ここは過去の「管理人の独り言」の保存版です。


2003.04.21

●品川区長選はおもしろいよ●

20日から統一地方選の後半が始まった。品川区でも区長選がある。立候補者は5名。現職で5期目に挑戦する74歳の高橋久二、都議を4期やって区長選出馬のときに自民党を離党した内藤しょう、共産党で区議を20年以上やっていた桜井恵子、元社民党でなぜか推薦なしの船波恵子、そしてまったくの無所属で立候補した神野吉弘(かみのよしひろ)の5名である(今回は敬称略ということで)。

現職の高橋が強いと言われていて、自民・民主・公明・自由・社民から推薦をもらっている。いわゆる「政党相乗り」状態。だが、さすがに4期もやっていて長すぎ。もし5期目もやることになったらなんと任期中に80歳になる。80歳で多岐にわたる行政の全分野に目を配れることができるとは思えない。単なる議員ではなく区長だからなぁ。発想も硬直しているだろうし。しかしこの高橋区長と教育長の若月氏のコンビは朝日新聞とかアエラとかで誉めまくられている。学校選択制とか小中一貫校とか4・3・2制などの教育面で新しい試みをやっているからだ。しかし朝日系メディアが称賛するというのは、内容も推して知るべし、というところだろう。扶桑社の歴史教科書も若月氏は批判的だったしなぁ。というわけで現職の高橋久二が次も区長というのは勘弁してほしい。ちなみにホームページはなし。

次は内藤しょう。この人は山梨県出身で一時期は金丸信の秘書をやっていた。ということは北朝鮮絡みの話も知っているのかもしれない。少なくとも問題が発覚したときに何か行動すべきだと思うが、当然ながら何にもしていない。ホームページもあるのだが(→ここ)政策の中身は空虚。どうも多選批判しかないみたい。すごいのが「内藤しょうの約束」の「現場第一主義<トップダウンからボトムアップ体制へ>」のところにある<組織構成図>(→直接リンク)というもの。この程度の考えで区長になるつもりなのか!呆れた。是非見てほしい。笑えるから。

それから内藤は1年ぐらい前からポスターを区内のあちこちに貼っていたのだが、そのキャッチフレーズが「判断は、人として・・・」というやつ(もちろんサイトのトップページにもデカデカとある)。なんだよそれ?意味不明である。そりゃなかなか犬や猫の気持ちで判断できないさ。こんな空虚なキャッチフレーズがいいと思ってるんだろうなぁ。馬鹿じゃない? まだまだ内藤のサイトは面白い。「今日のひと言」のコーナーに「公開討論会になぜ、現職区長は欠席したのか」というのがある。品川区長候補予定者による公開討論会が品川青年会議所の主催で4月14日にあったのだ。私も興味があるので行ってみた。内藤も書いているように高橋久二は欠席した。直接対決を避けているのかも。出席した分、内藤はマシ。だけど内容は凄く低レベルで笑えた。なんと区役所の活性化の公約として「職員のサンダル履きをやめさせます!」「名札を大きくします!」「電話に出るときは名前を名乗らせます!」というのである(要は責任感を持たせようということらしい)。馬鹿馬鹿しくて吹き出しそうになった。小学生か?この程度で都議を4期もやれるならオレもなろうかな。結局この程度しか言えないなんて、いわゆる利権政治屋なのだろう。4期も何をやってたんだ?

桜井恵子は共産党で区議をなんと7期もやっている(ホームページはここ)。ある意味高橋区長より頭が固まっているバリバリの共産党員。街角の区長選掲示板のポスターも共産党らしく「イラク戦争反対!」である。もう終わってるって! ズレまくっているなぁ・・・それから例の公開討論会でも「小中一貫校は行政のトップダウンで決められました。真の民主主義が欠けています!」とか「イラク戦争には反対です!平和が大事!」などといつもの共産党。団体名も「あたたい品川区政をつくるみんなの会」だって。かえって冷え冷えするネーミングですな。やっぱり共産党って言語感覚がおかしいと思う。党中央の指示以外何も言わないから当然か。どうせ固定票しかないだろうなぁ。都知事選も共産党は惨敗だったしな。20日には街角で桜井の選挙ポスターを貼っている人を見かけたけど、年寄りしかいなかったぞ。共産党も高齢化が進んでいますね。

