先物被害者は裁判をしよう

裁判は恐ろしくないです。勇気をもって裁判しましょう。以下は、たまたま先物取引の裁判を見た人の感想です。この書き込みが価値あるのは、被害者でも、外務員でもない中立の立場からの証言だということです。

先物@2ch掲示板「コムテックスってどうよ」より

49 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/12/01 11:12 ID:+EN1ovt9

この前、民事訴訟法の勉強のために裁判の傍聴いったらこの会社の裁判やってたよ。
事件はコムテックス側から手数料諸々の金を払えと相手を訴えていたもの。
金額は900万くらいだったかなあ。
それに対して相手の人(被告)は、コムテックスの社員が勝手にやったことだから自分は
払う必要はないみたいなことを主張してた。
その相手の人はかなりのエリート。
いかにも真面目そうな人だった。
社員が3人(実際に取引に携わっていた平社員、支店長、もっと上の人)証人として呼ばれてた。
その人(被告)はそれまで株とか投資信託とか一切やったことがなかった人だったのと、
被告の弁護士さんがなかなかのやり手で第一印象は俺もコムテックスの社員が勝手にやったんだなと思った。
ただ、コムテックス側の弁護士さんも恐ろしいほどのやり手で、
「勝手にやったんなら金払う必要ないだろう?何で払ったんだ?あんたバカ?」
という感じのことを色々な質問や証拠から引き出していってたね。
的確すぎるほど的確な上にどんどん被告を追いつめるような問い方で被告の人が気の毒だった。
最後の方は被告も逆上してたんだけどそりゃそうだよなあと思った。
この原告の弁護士さんがが被告の証人尋問をしているのを聞いたら今度は「払わないとダメだろうなあ・・・」という心証に変わった(w
50 :49 :02/12/01 11:13 ID:+EN1ovt9
(続き)
コムテックスの平社員がいかにもバカそうで説明も下手くそだったから絶対こいつに原因があると思った。
法廷でウソの証言して被告の弁護士さんに見破られてたしね。
俺はこの板も今日はじめてきたので先物取引って分からないんだけど、
売りとか買いを頻繁に切り替えて(?)手数料を稼いだり、
被告の承諾なく取引を勝手にやってたりしてたのは間違いないみたい。
あと、取引を終了させてくれとの指示も無視して終了させずに続けさせてたのも。
昼間も職場に電話を頻繁にしてたみたいだし会社の印象としてはかなり悪かったね。
ただ、被告の人は勝手にやった取引だと言っているのに証拠金とか(?)お金を払っちゃってて(部分部分の取引でだけど)
これは事後とはいえ承諾したことになりそうだなあと思った。
会社の方針として取引の電話をテープに録音してなかったのかと被告の弁護士さんに
問われたときに平社員は「知らない」と答えてたから多分録音してそうだね。
今取り引きしている人は気をつけた方がいいよ。

一番いい方法

最初の損失が出たときに、裁判をするべきでした。最初の追証がかかった時に、「そんな話は、聞いていない。裁判する」が正解なのです。もちろん外務員は、「追証の話もしているし、契約上は問題ない」と言うでしょう。でも、それは本質ではありません。自分が先物取引の不適格者だと認められ、全額返還される可能性もあるのですから。勝算は十分にあります。

仕切り拒否についても同様です。最初、「もうやめる」と言って、相手が、なんだかんだといったら無視して電話を切って、そのあと仕切っていないことを確認したら、すぐ裁判するのが正解です。こちららの注文を、故意であろうが過失であろうが通していないのですから、もうそんな会社とは取引を継続する必要はありません。あとは、損害賠償の請求をするだけです。

もちろん、唐突に裁判をするのではなくて、最初は、お互いの置かれている状況を把握するために冷静な話し合いをするのです。もちろん、そこでの話し合いは、裁判への道のりとしての交渉ですから、相手には、脅してもらったりすかしてもらったりという誠意のない態度を繰り返していただいてもらったほうが有利になります。それに対して、こちらは冷静に、「相手が現状をどのように考えているか」ということを聞き出すことに全精力を使い、争点が明らかになれば、「これまで、いろいろな交渉をしてきましたが、あなたたちほど、誠意のない方は初めてです。これ以上の交渉は、私の身に危険が及ぶ可能性も否定できません。私自身の生命を守るためにも今後の交渉は、場所を裁判所に移したいと思います」と伝えればいいのです。

