〜保険屋さんとのトラブル〜


 保険屋さんとのトラブルがありました。ささやかな物ですが、契約内容や金額によっては大変な事になりかねない内容です。みなさんにも注意して欲しいと思い、自分の恥を顧みずにトラブル内容を不特定多数の方に公開します。
 また、この内容はその保険会社自体を非難する物ではなく、私の契約を担当した営業員に対してのアンチテーゼであることを、はじめに断っておきます。ですから、この保険会社の名前を公開するつもりはありません。
 この実話を元に、みなさんが何らかのビジネスで契約するときの注意事項になってくれれば、このページの目的は達せられたと考えています。

 なお、この話は私の主観に基づいて進めている物ですから、もし、逆に私に対して疑問や非難があれば、メール(yukiji@geocities.co.jp)でも掲示板でも受け付けます。是非、みなさんの客観的意見を伺いたいです。

ゲストからのレスポンスはこちらをどうぞ。

1998年11月26日
 昨日、保険屋さんと契約している医療保険についてもめました。
 私は当初、「無配当掛け捨て。保証期間終身。入院日額1万円。全期型。」を希望していました。これなら一生涯使えるし、かなりの広範囲なアクシデントにも対処しうると思いました。しかし、「無配当掛け捨てはない、5年ごと利差配当。保証期間は当初契約時は70才まで可能、その後80才まで更新可能、さらにその後終身以降可能。入院日額1万円可能。全期型可能。」との返事。多少希望とは異なりますが、それでも十分と考え一生の買い物として契約しました。しかし契約後に届いた保険証券と約款をみると、更新は80才までとあり、「終身」と言う言葉は出ていません。さらに、どうも5年ごと利差配当ではなく保険証券には毎年配当のニュアンスで書かれています。これを再び問い合わせると、なんと「終身には移行できない。5年ごと利差配当と毎年配当では大した違いはない。」と言われ、一言も謝罪がありませんでした。それどころか、「そこまで細かく言う人は初めてだ。終身と言うが、あなたはそこまで長生きするつもりか?」とまで言われ、非常に腹が立ちました。もう最悪です。
 こちとら、総支払額200万円以上にもなる、長い人生でも最高レベルの買い物です。それを、ひとつのビジネスとしてお互い契約したのです。それを、「大した違いではない。」だの、「そこまで細かいことはどうでもいい。」だの、そのような言い方があるでしょうか?!

 別に私は欧米かぶれではありませんが、彼らから見ると日本では契約を甘く見る傾向があるそうです。例えば日米では定期預金の金利に大きな差があります。これは投資をかじったことのある人であれば、常識でしょう。しかし、この原因は日米の金利の環境の違いだけではないようです。日本では定期預金をしても途中で解約する人が多いが、欧米ではそのようなことは少ないようです。「一定期間解約しない代わりに、高い金利をつけるものとする」と言う契約を、日本人はいとも簡単に破棄してしまうのです。注意深く探せば、「中途解約できない外貨預金」が存在するのも、そう言った背景があるはずです。

これからの対処

 ここまで色々書いて、「では、ゆきじはどうしたいの??」と思われるゲストもいるでしょう。
 私としては、5年ごと利差配当&終身のつもりで加入した(と言うより、保険を買った)ので、そのようになればいいのですが、それは存在しない以上、どうにもなりません。しかし、この保険会社の財務は確かに良好で、それを強みにこの医療保険を開発しただけあって、いい保険です。ただ、営業員との契約前後にわたる説明が悪かっただけです。そこで私としては、

 1.契約前の説明不足、及び、契約後の暴言に対する全面的な謝罪。
 2.契約内容を、5年ごと利差配当に変更。及び、入院日額5千円に減額。
 3.営業担当者の変更。これが一番重要!! もう、あなたとはつきあえません。

 これで、妥結したいと思います。すでにクーリングオフの期間は過ぎているので、いままで払い込んだ保険料が戻ってこないのは仕方ありません。
 担当の営業員が言うには、「あなたの言うような保険は存在しない。あればパンフレットを送って欲しい。」とまで言うので、私は片っ端からパンフレットを請求中です(本来なら、それこそこんな手間はその営業員がすることだ!)。終身の医療保険など、今時すでに発売されています。通販すらあります。その営業員がどれだけ今まで勉強不足で、ぬるま湯の環境に浸かっていたかが良く分かります。


