 (兼)田村文吉 (兼)佐藤榮作電気通信大臣 (兼)佐藤榮作(昭27.8.1同省廃止) 
労働大臣※1増田甲子七 鈴木正文 保利 茂 保利 茂労働大臣 吉武惠市 戸塚九一郎 小坂善太郎
建設大臣※1益谷秀次※5益谷秀次※7増田甲子七 野田卯一(参)建設大臣 野田卯一(参)※12佐藤榮作 戸塚九一郎
昭25.5.6(兼)増田甲子七昭26.6.7(兼)周東英雄昭28.2.10(兼)戸塚九一郎昭29.6.16小澤佐重喜
経済安定本部総務長官※1※2(兼)泉山三六 青木孝義 周東英雄 周東英雄経済安定本部総務長官 周東英雄(昭27.8.1同本部廃止) 
昭23.12.14(臨代)周東英雄
中央経済調査庁長官※1※2(兼)泉山三六※3(兼)青木孝義 (兼)周東英雄 (兼)周東英雄中央経済調査庁長官−昭27.7.31(兼)周東英雄(昭27.8.1同庁廃止) 
昭23.12.14(臨代)周東英雄
物価庁長官※1※2(兼)泉山三六※3(兼)青木孝義 (兼)周東英雄 (兼)周東英雄物価庁長官−昭27.7.31(兼)周東英雄(昭27.8.1同庁廃止) 
昭23.12.14(臨代)周東英雄
    (昭27.8.1経済審議庁設置)経済審議庁長官昭27.8.1−周東英雄 (兼)池田勇人 (兼)岡野清豪
昭27.11.29(兼)小笠原三九郎
昭27.9.2山崎 猛昭28.3.3水田三喜男昭29.1.9(兼)愛知揆一
行政管理庁長官※1(兼)殖田俊吉 本多市郎 (兼)岡野清豪 (兼)橋本龍伍行政管理庁長官※9(兼)橋本龍伍 本多市郎 (兼)塚田十一郎
昭23.11.10工藤鐵男昭25.7.12(兼)廣川弘禪昭27.1.18(兼)木村篤太郎
昭27.4.5(兼)野田卯一
賠償庁長官※1井上知治 樋貝詮三※7(兼)増田甲子七 (兼)周東英雄賠償庁長官 岡崎勝男(昭27.4.28同庁廃止) 
昭24.3.11山口喜久一郎昭26.6.7(兼)周東英雄
地方財政委員会委員長※1−昭24.2.10岩本信行-昭24.6.1木村小左衞門(民主党)(昭24.6.1同委員会廃止)     
地方自治庁長官(昭24.6.1地方自治庁設置)昭24.6.1※4木村小左衞門 岡野清豪 岡野清豪地方自治庁長官 岡野清豪(昭27.8.1同庁廃止) 
昭25.1.24(兼)本多市郎
    (昭27.8.1自治庁設置)自治庁長官昭27.8.1岡野清豪 (兼)本多市郎 (兼)塚田十一郎
北海道開発庁長官(昭25.6.1北海道開発庁設置)  (兼)増田甲子七※7(兼)増田甲子七 (兼)野田卯一北海道開発庁長官 (兼)野田卯一※11(兼)佐藤榮作 (兼)戸塚九一郎
昭28.1.14※14大野伴睦
昭26.6.7(兼)周東英雄 昭29.1.14(兼)戸塚九一郎昭29.7.27(兼)緒方竹虎
    (昭27.8.1保安庁設置)保安庁長官昭27.8.1(事取)吉田 茂 木村篤太郎(非議員) 木村篤太郎(参)
(29.7.1同庁廃止)
     防衛庁長官 (昭29.7.1防衛庁設置)昭29.7.1木村篤太郎
     国家公安委員会委員長 (昭29.7.1 国家公安委員会設置)昭29.7.1(兼)小坂善太郎
昭29.10.1(兼)小原 直
国務大臣昭23.10.19森 幸太郎 山口喜久一郎−昭26.3.13林 譲治 益谷秀次国務大臣-昭27.9.2山崎 猛 緒方竹虎−昭29.7.27緒方竹虎
昭27.9.2山縣勝見(参)昭29.9.24(兼)福永健司
国務大臣  昭24.3.11−樋貝詮三    国務大臣−昭27.8.1大橋武夫 大野木秀次郎(参) 大野木秀次郎(参)
昭27.9.2大野木秀次郎(参)
国務大臣  昭24.6.24
−昭25.5.6
増田甲子七    国務大臣−昭26.12.27(兼)岡崎勝男 林屋龜次郎
(参・民主クラブ)
−昭29.11.24
※15
安藤正純
昭27.4.29-4.30岡崎勝男
昭27.9.2中山壽彦(参)
国務大臣        国務大臣    −昭29.1.14大野伴睦
国務大臣        国務大臣    昭29.1.9
−昭29.4.22
加藤鐐五郎
昭29.6.19加藤鐐五郎
内閣官房長官昭23.10.17佐藤榮作(非議員) (兼)増田甲子七 岡崎勝男 岡崎勝男内閣官房長官 保利 茂 (兼)緒方竹虎 福永健司
昭25.5.6岡崎勝男昭28.3.24福永健司
法制局長官   (昭27.8.1法制局設置)法制局長官昭27.8.1佐藤達夫 佐藤達夫 佐藤達夫
内閣官房次長昭23.10.17
−昭23.12.26
橋本龍伍 郡 祐一(昭24.6.1官房副長官に改称)     
昭23.12.25郡 祐一
内閣官房副長官 昭24.6.1
−昭25.2.16
郡 祐一 井上清一 剱木亨弘内閣官房副長官 剱木亨弘 江口見登留−昭29.6.30江口見登留
昭25.6.20井上清一26.5.25剱木亨弘昭27.8.13江口見登留昭29.8.24谷口 寛
内閣官房副長官 昭24.11.1菅野義丸 菅野義丸 菅野義丸内閣官房副長官 菅野義丸−昭28.3.23菅野義丸 田中不破三
昭28.3.28田中不破三
備考芦田内閣総辞職後、ケーディスGHQ民政局次長が山崎猛民自党幹事長を首班とする挙国連立内閣を示唆した事から政局は空転、漸く1週間後に吉田民自党総裁が首班に指名される。総選挙で民自党が過半数を獲得し大勝。更に保守結集を目指し民主党との連立を模索するが、民主党は分裂。民主党連立派と第3次内閣を組閣。昭和25.2.10に民主党連立派を吸収、自由党と改称し単独政権となる。対日講和会議前に挙党体制確立のため内閣改造。 昭和26.9.8講和条約調印後、初の改造。「吉田学校」の主要メンバーを配置。反主流派の気勢を制する抜き打ち解散を断行。自由党が過半数を維持し吉田茂が首班指名を受けて組閣。追放解除組の緒方竹虎、石井光次郎ら入閣。半年後の昭和28.2.28、吉田首相の「バカヤロー」発言に端を発する内閣不信任案が鳩山派等の賛成で可決され再び解散・総選挙。総選挙の結果過半数を失った吉田自由党は改進党の閣外協力を得て組閣。昭和29.11.24、自由党脱党の鳩山、岸らと改進党の合同で日本民主党が結成され自由党は少数与党に転落。吉田総裁は引退し民主党・左右両社会党提出の内閣不信任案採決前に総辞職。