外務員は賢くありません

外務員になる人間は、あまり賢くありません。どちらかというと大学時代を無目的に過ごし、就職戦線に乗り遅れて気が付いたら就職テレコールに引っかかり、先物会社に就職していたという人間です。また、会社内は、完全に体育会(大学の運動部)ののりで、毎日大声を張り上げてテレコールしているだけで、夜は毎日飲み歩き、新規が取れたらキャバクラにいくというのが一般的な外務員の姿です。毎日、ロボットのように働いているだけで、頭の中は、霧がかかっていて、「もう辞めたい」といつも思っている人たちです。ちなみに平均して、2年で総入れ替えです。

外務員は、人生経験が欠如しています。普通の営業マンは、日経新聞を読んでいます。他業種の企業情報を手に入れて、とりあえずは、雑談から始まり、相手の話題にあわせて話しながら、「こいつ、けっこう、おもしろいやつやなあ」とか、「けっこう、賢いやつやなあ」とか思われるように努力します。「契約が取れなくても、顔見知りになってもらっていたら、また何かの時には・・・」というのが営業の基本です。でも外務員は、電話では、「日経新聞読みましたか?」と言っても、自分では、読んでいません。外務員は、テレコールを1日300回しています。1時間話しても2時間話しても全く同じ内容を言うだけです。要するに外務員は、1時間分の先物に関するセリフは覚えていますが、それ以外のことは、全く何も知らないのです。

最初に外務員と話をしたときには、賢そうに見えました。でも、外務員は、すべての知識を最初の1時間に出し尽くしていて、それ以上の知識は何もありません。だから、「裁判」と言えば、「怖い。怖い」と思っています。そんなレベルの人たちです。

先物被害の裁判とは

普通、会社相手の裁判って、難しいと思いますよね。会社って、損得抜きで、名誉をかけて戦うという感じがしますよね。有名な裁判になると、行政が、企業に味方することもあるし。それに対して、先物会社の裁判の姿勢は、中途半端です。また、行政も先物会社を助けないし。はっきり言って、先物会社の裁判って、「負けたら金払ったらいいじゃないの」というレベルで、会社全体が取り組むという雰囲気はありません。支店長や外務員が出てきて、ぼそぼそ言っている場末の裁判です。ちなみに支店長も20代だったりします。20代の支店長というのは、客殺しが得意なだけで、人生経験は著しく欠如しています。

まあこれは、裁判が、「会社を告発する」というものではなく、個別の売買に関して、被害者の救済を目的としたものなのだからそうなってしまうのです。裁判対策のマニュアルなんてありませんよ。裁判というのは、一つ一つが別の事例だから、マニュアル化しにくいのです。弁護士とロールプレインくらいはしているとは思いますが、実際には、お互い泥仕合の裁判で、ドローの引き分け、過失相殺5割なんていうことが多いです。

どうして裁判が少ないの?

先物会社に対する裁判は異常に少ない。その理由は、勝てないからではありません。もともと先物会社の被害者は、性格的に穏やかな人が多いのです。だって、「テレコールを1分以内に切らなかった」というところから被害は始まったのです。裁判が好きな人、そういった闘争精神の強い人が、テレコールに根負けするということはないでしょう。それに、裁判好きな人なら、最初の追証の時に大騒ぎになると思います。ところで、そういう最初の追証で大騒ぎをしたときに、先物会社はどんな対応をしているかなんて誰も知らないんです。たぶん、外務員も知らないと思います。普通の人ではダメですが、被害者の依頼を受けたある人物が支店長に電話をすると、「あーら不思議、全額戻ってきちゃった。でも内緒よ。このこと」なんてことは、決して、それほどめずらしいこととは思いません。その電話の主がどういった方かは知りませんが。根拠は、帳簿上の未収金の金額の大きさです。会計士でもない私が口を挟むのはいかがなものかと思いますが、素人目に見ても、会計があいまいな気がします。このことについては、外務員の方も、内勤のものを馬鹿にするのをやめて情報を流してもらうほうがいいですよ。

話がずれてしまいましたが、これだけの被害を出しながら、裁判が異常に少ないのは、第一に被害者が無知だから、第二に被害者の性格的なもの、第三に被害者に裁判の資金がない、第四に先物会社が裏取引をしている(水面下の示談は多い。まけてもらったという話はよく聞く)だと思います。

弁護士ってどうなの?