1998年12月3日
 昨夜、再び担当者の人と話をしましたが、もう言い訳がましいことばかりで、相変わらず何もこちらの気持ちを汲んでくれる一言がありませんでした。こちらとしては、それでもある程度気に入っている保険なので、最初に一言さりげなくでもいいから、「ご迷惑をおかけしました」と言って欲しかった。そうすれば、継続してもいいと考えていたのですが、とうとう我慢が出来なくなって怒鳴りつけてしまいました。
 それでやっと、「誤解を与えてしまいました。」と言う意味の言葉を引き出しましたが、それでも「嘘を言った」「交渉時と契約書の内容が異なっていた」ことは認めさせることが出来ませんでした。担当者の変更も「担当者は私しかいないので」と切り返され、どうにも行き詰まってしまいました。
 それでも担当者の人は、まだ諦めがつかないのか「毎年配当と5年ごと利差配当では殆ど変わらないから。」と、どうしても毎年配当を契約したがるのです。しかし、それは交渉時に話をすることであって、契約後にそんな話をされても意味がありません。詐欺紛いです。確かに交渉時にも「毎年配当と5年ごと利差配当では大きな差はない」とは言いました。しかし私は絶対に「なら、毎年配当で契約する。」等とは言っていないはずです。又、「それでは毎年配当と5年ごと利差配当はどれくらい違うのか」と質問しても、口上で「数十円程度」と言うだけで、実際に見積もって「毎月の保険料はこれだけです。どうでしょう、毎年配当と50円しか変わりませんよ。」等と数字では示してくれませんでした。これは、昨夜の電話でも同様でした。
 こんないい加減さでは、一生の契約は出来ません。一応、「5年ごと利差配当に変更できれば、継続しても良い。出来なければ解約する。」とは言ったものの、担当者も「それは難しい。おそらく変更は不可能だ。一応、確認はするが解約の方向で考えておいてくれ。」と言われました。
 どうなんだろう、毎年配当を売った方が、営業成績に良い影響を与えるのだろうか??
 株式投資でも保険でも、いろいろなトラブルを聞きます。そして私は出来るだけトラブルを避けるように、行動に移すまで長いときは半年ほどじっくり考えてから行動に移します(※株式投資で損失が出るのはトラブルではなく投資の未熟だよ)。今回の保険選びも国内生保2社、ひらがな生保1社、外資系生保1社を比べて2,3ヶ月かけて選んだ物です。
 それでも、このようなトラブルが発生してしまいました。
 原因としては、「自分の目で確認すべき所を、営業員の言葉を信用してそのまま鵜呑みにしてしまったこと。」でしょう。
 それ以外にも、保険でよく聞くトラブルとしては、
1.途中で保険料が上がった。
 更新時に保険料が上がることを、事前に営業員が説明しなかった。パンフレットには小さい字で書いてあるだけだった。
2.入院給付金が出なかった。
 入院給付金には「8日以上継続したとき1日目から」とか「5日以上入院したとき5日目から」など、条件があります。その説明がなかった。
 このようなところでしょうか。幸い、私はそのようなトラブルには巻き込まれたことはありません。

 これから金融ビッグバンが進み、預貯金・投資・保険にも自己責任が問われるようになります。しかし、会社側の社員にも、そう言った教育・研究が必要なのではないでしょうか?? 消費者にだけ負担の掛かる金融ビッグバンには用はありません!!(激怒)


