経済原則について
ここでは、商品取引(先物取引)が、経済原則から考えて、絶対に儲からないということを書いています。

明日の価格は、誰にもわからない

今日、値が上がって、ある商品を誰かが買ったとします。買った人は、「上がる」と思うから買うのです。それに対して、売った人は、「下がる」と思ったから売ったのです。

売買は、「売り」と「買い」があって、はじめて成立します。商品取引各社の売買方針がみんな「買い」なんてこともありますが、そんな時にも誰かが売っているのです。そして売る人は、その時点で、「もう終わり」と思っているのです。

明日の値段を予測するよりも、絶対に儲かる話があります。それは、人に売買を勧めて手数料を取ることです。これなら安全確実で儲けが期待できます。

商品取引の会社も売買をしていますが、それでは儲けることはできないと私は思っています。「新規顧客には、常に買い注文を出させているから、会社は、自己玉で、売り注文を常に出すことによって儲けている」という人もいますが、それもないと思っています。だって、売り注文を出しても、いつか買い注文を出さなくてはいけないのだから、同じだと思います。最終的に売りと買いの数は同じになるのですから。ただ、暴落の局面でも平気で新規顧客に買い注文を出させるので、わざと客に損をさせている印象が強くなるのだと思います。

市場での売買は、手数料なしとして、永遠の時間があれば、必ず、損得は、なくなるはずです。ただ、これは、理論上です。統計にばらつきは必ず生じるので儲ける人と損する人は出てくるでしょう。

「商品取引会社が本気で資金を運用したら、必ず儲かる」というようなことはありえないと思います。だって、本当に儲かるのなら、そんな個別にお客を集めなくても、定額配当のファンドを作ったらいいじゃないですか。そんなもの聞いたことありません。

もうひとつ。「外務員が本気出したら必ず儲かる」なんていうことはありせん。よく考えて見ましょう。必ず儲かるのなら、外務員は、仕事やめて自分で売買します。何かのめぐりで、たまたま「最近、よく当たるな」ということはあるかもしれません。でも、明日のことは、誰にもわかりません。禁止されている売買に手を出して終わったまぬけな外務員の話って聞きますよね。

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