外務員とあなたの裁判に関する知識は、現在同じくらいです。すなわち、両者ともゼロ。向こうには、弁護士がいます。別に悪徳弁護士ではありません。契約して通常業務として弁護士をしているだけです。白を黒に言いくるめることなんか考えていません。外務員は最初に味方の弁護士と接見してびっくりします。何と言っても冷たい。そして、事務的。いやーな雰囲気。でも、裁判所ではちゃんと仕事をしてくれます。でも、それは、後から聞いたら、いつも同じことを聞いているらしい。なんじゃーそりゃー。

被害者は弁護士の選定を注意しましょう。弁護士は、債権回収一本という人が意外と多いです。もちろん、儲からない刑事事件を趣味で担当している人もいますが。弁護士の中には、「ぼくは、今まで、一度も刑事事件を担当したことありませーん」なんてことを自慢する人もいます。そんなわけで、弁護士と医者は同じで、免許は一つだけど、きわめて専門性が高いです。なんでも引き受けるゼネラリストがいたら、とんでもないヤブです。弁護士の中には、やくざに名義貸しして仕事しないで暮らしている人もいるんだから。

交通事故の患者を眼科や皮膚科に連れて行ったら、診療拒否されますよね。弁護士も同じです。特に弁護士の場合、困ることは、30分で5000円稼げるのです。だから、専門外の人は、「裁判したくないから、1割と言っておこう」なんていうこともあります。医者だってそういう言い方するでしょう。ガンの末期の患者が、あと半年で死ぬと思っても、万が一のことを考えて、「あと1ヶ月です」と言ったりして。半年後に、「先生の手厚い治療で、余命1ヶ月だったのに半年も生きてありがとうございます」といわれたりして。そんなわけで、先物の裁判が好きな弁護士に出会わないと勝つ裁判も負けてしまいます。それが一番のポイントです。

裁判をしよう

小さい先物会社でも年間500〜600人の被害者を出しています。それらの人の全員が裁判を始めれば、その会社は間違いなくつぶれます。裁判に勝たなくてもつぶれます。だって、社員が全員1人当たり、4〜5の裁判を抱えるのだから、それじゃあ、仕事にならないし。そんなわけで、裁判こそが先物被害をなくす一番の方法です。

金銭上のトラブルって、お互いが満足すれば、どのように一方が不利であってもかまいません。すなわち、警察も国家権力もそういうことには中立を保ちます。だから、どんなに損をしても、被害者は、「ありがとうございました。いい勉強になりました。つきましては、外務員さんに100万円贈呈します」と言って引き下がっていいのです。

ところが、そういって、被害者がみんな黙ってしまうと難しい問題が起こります。それは、裁判を始めた人が特別視されるということです。これは一般社会の中だけでなく、裁判の判決にも影響を与えます。すなわち、裁判を起こすというのは、損したたくさんの中で一人だけ、異議を申し立てているということになり、そのような事例に対して、裁判所は、「みんなが損して満足しているのだからあなたも満足しなさい」という判決を下します。

このようなことがつもり積もって、経済犯罪に対して異常なまでに寛容な日本の司法構造ができあがりました。アメリカでは全く逆です。あまりに裁判が多くて、結局、経済犯罪に対して異常なまでに厳しくなりました。しかし、最近の傾向を見ていると割合と被害者に有利な判決が下りているような気がします。一部に、「経済取引についての無知から、とんでもない判決を出した」というような批判をする人がいますが、たとえ発端はそうであっても、被害者に有利な判決がおりはじめるとそれが、定説というように変わっていきます。これが裁判の面白いところです。だから、裁判をするということは、自分を救い、また他人を救うことになります。そして、そのような努力によってしか、世の中は変えていくことが出来ないのです。

みなさん、勇気を持って裁判をしましょう。そして裁判が終わったら、その話をホームページに立ち上げましょう。裁判での勝利は、永遠に語り継がれるものです。例え負けても、相手に十分な打撃を与えることが出来ます。勝ち負けに関わらず、裁判は、正義の実行です。みなさん、正義の力を信じて下さい。

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