・氏名に続く( )内は出身党派
薄青字は国務大臣を必要としない役職


※1 10月19日までの間は総理が大臣等の臨時代理又は事務取扱
※2 泉山三六蔵相は院内で泥酔して山下春江議員(民主党)を抱擁した一件で辞任、衆議院議員も辞職
※3 昭24.6.1、中央経済調査庁長官、物価庁長官は、経済安定本部総務長官たる国務大臣をもって充られる
※4 稲垣平太郎通産相、木村小左衞門自治庁長官は民自党への民主党(連立派)吸収合併に反対して辞任
※5 益谷秀次建設相は自由党総務会長就任のため辞任
※6 林譲治副総理は衆議院議長就任により辞任
※7 増田甲子七建設相は自由党幹事長就任により辞任
※8 天野貞祐文相は病気を理由に辞任
※9 橋本龍伍厚相(兼行政管理庁長官)は遺家族援護費を巡って池田蔵相と閣内で対立して辞任
※10 池田勇人通産相は「中小企業倒産自殺もやむを得ない」放言に対する不信任案可決で辞任
※11 廣川弘禪農相は「バカヤロー」発言に端を発する吉田首相懲罰動議採決に欠席したため罷免
※12 佐藤榮作建設相は自由党幹事長就任により辞任
※13 犬養健法相は造船疑獄事件での佐藤榮作自由党幹事長逮捕を阻止する検察庁法第14条(法務大臣の指揮権)発動の政治責任をとって辞任
※14 大野伴睦北海道開発庁長官は自由党総務会長就任により辞任
※14 安藤正純国務相は民主党結成に参加、自由党離党のため辞任

党派別内訳
 民自党民主党
(連立派)
参議院
緑風会
非議員
第二次吉田内閣13
第三次吉田内閣12
第三次吉田改造内閣1自由党
13
第三次吉田改造内閣213
第三次吉田改造内閣313民主クラブ
第四次吉田内閣12
第五次吉田内閣17
・総理大臣は除き、官房長官は含む