船波恵子もいろいろとネット上の情報を集めると凄い奴だ(→ホームページはここ)。年齢は30代と若く、プロフィールにも「青山学院大学」とか「ウェールズ大学」「国連ボランティア」「NGO」「通訳」とかの単語が並んでいて一見良さそうな感じだが、さすがは社民党、ただ者ではない。実はあの日本赤軍、重信房子と繋がっているのだ! 詳しくは「ネット発 声を挙げよう!」という<あいふる>さんのサイトに紹介されている(「品川区長に立候補した船波恵子さんに注目!」というページ)。国民新聞の記事もネット上にあったのだが今探しても見あたらない。しかし産経新聞にはありました! ちょっと読んでほしい。

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

●日本赤軍・重信容疑者事件 6カ所家宅捜索 現職区議関係先も [2000年12月20日 産経新聞東京夕刊]●日本赤軍リーダー、重信房子容疑者(五五)=ハーグ事件の殺人未遂罪などで起訴=が他人名義の旅券を所持していた事件で、警視庁公安部と大阪府警の合同捜査本部は二十日、旅券法違反などの容疑で、六都府県の六カ所を家宅捜索、機関紙やメモ類など計二十七点を押収した。捜索先には、昨年の統一地方選で社民党公認で出馬、当選した東京都品川区の女性区議(三四)の自宅や、重信容疑者が逃亡中にたびたび手記を寄せていた「人民新聞社」(大阪市港区)などが含まれていた。(後略)

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

産経でははっきり実名は書いていないけど「社民党公認で出馬、当選した東京都品川区の女性区議(三四)」とは船波のこと。公安が家宅捜索するのは確実な証拠があるからだろう。世が世なら治安維持法ものだ。こんな奴が区長になったら恥だ! しかし一見、善良な市民派なるものを装っているからなあ・・・・千葉の堂本知事の例もあることだから、ちと不安。選挙ポスターには社民党の社の字もないし。共産党みたいに「戦争反対!」なんてズレたことは言っていないが、公開討論会では区発注事業の入札において「女性を積極的に登用している企業を評価する」なんて、もろジェンダーフリー発言していたし。こいつの正体を区民全員に教えたいぜ!

最後は神野吉弘さん。西村塾の東京支部長だった人で何度かお会いしたことがある(→ホームページはここ)。西村塾とは西村眞悟先生を塾長とする青年達の集まり。これまで議員だった他の候補者と違って、まったく一般の区民として出馬するようだ。しかも品川区の生まれ・育ちで45歳と働き盛り。なかなか若々しい顔だちだ。思想的にはすごく共鳴できる。しかし区政に基盤がないので泡沫候補扱いされそうだが・・・・例の公開討論会に行って驚いた。神野さんがこちらの予想以上にまともでアイディアもある人だったのだ。なんでも品川・大田の中小製造業者が集まった「ビジネス創造協議会」というNPOの監事をしているそうで、今後の区内製造業の振興のために、ナント「水上飛行機をつくろう!」というプロジェクトを考えているそうだ。きっとモノ凄い技術を持った中小企業が品川に沢山あるから、その技術を結集しようということなのだろう。公開討論会で言うからにはそれなりに裏付けもあるに違いない。「水上飛行機」なんてワクワクするじゃないか。水面があればどこでも離陸できるらしいから、海に面している品川区にバッチリだ。単なる保守系の運動家とは違う感じ。頑張ってほしいものだ。

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

さてこうやって区長候補5名をみると、結局応援したくなるのは神野さんだな。あとはねぇ・・・・。さてここをお読みの方はどう思うだろうか、特に品川区民の方。是非選挙に行って、一票を行使しましょう。不在者投票も考えると投票日が1週間あるようなものだし。早速明日にでも投票してくるか。ちなみに2ちゃんでもスレが立っているよ(→ここ)。