1998年12月18日
 昨夜、やっと解約書類が届きました。書類が請求して届くまで2週間です。この時間は早いのか遅いのかは分かりません。そして、添付されていた便せんに「失礼しました」と書かれていました。先日の電話での「誤解を与えてしまいました」と言う言葉よりも、進歩があったと見て良いでしょう。
 そして今朝、必要事項を記載した解約書類と、保険証券、保険料払い込みがいつまでなのかを確認するための便せんを同封して、担当者に発送しました。これで、終わりにしたいものです。
1998年12月24日
 やっとこのトラブルも、終息に向け一気に突き進みました。21日の夜には、営業所の方から謝罪と今月分の保険料の返還を伝える電話がありました。
 その間にあった事をダイジェストで紹介すると・・・・・。
 18日に私の担当者のいる営業所に解約書類を発送したのと同時に、この会社の本社の方にも苦情として今までのトラブルの経緯と、参考としてこのホームページをコピーしたものを発送していました。別に、何か謝罪や今までの保険料の返還を求めたものではなく、ただ単に消費者の視点からみた保険契約というビジネスの捉え方を示してみました。
 すると、休みが明けてすぐの21日に担当の営業所から電話があったのです。おそらくこれは、最速のレスポンスです。本社に文書を送ったのが18日の金曜日。すぐ土日と休みに入って、私の文書が本社で読まれたのは、一番早くて21日の月曜日です。しかし、その月曜日には営業所の方から電話があったと言うことは、月曜日には私の文書が本社で読まれ、その日のうちに営業所に連絡がいったと言うことです。
 さて、その営業所からの電話での内容はと言うと・・・・。
 まずは、丁寧に謝って下さいました。この丁寧な謝罪のうちの1割でも、担当者が言ってくれれば私も怒鳴ることはなかったであろうと思うほど、丁寧に誤って下さいました。私としては、もう保険契約を解約さえ出来れば良かったので、今更謝ってくれても仕方ないのですが・・・・・。しかし、今月分の保険料の方は本社の方から返還してくれるそうです。
 但し、こちらにも反省すべき点はあったようで、契約書を書いたときのことを覚えていないのです。つまり、契約書に名前を書くときに、その内容を確認していない可能性があります。まぁ、何ヶ月も前に書いた書類の内容なんて、覚えているはずありませんが・・・・・。
 あとは解約の確認が取れたら安心です。
1999年1月14日
 先月分の保険料の返還を受けました。これで、今回の保険に関するトラブルは決着したと見なしたいと思います。
 今後は、ちゃんと自分で調べることを徹底したいと思います。はぁ、疲れた〜。
ゲストからのレスポンスです。

11月26日 Kさんより

ゆきじさん

保険屋さんとのトラブル読ませていただきました。
私も数ヶ月前、契約内容についてもめたことがありました。
5年ごと利差配当つきのモノを勧められたので内容を確認し
払込金のことを考えて、全期型を希望したにもかかわらず
大した差は、ないと更新型を強く押すので押しに負け加入したのですが
年々保険料が上がる説明もなく、あとで言ったら、説明したの一点張り。
 確かに、更新型も全期型も「相対的」には大差ありません。例えば、100万も110万も五十歩百歩です。保険屋さんが言うのはそのあたりでしょう。しかし、「絶対的」な差、つまり110万−100万円=10万円は契約者側から見れば無視できません。また、全期型は更新型と違って保険期間中はずっと保険料が一定なので、そういった安心感がかなり重要なポイントとなります。

結局解約してしまいました。
私もその時、「いろいろ加入してから言うお客さんも初めて」と
言われてしまいました。
 そのようなセールスマン(セールスレディ)とは、付き合う価値はありません。彼(彼女)は、おそらくKさん以上に保険に対する認識(保険は住宅、教育についで、人生で3番目に高い買い物)が浅いためにそのような発言をするのでしょう。今は金融が大きく改革されるだけでなく、日本全体のシステムも変わろうとしている時代です。その環境を察知できず、今まで通りに適当に保険を売っていれば、このようなトラブルが起きるのは必死です。これは、私の担当の営業員にも言いたい!!

多くの人が契約内容も理解できないままに加入させられていると思います。

保険会社の勧誘システムもっと考えて貰いたいと強く思いますし
人に勧めるからには、もっと勉強もしていてほしい。
こんなトラブルから身を守る!?には、やはり、自分のことは自分で守って行く
しかないのでしょうか。
 当面は、色々勉強して自己防衛能力を高めておくしかないのでしょうね・・・。(溜息混じり) もう、自分自身しか信じられないのか??
 他にも、「ペイオフ」を知らない営業担当とか、「今なら特典がつきます!」と言って、タオル等の景品を持ってくる浅はかな営業職員は、21世紀になっても存在します。


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